Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

新緑の巨人

 夏の気配。

・新緑の巨人

 昨日のエントリで街が動き出す前の札幌を軽く自転車で流した話。

 時期的にはYOSAKOIソーラン祭り。水曜夜からスタートだったと思うが、平日は雷雨だったり曇りだったりといまいちな天候だったが、土曜はそこそこの晴れ。やっぱり祭りはこうでないと。

 しかしてメイン会場となる大通り周辺は交通規制がバリバリ。周辺の一方通行路を含めて複雑怪奇な回り方になってしまった。演武に向かう方々が少し緊張した面持ちで移動していたり、迂回した車がトリッキーな動きをしていたり。そうこうしている内に、路面電車の軌道に沿って移動するルートに入ってしまった。レールの間にはまってしまうことは避けたい!!! ということで、あえなく石山通方面まで迂回して北上、北一条通りを抜けて起点である札幌駅西口まで。

 その途中、北大植物園横の通りを抜けるときの一枚。

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 先週の土曜もとある森の中を満喫する仕事をしていたので、その時から感じてはいたのだが、緑がすごいですな。まさに新緑の巨人。北海道の6月は最近蝦夷梅雨といわれるほど雨が多いけど、さわやかな6月になってほしいもんですはい。

 

  ちなみにタイトルの「新緑の巨人」はこのアルバムの収録曲だったり。

愛をあるだけ、すべて

愛をあるだけ、すべて

 

 

energy flow

 しかしてその心は収録アルバムのタイトルにあり。「ウラBTTB」、Back to the Basic. bd-1基本に返るの話。

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・energy flow

 とはいえ癒しを求めていることも事実。先週日曜はよんどころない事情により丸一日吹っ飛び、そのまま一週間突入。地元のツタヤがあまりに品ぞろえが悪く、札幌駅西口店で検索したら探していたCDがあったため、7泊8日で借りたものを返すという名目で土曜の朝も早よから出陣。

 まぁまぁ9時には駅前につき、24時間営業のためさっさとCD返してさてなんとする。そこで話は昨年までさかのぼる。

 

 唐突だが実は去年くらいから、my bd-1のハンドルバーが長すぎる印象が出始めた。トップの写真に注目だが、ネイキッド状態で580mm。純正が520mmなので60mmも長い計算。それはそれでライドポジションなどの関係で狙って取り付けたのだが、ヘルニアをやってから長時間ライドするともれなく腰痛が来るようになってしまった。

 逆に嫁のbd-1(2011 Standard)に乗ってみると、ハンドルポストの角度もあるけどバーの長さをいじっていなかったので偉いこと楽。そうか、目を三角にしてロードについていこうとするような乗り方をしなければ、こんなに楽なのか。というか、これが本来のbd-1の乗り味・コンセプトなんだろうか。

 そんな折、JALのマイルがたまったのでAmazonギフト券に変換し、いろいろと何に使うかとつらつら見ていたらば。カーボンのハンドルバーって探せば安いのもあるのね。いわゆる中華カーボンですが。ストレートバーなら3000円もしないで買えちゃうじゃん。まぁNGでも今つけてるやつを短くするという手段も使えるし、ギフト券使ってみちゃうかと。

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 2日程度であっという間に到着。上がおそらくもう絶版になっているamoebaのアルミ・カーボンミックスのストレートバー580mm。下が今回注文したPLATTなるメーカーの520mm/Φ25.4mm。重量は前者が145g、後者が実測95g。約50gの軽量化。長さを差し引いてもやはりフルカーボンの軽さ。サクッと取り付けて試運転。実はこれ、札幌の中心街も中心街、高架下のゲームセンターMAXIM向かいの駐輪場で店を広げて取り付けたもの。家だと子供が工具触りそうでちょっと危ないのでね...。

 で、走ってみるとやはりナローになった分、体が若干アップライト気味。おお、振動も吸収されているのか大した楽。こいつはええ。あくまでサラッと取り付けたのでシフターやブレーキレバーの締め付けで調整が必要だが、カーボンパーツ組付け用グリスをこのためだけに買うのもなぁ...まぁなんか考えよう。

 

 朝9時過ぎの札幌中心街を試運転で流した形だが、YOSAKOIの絡みで大通り周辺は交通規制があちこちに。極力車両と同じ動きをするので一方通行もそれに従い...って、路面電車の路線に入ってしまい、そこから離脱するのに偉いこと時間がかかる。そんな土曜の朝。 

  Amazonの貼り付けリンクではΦ31.8mmになってるなぁ。旧bd-1の人はΦ25.4mm、現行のbirdyはΦ31.8mmなのでご注意を。

チャイナアドバイス

 中国製?

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・チャイナアドバイス

 Xpeira 10 plusのケースの話。

 先日のエントリでXperia 10 plusの液晶保護の話を書いたが、最低限のケースを注文したということでそのオチ。Amazonくらいしか注文手段がなく、しかもラインアップされている商品の説明文も怪しい日本語が並んでいたりとほんとに大丈夫かこれ。

 結局この辺りを購入。

 

  説明写真と実物が違うというのはネット通販では覚悟しなければならんけど、もろに中国製っぽい落差を感じたのは今回が初めてだなぁ。発注からプライムお試しで2日程度で届いたのはさすがAmazon。しかして上記3品の内、真ん中のクリアカバーについてはかなりチープな印象のケースだった。もう少し硬度の高い素材をイメージしていたので、えええ? という感じ。まぁ値段を考えると贅沢は言えんのだが。

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 触ったらペナペナフニャフニャ、サンプル画像のようなソリッドでもメッキ加工でも何でもないクリアなビニールケースみたいな。まぁ予備用でいいだろう。本命はカーボン調のもう一個の方だし。そっちもラバー素材だから似たようなもんだが。

 

 さて画面保護用のガラスフィルム。これも千円しないなかなかにチープな一品だが、Amazonのこの手の奴は2枚入りが多い様子。量販店だと一枚2~3千円はするもんだと構えていたのだが、まぁ説明書きにも厚さなどの一部スペックが書かれていないし値段的にもダメージは少ないと判断。

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 今回買った中ではそこそこまともな梱包。分厚さはおそらく0.33mmかな。2枚入りのため、失敗してももう一発ある!! と気楽に臨めるのは利点である。実際貼り付けもふつうのガラスフィルムのため難しいこともなく、大幅に寸法が違うこともなく至って普通。指の滑りも悪くなく、色味も変わった感じはしない。

 そんなAmazon3点買いのお話でしたっと。日本の主要キャリア夏モデル、やっぱりXperia 10/10 plusは出ませんでしたなぁ...欲しい周辺アイテムは絶望的ということで。

磁石の肌

MSアンサンブル1.5弾、フルコンプの話。

 磁石といえばマグネット、マグネットといえばG-3!!! 初弾のカラーリング変更ということで、初代ガンダムもリカラーで再リリースされた。初弾はさすがにトップバッターということで初代ガンダム・ザク・ユニコーン(デストロイモード)とキャッチーなラインナップに武器セットで重装可能、支援機枠でGファイターと一通りのものがそろっているわけで。

 リカラーで初代ガンダムはG-3に、ザクはマーキングプラス、ユニコーンは覚醒カラー、GファイターもG-3カラーに。G-3は地味に好きなんだけど、結構不遇の機体という印象がなぁ...。

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 この斜め後ろに組み立て前のユニコーンとザクと武器セット。つまりはコンプ!!!

 いやー、やっぱりロービジカラーのG-3はいいねえ。子供の頃はこの良さがわからんかった。Gファイターももともと玩具メーカーやら当時のロボットアニメ事情に沿ったテコ入れやらの産物ではあるけども、この色にしてやれば一通りの説得力が...まぁまぁ。ビックリドッキリメカですし。

 しかしこのシリーズ、原価ギリギリであまり利益が出てないかもしれないが、発売して結構早い段階で売り切れてしまうあたり、愛好家が増えてきているのかもしれん。ガシャプラ系(ボトムズやらダンバインやら)もあっという間に完売してたし、いい仕事してんなぁ。

 次弾で10弾、SEED系も出るらしいけどやっぱりシンプル系の機体がパッケージングしやすいだろうなぁ。アストレイとか希望だねぇ。武器セットでガーベラストレートとかタクティカルアームズとか。リカラーでブルーフレームとか。EX弾でゴールドフレームとか。NT-1対ザクFZとか。エクシア対GN-Xとか。ZのフォーマットでZプラスとか武器セットでA1/C1変更とかSガンとか。下手なプラモ買うより場所取らんし意外とコスト安かったり。あかーん!!!

ヤットデタマンの歌

 まぁ10日以上前の話ですが。

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ヤットデタマンの歌

 腎臓結石、出ました。日帰り出張からの帰り便に乗る直前、機内でトイレに行くのもなんだなと思いゲート前で用を足していると「カラン」という音とともに真っ黒な物体。尿道に詰まっていた石でした。うわ!!! 事前に「真っ赤な尿が出る」だの「尿道を通る時にもう一回激痛がある」だの言われていたので思い切り構えていたのだが、ほぼ痛みなしで出てくれたのは幸い。

 約4mm弱、出た直後はどす黒い赤という感じだったけど、持ち帰って乾燥したら灰色というか白っぽい。来週の分析に回すために容器に入れたけど、これが一週間激痛を起こさせていた原因か!!!

 というわけで、土曜朝から妙なエントリですが結果発表。

 

 

ガラスの十代

 磨りガラスの四十代。液晶保護の話。

ガラスの十代

 Xperia10 plusを使用し始めて1ヶ月半。日本未発売だから仕方ないのだが、当然そこらの量販店に行ってもケースや保護ガラスフィルムは存在しない。Amazonなどで調べてみるも、どうも日本語も怪しい出品者からの激安商品が並ぶ。や、AlumaniaとかDeffみたいなバンパータイプのゴツいのもいいけど、そもそも日本企業で開発していたら国内販売していなくて採算も取れない機種用なんて作るわけがない。

 

 結局むき身で過ごしていたら連休の前半、液晶画面に薄っすらと違和感。

 あ、もしかして傷か? いや、これヒビになる前のなんかか? ともかく液晶画面だけでもなんとかせねば。

 

 というわけで、ドン。

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 どうせ初めてのSIMフリー機、初めてのことを重ねてみよう。液体コーティング。なにやらガラス強化液なるものが最近出始めているようで、札幌のヨドバシでは完売、お隣のビックカメラで購入。ホコリを取って液晶面をきれいにして指で(!!)塗り伸ばし待つこと1時間で皮膜が完成するそうな。

 お手軽なのでとりあえず施工。1時間経過。拭き取り。うーん、違いが全くわからねぇ。でもまぁ、指滑りは心なしかなめらかになったかもしれん。塗り伸ばしているとき、すでに被膜化が始まるのかガラスのような物体がシワのように引っかかりはじめるというか。わかります? 例えるなら湯葉みたいな感じ。手早く塗り伸ばしてやらんと硬化が早いのかも。

 

 なんて若干半信半疑で持ち歩くこと2週間。液晶の傷らしきものは広がることもなく、一応保護はされてんのかなぁと。そんな昨日の週末金曜日。

 

 スーツの外ポケットに入れてちょっと急ぎの仕事でダッシュをかけた瞬間。

 

 するりと落下。コンクリート路面に液晶側から派手に。むき身なので当然ボディの素材は傷だらけ。液晶はというと。

 

 うん、まぁ大部分は傷もついてない。角の部分はさすがに一部キズと削れができてしまったが、もともとのゴリラガラスも相まってきちんと保護されていたという感じ。

 ともあれ心臓に悪いことは確か。仕方なく帰ってからAmazonで最低限のケースと追加の保護フィルムを注文しましたとさ。

 

なんでもないや

 遅ればせながら、まことに遅ればせながら。

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・なんでもないや

 公開から3年経ってようやく「君の名は。」を見た。

 いいですね。甘酸っぱいですね。そしてここでSFが入るってことか。キービジュアルの彗星がそういう意味だったとは。冒頭30分程度は明るいテーマに見えて、そこからズンッと重くなる。や、2回見たほうが繋がりがわかるってのはこういうことか。

 

 最終的にきちんと話が収束して大団円になる作品が好きなので、いい話。今の十代の日常、というか息子もこういう生活で育っていくのかなぁとか、俺が同じ頃の生活とは違うなぁとか、でも誰かを想うことは変わらないんだなぁとか。そうして出会えた人を、大事に思い続けるためにはどうしたらいいんだろうなぁとか。

 

 映画とか作品って、そこで思いが通じたところで大体終わる。だから恋愛とかに幻想が膨らんでいくのかもしれないし、現実世界でも告白から付き合い始める、というところが一番楽しいのかもしれない。でも実際には、そこから果てしなく長い現実の生活があって、綺麗事じゃ済まないよしなしごとが立ちはだかる。付き合う、結婚がゴールじゃないんですな。

 だからなのか、自分ができなかった恋愛や疑似生活をエンターテイメントやゲームに求めるのか。それじゃ物足りないもっと即物的なものを求める人は、そういう店に行っちゃうとか。んー、ちと俺とは違うか。

 

 前のエントリで短い日記を書いたが、朝目覚めてふと思ったのさ。初めて付き合った人、最初の日。高校の帰り道、長い坂の途中。最後は傷つけて終わって、今はどこかで幸せでいるんだろうなと思いながら、もう20年以上昔になってしまったそんな日を。

 そう思うと、人並みに恋をして、人並みに辛さを知って、人並みに立ち直ってを繰り返してはこられたんだな。そうして出会った、つながった相手を大事にしないとと思う5月の青い空。

 

 とはいえ、素直に泣いてみたりいい話と感じてみたりする感性は持ち続けていたい40代。ヨドバシドットコムでコミカライズを購入。それが冒頭の写真だったり。ほとんどアニメ(映画)に忠実に作られていて、最後のエピローグだけが視点が逆転していたり。で、エンディングの「なんでもないや」にじわっときて。「前前前世」よりしっくり来たかな。

 

 とりとめない話。


なんでもないや 超高音質 RADWIMPS