Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

あたしの街、明日の街

 タイトルはアニメ版「図書館戦争」のOP。

 北海道に帰ってきてからよんどころない事情によりものすごく忙しかったため、秋の一人旅2日目からの日記が全く書けない状況に。その「よんどころない事情」が人生を揺るがすようなインパクなので、もう少ししてから書くことにする。書かないかもしれないけど。

 

・あたしの街、明日の街

 さて前日までのやらしい天気とは打って変わった秋晴れの秋葉原。窓の外には昨日は雨で煙っていたスカイツリーがくっきりと。

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 そうだ、この景色を見たかった。現実的にはこういう場所で生活することは無いだろうから、非日常を感じる一番のポイントかな。高級ホテルでなくても、自分が何者かの境界線が曖昧になると言うか。

 

 この建物は25階くらいまであるのだが、吹き抜けがありある意味トレンディドラマで出てきそうな作り

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 下を見たらキムタマキュー

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 上を見たら、あらまそのまま空なのね。ということは部屋のドア一枚挟んで外の気温と同じってことか。東京すげえ。

 

 朝からいつもの朝食バイキングを食べておかわりを取りに行き配膳のおばちゃんと世間話したり、チェックアウト時間まで部屋のテレビを見てたら武田鉄矢が「人生は登山に例えられるが、登った以上は降りてこなければならない」という旨の話をしていたり(ちなみにコレはユングの言葉らしく、この言葉で救われたとのこと)、妖怪ウォッチの再放送を初めて見たり。

 

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 ちなみに今回の旅の共=ジャケットはPEdALEDのアーバンジャケット。先日ホワイトラインバイシクルさんでアウトレット品になっていたのをゲット。数年前から狙っていたのだよ。

 

 さて時間いっぱい、チェックアウトして今回の目的地・秋葉原UDXへ。去年の同じイベント=ガンプラエキスポに参戦するというのがメイン。

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 ちなみにこの画角から少し下にカメラを向けると、物販のために並んでいるガノタがズラリ。そして入場整理の列の横をすでに物販をゲットした(何時から並んでいたのかわからんが)プロガノタの方が通り過ぎる。

 

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 この手に持っている箱だけで俺の2年から3年分のプラモに該当する量。もっぱら作る暇がなくて積みプラになっているのが心苦しい!!

 

 さてイベント自体は別の日記にするとして、いろいろ思うところがありエキスポ自体は1時間弱で退出。さて腹が減ったので飯にしようというところで葛藤が。

 実は今回宿泊したビジネスホテルの空き部屋の関係上、特典付きプランを選択せざるを得なかったのだがその特典というのが

 

秋葉原文化をお試し!!メイド喫茶お試し券付き!」だそうで。

 

 いや、いいんだよ。それはそれで。ただなぁ...さすがにこの歳でなぁ...。でもガツンとした飯は余り食いたくない、軽食でいいんだよ...いや、この歳だからこそ気負いなくその世界を垣間見られるのではなかろうか!!

 

 というわけで、散々逡巡した挙句にそのチケットを使うことにする。食券と思えば良いのだよ。秋葉原に数店舗あるめいどりーみんさんに突撃。ビルのエレベータを出てホールがあるのかと思ったらいきなり店舗かよ!!!

 とは言え平日12時前の秋葉原。札幌より人の流れは混んでいるものの、それでもこんなもんかという歩き易さ。そのため店には俺一人。逆に気楽か。よくテレビで見るようないかにもなアイドル系の挙動ではなく、普通のバイトさんがメイド服を着てマニュアルに沿った対応なんだろうなぁという印象。なので、普通に世間話したりするという感覚なんだろうな。

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 デミグラスオムレツなる物を食す。奥の厨房で男性スタッフが作ったものに、目の前で店員さんがケチャップで絵を描いてくれるという。なるほどコレが秋葉原。上手いもんだ。

 ちなみに味はというと、意外にと言ったら失礼だがきちんと出来ている。量はそれほどでもないが、自分でも挑戦してみたいという適度なハードル。実際それに触発されて、嫁にチキンライスオムレツを振る舞ったりした訳で。

 11月の秋葉原、北海道に比べるとものすごく暖かいのだが、やはり現地の人に取っては寒いわけで。店の外で客引きをする店員さんが長めのジャケットを着て代わる代わる交代していた。普通のバイトさんだよな。お疲れ様です。

 ひとしきり食べ終えて、特典チケットの最後の特典=メイドさんチェキ撮影はさすがに既婚者として丁重にお断りし、いってらっしゃいませの声で退出。そうか、お手洗いは「お花畑」なんだな(笑)。

 

 ライフポイントを回復したはずなのに何か人としてのポイントを削られた感覚に襲われつつ、bd-1で移動開始。とは言えメインのイベントをすでに見てしまった後なので、折角東京に来たからには買い物でもしていきたいなぁと自転車系のショップを回ることにする。

 とは言えパーツを買うわけではなく、ウェアやメッセンジャーバッグを見てみたいなぁと。先のアーバンジャケットの下はユニクロの黒タートル。機能性インナーというわけでもないため、汗をかいたらそのまま。着替えは下着しか持ってきていないので(荷物の軽量化のため)、いいものがあればという条件付き。

 最初は秋葉原からほど近いワイズロード・ウェア館を目指す。上野の手前の小路にその店はあった...が。どうも東京の店はこういうのが普通なのだろうか? ちと店舗の中が開いているのかわからない暗さだったので華麗にスルー。

 次は盟友・其他軒剣君が東京駐屯時代にベースにしていた、日本橋のローロ・スロースポットさんへ。こちらはさすがに明確に開いていた。

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 ここは自転車本体とパーツの販売なのでサラリと見て終了。Q-RINGSの話からRIDEAの楕円チェーンリングをひとしきり勧められたのかどうなのかわからない展開になったところで、常連さんと思われる女性がパンクしたチューブラーホイールを持ち込んできて話が中断し、そこで作業のじゃまになりそうだったので撤収。ボトルケージにはドクターペッパー

 さて行き先が特段無くなった格好。近場の日本橋にて日本の道路起点という表示の前で一息。

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 ここは5月にも来たけど、日本橋の方の写真を載せていたので改めて。

 そこから東京駅方面に南下。しかし地図で見ると情報量が多いから遠くに感じるけど、北海道ではそこらのコンビニに行く程度の距離なんだよな。

 

 よんどころない事情により21日中に北海道に帰らなければならない為、当日の復路便を確保する段になって、羽田からの便が午後から満席。というわけで成田から帰る作戦だったわけで、東京駅がとりあえず終点。八重洲口前から成田空港行きの高速バスを待つ。

 横を見たらフェラーリ!!!

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 や、ただそれだけなんですが。

 

 程なくしてバスが到着、bd-1を預けてそこそこ混んだ車内でアジア系女性と相席。首都高って本当にクローズドの市街地サーキットみたいなのな。首都圏を抜けるか抜けないかのところで一瞬寝落ち、次に目が覚めたら千葉県の田園地帯で(笑)。

 

 空港ゲートで検問・身分証提示を受け、数年ぶりの成田空港。

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 いかにもな空港の風景。でも全部国際線だよな。今回は国内線移動なので、ターミナルの端っこも端っこのエリアまで歩くことになるがそれは後の話。

 ターミナル4階のショッピングエリアで土産を買い、いつもの羽田との違いを色々と見ながら出発時間まで待機。

 

 展望デッキでたこ焼きを食いながら夜風に当たる。本州はまだこんなに温かい。

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 手前にいるのが実はB787だったり、奥のスポットにいるのがウィングレットを後付した国際線仕様のB767だったり。帰りの便に乗る際にオープンスポットまでバス移動だったのだが、B787が3機くらい並んで駐機していたのはさすが成田。

 

 夕方の時間で出発便が落ち着いていたのか、誰もいないカウンター。

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 警備が物々しい成田、長距離巡回をラクにするためかセグウェイで移動する警備員。メタルギアソリッド3のフライングプラットフォーム兵を彷彿とする姿ですな。

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 さすがにiPhoneをカメラポジションで構えるわけにいかないので、マップを見る姿勢で一瞬で撮った一枚。

 

 さて待機の時間は約3時間。そこそこの弾丸ツアーで交通費と宿泊費、食事代程度しかかからないので案外安上がりな秋の一人旅。しばらくはまたおとなしくするとして、色々と思うところのある旅でありました。次回はいつ行けるかなぁ...。