Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Paradise Has No Border

心のオーバーホールに向かう話。

 2月に入るか入らないかの時期、前回の日記を上げた後ですが。

 会社員人生で5本の指に入るほどの「くそったれな」時期でございました。いや、仕事が詰まっているのは良いのです。忙しいのは忙しいので仕事をしていたらそれはあることだ。

 だがしかし。取引先(しかもこっちが委託元)が強制的に会議を招集するよう要求してきて、その会議の場ではほぼ異論なくというのを装い、会議後に合意した内容をまとめて提示する段で後出しじゃんけんをこれでもかと繰り出されたら、そりゃあこっちも人斬りの眼に戻ろうというもの。

 今の職場の皆々様はそうした俺の「過去の人相」など知らないため、ギリギリの精神状態で相手からの嫌味たっぷりの電話を受けた後の悪態や人斬りの眼を初めて見たらしく。「○○(本名)さん、大丈夫ですか?」と様々な方面から心配され。当然家でも家族から心配され。どうにかこうにか交渉事を終わらせたのが確かバレンタイン過ぎ。実際にその取り決めがうまく回るかを気にしながらの先週土日、明けて今週月曜の朝、ついに禁断の「あの」症状が出始めた。動悸と手の震え。7年前の症状。

 

 さすがにこれはやばいと悟り、無理をせず休みを入れる。家族もさすがに「これ以上は再発する」と思ったようで、悪いと思いながらもお言葉に甘えて息子を見てもらい、泥のように眠る。昼間4時間、前日夜からの睡眠を合わせて13時間以上、何も考えず。寝ているときに家族が心配して見に来たらしいが、文字通り「死んだように寝ていた」らしい。

 

 この「症状」が出てしまうと、とにかく強制的にでもクールダウンさせて頭を休ませなければ治らない。これは怠けているわけでもなんでもなく、精神力を「削って」仕事をしていた代償。体の休養と同じく、精神力の回復がいる。健常な方々=そうした病気に幸運にも罹っていない方は分からないけど、一度でも経験した人ならわかる。そして、そういうときに休むしかないのは、「戻ってこられる範囲のうちに」しかないんだ。

 

 さて、周囲の理解と会社にコミットなんかしねぇという自分のポリシーに従い、今週末は心のオーバーホールへ。どこに行くかは後日。

 

 なんてなことを書いている飛行機待ちの時間に、困りに困った後輩から私用携帯に電話がかかってきたくらいにして。仕方ないよなぁ。困っただろうなぁ。何とか解決したらしいけど、俺は少し動悸がし始めたよ。まだ回復途上だな。


東京スカパラダイスオーケストラ 「Paradise Has No Border」(Live Ver.)