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恋愛症候群~その発病及び傾向と対策に関する一考察~

 タイトル長え!!!!


恋愛症候群~その発病及び傾向と対策に関する一考察~ - YouTube

 

・恋愛症候群

 大人になって誰かを好きになって恋になり愛になり結婚する。

 一言で言えば簡単だけど、とても難しいもんだと思うのさ。

 

 昨日苦しい呼吸の中でそれでも横になって休んでいる時、タブレットYouTubeを斜め見ていたら面白いものを見つけた。北海道出身の演劇集団、チームナックスの冠番組である「ハナタレナックス」のとある回。恐らく2012年春頃のものだと思うが、メンバー5人の内4人までが結婚した状態で残る一人・戸次重幸がなぜ結婚しない(できない)のかを考察するという内容。

 はい、ドン。


大泉洋 結婚 嫁 戸次重幸はそのとき・・・ - YouTube

 とりあえずちと長いがこの動画を見てもらうとして。

 それぞれがそれぞれの結婚観を真面目に話しているというものなんだけど、なるほどなぁと。特に大泉洋の話についてはガッチリ同意。結婚に夢を抱かない、というもの。だからこそ、相手がしてくれた何か些細な事でも感謝できるという。うん、それはうちも同じだなぁ。

 

 喧嘩もするし離婚すっかというくらいどうしようもない気分になる時もあるけど、それでも離れないでいるってのは何かがあるんだろうね。

 うちについては、「身体は大人、頭脳は子供」の俺によく合わせてくれるなという驚きと、付き合って10年になるのに未だに毎日新たな発見や新たな笑いを提供してくれる嫁のおかげだと思う。

 いつだったかここにも書いたかもしれないけど、「嫁は空母、旦那は戦闘機で、戻ってくる場所があるからこそ外で戦ってこれるのだ」というのが持論。

 

 最初のさだまさしの歌に戻ると。

 前半はコミックソングっぽいけど、後半ものすごく人生訓になりうる歌詞が出てくる。いろいろ悩んだ時、結構この歌を聞き返すこともあるんだけどね。

 

「相手に求め続けていくものが恋 奪うのが恋

 与え続けていくものが愛 変わらぬ愛

 だからありったけの思いをあなたに投げ続けられたら

 それだけでいい」

 

 風邪で撃沈している俺を横目に、嫁が「何してあげられるかなぁ」「何して欲しい?」「食べたいものある?」としきりに聞いてきたわけで。とりあえず横になるしか手段が無いため、飲み物と日中の食い物を所望したにとどまったけど、それがどれだけ助かったか。

 相手からの見返り=幸せが結婚すれば手に入る、という損得はそこに存在しない。自分も、コレをしたから代わりにこうして欲しい、というものは多分無い。

 ただなるべくだったら、自分が道化になることで笑って欲しいし、何かしてあげて幸せな顔をして欲しい。一緒に何か食べたら美味しいと思って欲しいし、どこかに出かけりゃ楽しいと思って欲しい。お互いがいなけりゃ寂しいと思って欲しいし、一緒にいるなら鬱陶しくても安心して欲しい。

 

 独身の時は、ある程度周りの多数の人にそう思って欲しい(寂しいその他の話は別ね)と思っていたけど、今プライオリティワンでそう思って欲しいのは嫁であるわけで。

 

 きっとそれが「夫婦になっていく」ことなのかなぁ。それがいずれ子供になるかもしれないし、子供を含めた家族全体になるのかもしれない。

 

 そんなことを考えながら、横になっていた夏風邪の昨日でしたっと。