風の坂道
今日はもうひとつ行ってきた場所が。
・心の故郷
心の故郷たる小樽へ。今日は道央圏風は強いがなかなかの晴れ。先の映画を見終わって14時、札幌から移動して小樽着が15時過ぎ。手宮のホーマックにN-ONEを停めてbd-1、出撃。
1ヶ月を切ったグレートアース富良野。今年は去年と逆回りであり、しかも85kmも115kmも両方共序盤に麓郷の森を回るヒルクライムコースがある。去年、美瑛の手前で出現した丘で相当坂が苦手なことを自覚し、本番の前に「お参り」する意味で小樽の坂に挑む。
最初は名もない住宅街の坂。8割まで登ったところでストップ。
伝わりますか? 伝わらないですね。この上に後20mくらいあるんだけど、斜度が半端じゃ無いのです。
ね。ここから水平距離で家2軒分くらいなんだけど、斜度がコレよりもきつくなるのです。冬場どうやって生活してるんだコレ。
とりあえず下山し、運河沿いを走る。冒頭の写真はお馴染みのよくイメージで使われる案内所横の写真スポット。中国・韓国と思われる観光客がごった返していた(写真の時は人の切れ間で結構待った)ので早々に退散。
さて、本日のメインはここ。
ドラマのロケも行われた、小樽は地獄坂。我が母校につながる坂でございます。
当然乗ってる時は足をつかないので精一杯だけど、中腹にバス通への分岐となる交差点があり、どうしてもそこで一時停止。斜度10%の坂で再始動は苦行の域。そして現れる「坂の上の坂」。
※2014年5月6日撮影の参考画像。桜は現在散っています(笑)。
これは上の写真の出発点から1キロちょっと登ったところ。後目測200mくらいなのだがここから少し行った商業高校入り口を超えたところで断念。
実はこの時、昼に何も食っていないためヘロヘロ。水だけで挑んで足も回らなくなったので涙を飲んで断念。俺の根性なし!!!
さて、ここからダウンヒルとなるんだけど、とにかく斜度がきつい。その上で若干の砂が散っており、コケたら即終了の気配を感じながらも下る。何にもペダルを回さなくても45km/hを超えている。そりゃ登るのキツイよねこんな坂。
下りは2分ほどで終了してしまい、坂アタックは終了。後は普通の観光スポットをクールダウンがてら流しつつ。
こんなスポットのフレームを左に向けると、
お父さんが預けられてしまったりするのです。
左にルタオ、右を向けばオルゴール堂、ここは小樽メルヘン交差点。右を向いたらこんな感じ。
この後運河沿いの国道5号線を手宮方面へ向かう。歩道が石畳なので却って車道の方が走りやすい。途中自転車タクシー(修学旅行の女子高生?を4人乗せていた)を加速して追い抜いたところ、後ろから「速ぇ!!!!」という運転者さんと思われる叫び声を聞いた。メーターを見たところ、平坦で40km/h程度出ていた様子。まだ加速中だったのでそのまま9速まで持って行くと、最終的に48.8km/h程度まで上がった。ロードの速度域では大したこと無いかもしれないが、18インチの小径車なら十分か。
往路のものだけど、旧手宮線跡地にて。
先の運河を西側に進んだところ、竜宮橋。観光客は一人もおらず。
それでも、生活運河としての風景はもしかしたらこちらの方が風情あるかもね。
こんな感じで1時間少々、駆け足の小樽自転車散策は終了。激坂、いずれリベンジしたいなぁ。
ちなみに、ロードを持って行こうとすると気合を入れないとならんだろうけど、bd-1の場合だとこんな風に車に収まってるのね。
去年バージョンだけど概ねこんな感じ。左後席を跳ね上げれば嫁のも搭載可能。シートを全部倒したら4台位行けるんじゃないか。
そういえば今日小樽を走っていて道沿いに「6月15日 ロードレースの為交通規制」という看板があちこちに。なんと、「北海道のモンテカルロ」(俺が勝手に命名)でロードレースとな!? そんなイベントあったっけ? と帰宅後に調べてみたら
マラソンでした。おおおおおい!!!!!