Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Bad Dog

HGスコープドッグを作った話。

プレバン着弾からの。

 最近月一更新になりつつあるけどいかがお過ごしで。

 というわけで前回のF/A-18E完成日記のラストに予告していた、HGスコープドッグを作ってみた。や、素組みだけだとマジでF/A-18Eの直後に組んでたんですよ。そこからサフ吹きして筆塗りしてなんだけど、1週間に1日(日曜)・3時間程度しか触れないのでまあ時間がかかること。

まずはランナー。

 複雑なギミックは無いのでシンプルな構成。そして最近はポリキャップが無いのですな。うーん...。今回は一部部品を肉厚成型しているというのがウリらしいんだけど、サイドのアーマーとかマガジンパックがその対象。成程、裏面モールド部分を分割するよりゃ確かに時間短縮になる。合わせ目もできんしね。

肉厚成型、結構分厚い。

こいつの肩は赤く塗らねえのかい?

 多分色違いのアレがリリースされるんだろうなという別パーツ。塗っちゃえばなんでもアレにできるんだろうけど。

サクサク組める。

 複雑な色分けもないから、シンプルに出来上がるんだよな。言ってしまえば特科車両並みに手軽な兵器という設定だから、あまり妙なカラーリングにもしたかないが。なので、現用車両(戦車)のようなベタ塗り・ムラありで仕上げようかなと。

まりも羊羹。

 今回ノーマルの場合はコクピットもバイザーギミックも省略の潔い仕様。その分アクションに振ってるんだろうけど、まぁこういうのもありなんだろう。

HGスコープドッグ

素組みはサクッと完成。4時間弱ってところか。

 あ、ショルダーアーマー付け忘れてた。すぐサフ吹こうと思ったもんで。

 こっちは付けてたな。オプションも左手の表情とヘヴィマシンガンのみと非常にシンプル。

 いつも迷うんだけど、メインのバレルの上部の筒、グレネード用の発射筒でいいんだよね? マスターファイル見てそうらしいと思うので、後程開口。照準装置ではないとは思うのだが。

 

凄!ホビー用塗装ブースDX

童友社さんの「凄!ホビー用塗装ブースDX」。

 さて、今回たまたま秘密兵器を導入。や、単に室内用の簡易塗装ブースを入れてみただけなのだが。屋内でサフ吹きできればと思い、安かったので買ってみたがなかなか。CHAOS BLACKは粒子が重いのか吹き戻しは少ないんだけど、GREY SEERは結構派手に粒子が吹き戻る。でも換気していれば何とかなるレベルなので、排気ダクトはまぁいずれ。

 サフ吹きからの筆塗り。全体のグリーンはシタデルのCASTELLAN GREENで辛抱強く。

 後ろに見えるカプセルアクション・ジムは追々。

 どうしてもライトグリーンの部分が自分的に合わんので、アニメ版とは違うけどマスターファイルではアリだったライトグレーで仕上げる。

はい、ドン。

 ウェザリングもそこそこに。

スコープ部分のレンズを入れて。

 オイル汚れのウェザリングを行ってない。せいぜいエッジ部分のドライブラシを入れた程度にとどめておく。サビ表現もいいけど、ある程度整備されてる現役兵器としてのレッドショルダー機と仮定した場合ならこの程度でいいんじゃないかと。筆ムラは現実の機体のタッチアップもこんなだったなあと思いながら、味として押し切る(笑)。

 レンズ部分はキット付属のシールを貼ったうえに、UV硬化クリアパテを使ってみた。

 使ったのはクレオスのクリアパテなんだけど、Amazonので出てこなかったので。こういうマテリアルが普通に手に入るようになったんだねえ。

 動きとしてはまあまあ、近年の細身のガンプラのような動きは期待してはいかんが、もともとのデザイン的に干渉する部分が多い中でそこそこ軽く動くとは思う。ポリキャップじゃないので、プラ自体の摩擦で保持しているもんだから、下手にいじると捩じ切っちゃいそうなトラウマが。

 とはいえ2023年=ボトムズ40周年として、HGシリーズとして出してくれたのは素直にありがたいと。これで30MMシリーズ並みに低価格・大量生産してくれてたら、もっと気軽に楽しめるんだけどなあ...。

 というわけで、HGスコープドッグのお話でしたっと。

 タイトルはマクロスプラスのサントラから。


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Hold My Hand

PLATZ 1/144 F/A-18Eを2機同時に作るの話、完結編。

とりあえず完成。

 土日しか触れんので約1か月半で完成。前回ハングマン機を先行して作っていた話をしたが、仕上げが先行しただけでほぼ同時進行。トップの画像は、マーヴェリック機にしてみたもう1機が右側、左が先週のハングマン機。

 ハングマン機はなるべく現実準拠で作っているので機体の国籍マークもあるのだが、マーヴェリック機は同じようにロービジの米軍仕様にするにはデカールが足りず、「異世界転生してオーシア海軍に所属、局地戦で無双していた」という妄想紙芝居で簡単仕上げ。

マーヴェリック機トップコート後の乾燥中

 一応こちらも劇中仕様の兵装。ハングマン機が増槽満載なのに対して、こちらは機体下面の1本のみ、誘導爆弾もちょっと小型。

コブラ機動。

 エンジン下面のナセルの汚しが暗くてもわかる程度。よーく見ると水平尾翼の前側、国籍・所属コードが「OMDF]になっているのがお分かりか。

iPhone13miniで撮影。

 フラッシュ使ってこんな感じ。今度本気で屋外撮影してやりたいけどなあ。

こちらはハングマン機。

 この後機体下面に3mm穴をあけて直接スタンド接続に変更。

編隊灯も一応蓄光素材で。

 とまあ、ようやっとひとしきりのTGM主役機製作の巻、ひとまず終了。

 まだ1/144 F-14A(ならず者国家から奪ったアレね)とか、Su-57(第5世代戦闘機として出てたアレね)とかも行きたいところだけど、ひとまずキャラクターモデルでクールダウンしますハイ。

むせるコレとか

 

Hold My Hand

Hold My Hand

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双子座グラフィティ

PLATZ 1/144 F/A-18EをTGM仕様で作る話。

PLATZ 1/144 F/A-18Eスーパーホーネット

約1年寝かせていた2機入りモデル

 F-35・F-4EJに続き、1年ほど放置していたF/A-18Eの2機セットに手を付ける。米海軍のアルゴノーツ仕様(プラスダムバスターズ仕様)を再現できるデカールがついているお得なセット!! なのだが、何分2機セットで同時進行クローン製作なんてやったことはない。ガンプラでもロト2機セットとかあるが、さすがに手を付けたことはないのだ。

 さて、今回はフル装備のトップガン・マーヴェリックのハングマン仕様は確定。もう1機をどうしようか。まぁ仕様がある程度固まっている奴から行ってみよう。

部品一覧。

 ガンプラと違って一機分のランナーは4~5枚程度、しかも1枚1枚のパーツはそんなでもない。ただし、合いが合わん。いや、日本製の(というかバンダイとかタミヤの)プラモの精度が高いだけなのだ。PLATZ製ではあるが、中身は中国のドラゴン製。2機組んだが結果的にどっちもいろいろなところがズレる。

2機同時進行。

 実は今回の機体、困った部分があった。スーパーホーネットではあるのだが、ドラゴンの金型は初期型。しかしてTGM劇中の機体は改修型のBlock II。大きな違いは垂直尾翼の間の廃熱口がチムニー形状なのだが、吊るしでは単なる長方形のくぼみ。

 結果的にエポキシパテで造形。4mm x 5mm程度の空間に2機分で4か所。

加工前の拡大

 パテ造形苦手なんだよ...しかもこれひとまとまりじゃなくて5列に分割しなきゃならんん...。結局デザインナイフで刻んでスジボリ用タガネで彫刻。まぁ遠目に見たらそれなりに見えるからいいとする。

機体接着途中。

 機種パーツとボディの接合部に段差ができるのでここでもエポパテ使用。主翼は格納状態を再現できるように翼端部分が分割されていた。きちんと水平になるように慎重に接着。またコクピット後方はF型(複座型)とコンパチになるのだろう、E型(単座型)用のドーサルスパインパーツを付ける形になっていた。

つけるとこんな感じ。

 ランナーではF型用と思しきパーツも付いていた。キャノピーがE型用なので実質使えないのだが。

 さて、このキットにはパイロットフィギュアがついていない。飛行状態にするのに無人ってのもどうかと思い思案したが、トムキャットメモリーズ2のフィギュアを流用することにした。そっちは後日駐機状態(ならずもの国家仕様=TGM劇中で敵地から脱出するときに強奪した奴ね)で作る予定なので、その分を拝借。

どうせやるならヘルメットも塗るか。

 見づらいが、マーヴェリック風味。

わかります?

 もんのすごくわかりにくいが、こっちはハングマン的に。塗ったら機内に搭乗。

おお、じやすとふいつと。

 スケール同じだとちゃんと合うもんなんだね。コンソールがでかく見えるが(笑)。

 サフ吹き前にキャノピーをセメダインBBXで仮止めし、マスキング。今回久々にマスキングゾルを投入。

何年ぶりだこれ使ったの。

 そこからサフ吹き。くどいようだがハングマン機ともう1機をどうしようか決めかねているため、とりあえず1機を先に進める。

ウェザリング開始。

 NULN OIL で汚しを入れていくのだが、思いのほかいい感じに。右側が汚しなしのサフ吹き状態、左がウェザリング

別角度から。

 とりあえず苦戦したチムニー部分はそれらしく見え、煤が排出・付着しているような感じになるようにブラックでドライブラシ。

機体下面。

 エンジン下面部分からオイル汚れが出ている資料が多いので、AGRAX EARTHSHADEで汚しを入れていく。貼りやすいうちにマーキングデカールを貼って、武装は後で接着し。

こんな感じで。

 ハングマン機=ダガー・スペア仕様なので、対地誘導爆弾や空対空ミサイルも中距離・近距離を装備、増槽も目一杯のフル装備。ドーサルスパイン上のアンテナが1mm x 3mm程度と極小パーツだったため、折れないようにほかのランナーでクリアランスを取って裏返す。

完成間近。

 ここまで作って一瞬お預け。というのも、灯火類の場所がいまいちよくわからん。や、編隊灯はいいんだけど航法灯が資料映像を見ると片翼に数か所あるみたいなのでもう少し調べてから。というわけでハングマン機、次回完成で。

 

 

Phantom

プラッツ 1/144 F-4EJ「PHANTOM FOREVER」を組んだ話。

PLATZ 1/144 F-4EJ「PHANTOM FOREVER」

680号機仕様で組んでみました。

 1年以上前の日記でKindle版「ファントム無頼」全巻を買って、返す刀でプラッツの1/144 F-4EJ「PHANTOM FOREVER」を買った話を書いた。

rosso13.hatenablog.jp

 しかして寝かせて1年少々。前回のF35A 三沢基地配属仕様で出した工具やら塗料やらを片付けてしまうと、また準備してプラモを作ろうと思うまでに時間がかかるのが目に見えている。というわけで、そのままの勢いでF-4EJに手を付ける。

ファントム無頼」を読むとやはり680号機にしてしまいたくなる。機体番号を再現するために手に入れていたレター文字デカールはそのため。

 さて、とはいえある種の架空機になるため脳内設定。

 劇中では初代(47-8680)は中盤に経年劣化による退役の際に空中分解し、同じ680号機に乗り換えるが、今回はレジ番号をそのままとし、「本当に半世紀飛んだ680号機を70代になった神田・栗原コンビでファントム退役フライトを飛ばしたら」とした。なので垂直尾翼のレジ番号も「47-8680」にしてある遊び。

 

 というわけで製作。中身はエフトイズ製、コクピットから作り始める。真面目に塗装しているが、組み込んだらほとんど見えなかったオチ。

このコクピット

このパイロットも、組んだらほとんど見えなかった。

 70年代当時の空自パイロットスーツはオレンジだったはずなので、それに従って塗装。胴体に組み込んだらキャノピーをフルにマスキングしてサフ。

垂直尾翼に仕込みのマスキング

 680号機といえばコールサインの「新撰組」の通り各所のダンダラ模様。参考資料があまりなく、原作を追うにしてもパースの都合でコマによりまちまちなので、オーソドックスな数をマスキングで再現していく。実機でもお遊びで680号機を再現したイベントがあったみたいね。

スプリッターベーンのダンダラ模様

 フリーハンドでマスキング。画像はにじんで見えるが、マスキングを取るとそこそこピシッと。

垂直尾翼のダンダラ模様、こんなもんでしょ。

 そのあとはエンジン周りのメタリックや機首のブラックアウトなどの塗分けをある程度済ませていく。キャノピー周りのフレームも面倒なのでフリーハンド。

 我ながらこんなもんですかな。

胴体組み上げ前の一コマ。エンジン周りのウェザリングもちょっとうまくいった

 胴体後方の耐熱・無塗装部分は、ちょっとだけREIKLAND FLESHSHADEで少し茶色がかった色を乗せてみた。これも雰囲気が出ていい感じ。画像は夜だから見づらいが、太陽光の下で見るとわかる。

 70年代の迷彩というか塗分けで、機体上面のガルグレーはいいとして下面のホワイトを塗分けるのがきついなあと思っていた。今回ちょっと試したのが、スプレー塗装で表裏を「そのまま」塗分けるという強引な手段。すなわち、塗料が別方向から吹き込まないように面を固定して表側をGREY SEER、裏側=下面をCORAX WHITEのスプレーをズバッと吹く。

 まあ、色的にはとんでもなく違うというものではなく、まぁうまくいったんじゃないでしょうか。

 

 明けて今朝からデカール貼り。カルトグラフ製のデカールが売りのこの商品、複数のマークがある程度まとまっている(透明のフィルムでつながっている、という表現が当たっているか)ため、そこそこの時短。1/72だとこれが個別のため、貼っても貼っても終わらないデカール地獄になる。

カルトグラフ製デカール

 日の丸を含め、発色もしっかりで透けたりしない。グレー部分などもドット感はなく、きちっと面で発色している。

ちまちま

 しかして一番の難所はこうした細々した部分ではなく、機体下面のデカール。裏返さないとわからない部分だが、飛行状態では見える特別塗装。複数エリアをまとめた一発抜きのコーションマーク。

台紙からスライドするときにまぁ巻き込む巻き込む。

 マークフィットとピンセットなどを駆使してようやく貼ったのがこちら。

個別のマークのほうがよかったんじゃ。

 しかし、きっと見えなくなるんだこれ(笑)。さらにチクチクとデカールと格闘すること3時間半。まぁ形になってきたか。

 ここから家族の用事を済ませて一時中断。こうやって見ると機体下面の接着、浮いてるのかこれ。うーん、もう修正できんしこのまま進める。

 レジ番号・機体番号を例のデカールで一文字ずつ並べていき、あとはトップコートを吹くのみ。

 どうしてもシルバリング? が残ってしまうがこれでもつや消し吹いた後。この後両翼に増槽タンクを付けて、1年越しの680号機ギブバー...何か忘れてるな。あ、機首先端のパーツを後回しにしていてすっかり忘れていた!!! で、取り付けたのがトップの画像と。

 寄ってみると粗が目立ってしまいなんとも言えんけど、何とか「ファントム無頼」仕様の680号機を手元に。自分で筆塗りが苦にならなくなったからこそ、こういう遊びができるようになったね。考証がとか細部の詰めがとかいろいろあると思うけど、そういうのはスケールアビエーション誌やもっとうまい人たちにお任せします。

 というわけで今度こそ、プラッツ 1/144 F-4EJ 「PHANTOM FOREVER」仕様改・「ファントム無頼」仕様、ギブ・バース。

感電

ピットロード 1/144 F35A (航空自衛隊)製作の話。

夕暮れにウェポンハッチオープン

 さてしばらくぶりのプラモの話。コロナで臥せっていた時もカプセルアクション・ガンダムやザクをいじってはいたのだが、なかなか時間を取れず。できればサクッと完成させたいなぁなんて思っていたところに、積んでいたピットロードの1/144 F35A。

 最近は初期の複雑なRAM塗装の模様もない機体もあるようで、それなら塗分けもそこまで面倒じゃないかぁと思い手を出してみた。愛称はライトニングIIとのことで、タイトルは米津玄師「感電」と。

いつもの。

 今回はウェポンベイオープン・ランディング状態のフルオープンとする。そのため各ドアもすべて塗分け。ミサイル類も当然塗分け対象。J-Wings誌のバックナンバーを引っ張り出しながらちくちく作る。

 やはりMECHANICS STANDARD GREYのスプレーが妙に緑がかっている。そのため全面的に筆で塗りなおす。もうなんというか濃いめのサフとして使用したほうがいいんだろうか。脚庫の内部はCORAX WHITEで。なんというか雰囲気のある白。

完成するとほとんど見えんけど。

ライトグレーに見える部分の塗分け用マスキング

 シタデルのLayerカラーはグレーが微妙な階調で結構な種類が出ているが、今回はDAWN STONEがぴたりとはまった感じ。マスキングでかなり細い(1mmないくらいか)フラッペロン基部の塗分けも挑戦したが、今回は塗膜の厚さで段差ができることもなくきれいに塗分けられた。

 ステルス機塗装特有のメタリックな反射は難しいにしろ、色合いとしてはあまり違和感ない感じ。

 このキット、基本は三沢基地所属の初期ロット機体の番号とロービジマーキングが追加でセットされている。箱自体、F-15Jのような制空迷彩と日の丸マークも赤で描かれており、メインのデカールはなかなかにカラフル。しかしステルス機はマーキング自体も少ないため、コーションなども最低限。

日の丸の余白がちょっと気になるか。

 主翼の表裏に貼るロービジ日の丸マークが、なぜか余白があるタイプ。思案したが結局MECHANICS STANDARD GREYで余白を塗りつぶすこととした。あとは空中給油口のマーク程度。垂直尾翼の部隊マークなども実機では無いためいたってシンプル。

 ほとんどパーツを取り付けた状態。若干日の丸マークの余白塗りつぶしがはみ出ているのはご愛敬。

 実はプレミアムトップコートを吹くとき機体左側にブシュッとダマが飛んでしまい、さらに乾燥途中で触れてしまうという大失態。左側のフラッペロン部分を乾燥後にもう一度やすりかけして筆塗りで修正。

 で、識別灯の部分に蓄光シートを貼り付け、いい感じに写したのがトップの画像。離陸滑走中のシーンならいいんだけど、思い切りウェポンベイを開いちゃってるんだよな(笑)。

 しかして大事なことに気が付く。機種下面のEOTS(電子光学ターゲットシステム)を仕上げてねぇ!!!

 というわけで翌朝、ハセガワのフィニッシュツールを使ってトライアゲイン。1mm x 3mm程度の大きさの多角形を現物合わせで切り出し、デザインナイフの先端を使って静電気と闘いながら貼り付け。

ピットロード 1/144 F35A 航空自衛隊

EOTSを仕上げた完成版。

 覗き込まないとわからない自己満足レベルだが、それこそプラモデル。これでいいのだ。

 ほら、上から見たらわからない。

 斜め後ろから見てもほとんどわからない。

 

 というわけで、ピットロード 1/144 F35A 航空自衛隊仕様、まずはギブバース。実機はこんなんじゃねえよとかいう野暮な突込みはなしだぜブラザー。自分が好きに作ればそれでいいじゃねえか。

 というノリで、デスクに出した工具をしまってしまうとまた次に手を付けるのがいつになるかわからない。そのままスライドで、F-4Jに手を付ける。完成は未定!!!


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イパネマ'84

仕事で1週間ホノルルに行っていた話、その2。

アラモアナホテルからの眺め

 前回は初日のチェックイン後、ベースとなるアラモアナホテル7階のシングルルームの装備品に軽く絶望したところまで書いた記憶。

 同行していたN君に「シャワーとドライヤー使えた?」と聞くと「え、使えましたよ。」と。彼は俺より上階、水圧的に問題があったわけでもなく使えたってどういうこと?

「いや、シャワーは最初俺も冷水だったんですけど、全開まで出したら温水出ましたよ。あとドライヤーも、例のスイッチ思い切り奥まで押し込まないと手ごたえなかったですね」

 ほう、アメリカンに思い切りいかんとだめってことか。部屋に戻って試してみたら...出た温水!!! 温風!!! これで僕はちゃんと戦える!!! 安心して初日の夜は更けていく。

 

 明けて翌日。いよいよ研修初日。各国から集まってきた20名弱が朝9時から17時までガチンコ教育に突入。さすがにこれは割愛。

 さて終了後、明日以降のスケジュールを見てお土産を買いに行く暇がなさそうなイメージだったので、アラモアナ地区にあるドン・キホーテへ。時間が夕方17時過ぎ、観光客がまばらになる時間なのか地元と思われる人たちが中心。入口の屈強なセキュリティの人に何か話しかけられる。指をさす先には預りカウンターのような場所。おお、バッグ系の荷物は万引き防止のためにおいていけ、という。日本もそういうほうがいいのかねえ。

 さて、そんなやり取りをしている中で視界の中にはこんなものが。

あれ、ここは日本か?

 この画面を左にフレームアウトするとさっきのセキュリティの人が仁王立ち。ガンダムと対をなすように立っており。そして売っているのは通常品以外にもプレバンかガンダムベース向けの限定品が!!! まさかな...よもや君に出会えようとは!! お値段もハワイ価格でなかなかでしたが。

 息子のお土産にはBEYOND GLOBALのRX-78 G-3カラーを。EGガンダムのクラシックカラー(卵の殻から精製したプラスチック)とかも売ってたが、EGガンダムはこの前も別の限定版買ってたからなあ。しかしこれだけでも日本円で3500円近く。当時レート149円/ドルだからまぁ高い。

 ちなみにガンプラコーナーは入り口だけでなく、奥側にも。

どういうこっちゃねん!!!

 日本の品薄が嘘のような。青バンダイ品が中心だけど、転売屋がいないから再販品がある程度残っているのかもしれん。なんだその「生息域」みたいな。ゴキブリか(笑)。

 自分用にもなんか買おうと思ったが、もう元値が転売価格みたいなレートなので(日本からの輸送費が乗っかってるしね)断念。罪プラ、もとい積みプラも消化せんとならんし。結局皆様にハワイアンホーストマカダミアナッツチョコを大量に買い込み終了。個別にあげたい人へのお土産は最終日にした。

 それにしても、約14年ぶりのハワイは「こんなだったか」というイメージと「ああ、こんなだったな」というイメージが混在する不思議な旅となっていた。それもそうか、過去2回は家族旅行と新婚旅行、今回はガチンコ仕事だ。ワイキキ周辺で毎日バカンスしていたのとわけが違う。しかして変なものを見つけたらロックオンしてしまうのは20代のころから変わらない。

こっちの大人用・子供用だと思うが、俺の足の短さ的に子供用。

 そして2日目の夕飯は、もういきなり日本食と言っても過言ではないカレー。N君は「ステーキ食べに行きましょうよ! 100ドルくらいですって!」と押しの強いオファーをかけてくるが、100ドルって日本円換算で15000円近くじゃねえか!!! そう思うとさすがに「や、悪いがちと厳しいわ」と撤退戦。アラモアナセンターの中にテイクアウト専門のココイチができたとのことで、孤独のグルメinホノルル。

昔はワイキキ周辺に店舗もあったが。

 テイクアウトでさらりとオーダー、辛口(Spicy)とノーマル程度しか選べないが、実食するとSpicyでも日本でいう1辛程度なんじゃないかという。まあまあ、日本と変わらないレベルで可もなく不可もなく。いい加減牛乳やヨーグルトといった乳製品が食べたくなり、部屋に戻る道すがらのABCストアでビーフジャーキーと一緒に購入。ミネラルウォーターも1本3ドルくらいからで金がガンガン減っていく。

 部屋に戻りFaceTimeで日本時間では学校から帰ってきたころの息子と電話した後、自動応答で不在・国外出張中と通知を出しているにも関わらず「急ぎで!!」と容赦なく受信している問い合わせを片付けて就寝。こうして2日目の夜も更けていく。


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Slash

期せずしてHGキャリバーンを買えてしまった話など。

HGガンダムキャリバーン

日ごろの行いか⁉

 争奪戦だと思っていたら、さすがのバンダイの本気を見せてもらったわ。

 15日土曜、よんどころない事情により日付が変わるくらいまでの土曜出勤になってしまい。朝からの争奪戦参加は完全に諦めておりました(前回日記参照)。

 明けて16日。世間は3連休の中日、土曜丸一日息子の顔を見られなかった(起きる前から出社して帰宅は寝た後だった)ので、まー息子が甘えてくること。朝からくっついてきて離れないので、ダメもとで一緒に文教堂ホビーでも行ってくるかと。向かうは平岸店。前回シュバルゼッテが大量に入荷していたので仕入れを豊富にしているかな?と。

 開店直後の10時過ぎ、普段通りの人出。何の気なしに入り口を抜けてふと横を見ると平積みになったキャリバーン。アレ!!! 発売日に瞬殺じゃないの⁉ しかも残り1個2個じゃなく10個以上。数件はしごを覚悟していたのでなんだか拍子抜け。

 つつがなく購入し、そのほか息子のニッパー先端カバーやら他の本屋さんで漫画を買ったりで息子も満足で帰宅。前日のてっぺんギリギリ帰宅の影響でそのまま倒れこむように昼寝してその日は終了。

 さて連休最終日となった月曜。隣では息子がエアリアル改修型を店開きし、俺はというとキャリバーンの製作開始。といってもほぼ白一色、部分塗装もそこそこにまずは素組みと行こうかと。

HGガンダムキャリバーン

シンプルな色合い。

 リビングのテーブルで、向かい合わせでなく隣り合わせで息子がプラモを作っているのだが、若干お父さん追いやられ気味(笑)。ただ8歳児、集中力が続かず上半身を組み上げた辺りで「今日はこのへんにしといたる」。その頃お父さんは。

墨入れしつつ上半身。

 シェルユニットを組む前のショット。インモールド成型のパーツを活かしたいところだが、これ見よがしにキラキラリという感じでもないのね。

 サクサクと作っていくが、ポリキャップがない関節が今は標準なんだな。どうしても嵌め合わせがきつく感じて初代MG F91の悪夢(ABS樹脂の腰関節をいきなりねじ切ってしまった)を思い出してしまったが。これもいいんだか悪いんだかね。まあ、ポリキャップを組み込む分のクリアランスを切り詰められるというのもあるんだろう。

 さて、約3時間弱で軽く組み上げ。

まずは素立ちで。

 水星の魔女フォーマットでのすっきりした立ち姿。まさしく「白い悪魔」という感じなんだろうなあ。いろんなオマージュやら隠喩が込められていた本編だし。そして特徴的な長物=バリアブルロッドライフルを持たせると。

バスターランチャー。

 一応はキット付属の簡易スタンドに組み込んでいるのだが、まあ予想はしていたが重い。ちょっとバランスを崩すと後ろに倒れてしまう。前後逆にスタンドを組めばいいだけの話だが、まあそこはご愛敬。センサー類のシールはハイキューパーツ製のものを貼るつもりなので、あくまで組んだだけの素体で。うむ、なかなかに良き。

 発売直後のガンプラを積まずに組んだのって意外と久々かもしれん。最近は嫁さんもガンダムに興味を持ち始めてくれたもんだから、俺・嫁・息子の3人でガンダム構文が飛び交う始末。

 というわけで、聖剣としてのキャリバーンにちなんで、タイトルは「Slash」。毎月再販はされるらしいので、焦らず待つのがよいでしょう。