tokyo smiling
東京輪行2日目っ!!
・tokyo smiling
神田川沿い、肉の万世近くのホテル・ヴィアイン秋葉原にステイ。去年11月の輪行時にも宿泊し、高層階から見えた綺麗な朝の神田川が印象的だったので今回も選択したのだが、残念ながら今回は低層階だったため周りのビルに塞がれて見られず。ちとがっかり。
この写真でわかると思うが、隣にメイドカフェ・メイドリフレがある立地。しかし行ってません、行けません(笑)。
どうも空腹で目が覚めたのが朝4時過ぎ、喉の渇きがひどかったが、買い込んでいたのがパワードコーヒー。飲んでしまったらより一層目が冴えてしまいそうで、水道水で我慢。持っていったYOGA TABLET 8をiPhoneテザリングでネットに繋ぎ、ニュースを斜め読みながらゆっくりと朝が来る。
少しうつらうつらしながら一時目を閉じ、朝食サービスの時間になって食堂へ。東京のビジネスホテルはこんな感じか、という簡単なバイキングスタイルの朝食。余り重たいのは受け付けないので、却ってこれくらいがありがたい。
朝9時半過ぎにチェックアウト。とは言え近郊の店もやってるか微妙な時間なので、朝の東京を散策することにする。
2年ほど前からこうした輪行小旅行を度々行っていて、メジャーなランドマークを回ったりしているのだが、そういえば改装した東京駅は見てなかったなぁと思い。
通勤ラッシュ時間を避けた時間で。この時点でも10時前。
クルクルと周辺で迷い、そうだ日本橋のローロさんに向かってみよう、朝10時半開店っぽいしとの事で日本橋方面へ。
お江戸日本橋。いつもはスルーして通過してたんだけど、実は前からここの景色で気になるアングルが。
劇場版パトレイバー2の劇中、事件の首謀者である柘植が南雲を呼び出し邂逅した運河のシーンに出てきた感じの場所なんだよな。東京はこうした場所が無数にありそうなんだけど、自分のイメージとしてはここがしっくりきたのです。ちなみにモチーフは浜松駅近く浜崎橋JC下だそうです。
さて、結局ローロさんは10時半過ぎになってもまだ開店準備っぽかった(店のスタイルから平日朝から開店時間にいきなり客が押しかけるのを想定していないだろうし)ので、一旦秋葉原に戻る。ヨドバシ前のロータリー横に設置してある自転車ラックにヴォルケシェッツェ号を預け、徒歩で秋葉原の空気を感じに歩く。考えてみたら、この時間帯にこの辺を歩いているのは、俺と同じようなシフト勤務の休みの人とか大学生?とか外人さんとかなんだろうな、とか想像しながら客引きのメイドさんを横目で見ながら歩く。
値段も凄いが需要はあるのかコレ。実物大ポスターとのことで、高さ90センチ近くのネオ・ジオング。できればユニコーンは小説版と同じくシナンジュで決着付けて欲しかったなぁ。明日でもepisode7見に行きたいなぁ。
ひとしきり歩いて正午。秋葉原に来ていつも食べるのが、ヨドバシ横の権米衛さんのおにぎり。今回は梅干しと焼きタラコ。結構なボリュームが有りふわっとした握りのため、箸でいただく。
どうも秋葉原に来たらドクターペッパーかMAXジョージアを飲む自分ルールが存在する。今回は外気温25度前後だったので、ドクターペッパー。だってMAXジョージア、ホットしかないんだもん。
腹ごしらえして、そろそろお台場へ。昨日は韓流ライブのためGFTに入るのを断念したけど、今日はなんもないだろうと。帰りの羽田アクセスもリムジンバス発着ポイントがダイバーシティ東京の付近に数箇所あり、都心から乗るより運賃も安いため最適と判断。
昭和通りを南下しながら移動するのだが、いかんせん路上駐車がやはり多い。まったくレクサスとクラウン(マジェスタ)と(以下略)。その上後を確認しないでドアは開けるわいきなり発進し始めるわ無駄にでかい車体なんだからもちっと気ぃ遣って動かせよと。
築地方面に抜ける考えでいたのだが、再度ローロさんに寄ってみようと思い日本橋で一旦昭和通りを外れる。しかしてさてなにも買わない予定なのに冷やかすのもなんだかなぁと思い直したのが運の尽き。何故か人形町方面へ進んでおり、久松町辺りで方角が違うことに気づく。清洲橋通りに入り江東区へ。永代通りを経由して徐々に軌道修正、清澄通りを直進してようやく晴海通りに合流。ここまで来たら後は道を覚えている。地方出身者には東京はやっぱり難しい(笑)。
晴海大橋を超えて遠くにレインボーブリッジを望む。海風もそんなに強くなく、若干曇りの強すぎない日差し。ストップアンドゴーは多いけどいい運動。
14時前にダイバーシティ東京到着。昨日と打って変わってまばらな観光客。
とは言え限定ガンプラを買う気もなく(先日の「ケロッ!とマーチ」(http://rosso13.hatenablog.jp/entry/2014/05/06/235857)参照)、新しいアイテムが出てるかとガンプラミュージアムをチェックし、1時間ほどで撤退。日航東京にてリムジンバスを待つ。ドアマン(ベルマン?)の方にリムジンバスの時間を確認し、乗車手続きをしてもらう。むう、やはり対応がしっかりしてるなぁ。顔が若干イジリー岡田氏に似ているのがなんとも(笑)。
帰りの輪行準備を3分ほどで終えて予定通りリムジンバスで羽田1タミへ。空港内での移動もコレこの通り。
ブロンプトンならハンドルを伸ばしてキャスターで転がすんだろうけど、bd-1のポーターはバランス的にシートポストを伸ばして押し歩く方が安定する。輪行袋を引きずるのが少し難点だけどね。
チェックインを済ませてbd-1を預ける。対応してくれたグランドホステスの方は実習生の文字。ごめんね、面倒な荷物預けちゃうねと話しかけつつ、心の中で頑張れと。
帰りはいつもゲート後のCAPTAIN'S MARKETに立ち寄り立ち読み、おみやげを物色し、新千歳行きのシップが駐機するスポット(大体18番とか17番)までひたすら歩く。今日はやたらと客が多い気がする。
ゲート案内の列にバンバン割り込む高齢の…いやはっきり言おう、ジジババに少しムカッとしつつ、機内最後方の座席へ。意外と静かで後に人がいないから気兼ねなく座席も倒せるので、急がない旅ならオススメ。
機内では3歳の子供を連れた母親が、空席だった自分の前の席に移ってきた。好奇心旺盛な3才児を気にして、元の席から周りに迷惑をかけにくい空席に移ってきたのだろう。確かにうるさい(笑)。自分と反対サイドのサラリーマンがしかめっ面で新聞を読んでいる。
とは言え甥っ子も同じくらいの年、仕方ないかと思い直し、「ちゃんとお母さんの言うこと聞いて座ってないと、ビヨーンって飛び上がっちゃうぞ~」などと諭しつつ、CAさんを交えて周りの大人を巻き込んでお相手。おじさんこういうことも自然とできる年になっちゃったか(笑)。
定刻より若干遅れて千歳到着。携帯には、電源を切った後の時間で嫁からメールが。嫁の好物である芋ようかんも買ったし、さて日常に戻るか。
旅の終わりは少し寂しさを感じるものの、いつか日常に戻るからこそ旅は楽しい。
通院のため少し帰宅が遅くなる嫁を、空港から帰るその足で途中まで迎えに行く。やはり昨日は一人で寂しかったようで、夕食を食べながら「やっぱり君がいないと私はダメだなぁ」とポツリ。うん、俺もだ。
旅は楽しい。でも、嫁と付き合ってから一人旅が少し物足りなくなった。いろんな景色を見せたくなった。多分俺のペースに合わせると大変だろうけど、同じスピードで同じ景色を見たいと思うようになった。
独りになって、二人を確認する。そんなプロセスが、自分には必要なんだろう。
次はいつ、旅にでようか。
というわけで、東京輪行の巻、今回は終了。
ちなみにタイトルの「tokyo smiling」はcapsuleのこの曲。