Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

君は僕に似ている(w/o vocal)

 以前使ったタイトルだけど、若干変えて再使用。

 

・君は僕に似ている(w/o vocal)

 話は9月末に遡る。

 仕事上のとあるシステムが更新され、全く使い勝手の変わった日曜。その日はオフ(前回の日記「SHINE」の日です)であり、現場は混乱しているんだろうなと思いながら憂鬱な週末を送っていたわけで。

 さてオフが明けて月曜からの5勤。

 

 ホントにこのシステム継続使用するのか!?

 

 という状況で仕事をしていたわけで。

 休日出勤・残業・早出で総力戦しなければ処理しきれない。システムの動作が致命的に遅い、更に入力したデータがなんのトリガーかわからないが次工程に転送されないとか消失するとかいうトラブルが続出。心臓に悪い一週間を過ごしたわけです。現在もそのシステムは稼働中。前のシステムにロールバックするという決定はなされず、今後もこのシステムを何とか使用しなければならない状況。

 

 現場の人間の補助たるシステムが、人間の手によるアナログな再確認や、システムダウンに伴う手作業でのバックアップが頻繁に発生するとは。

 残業があるのは仕方ないが、飯も食えずトイレも行けず水も飲めずの13時間労働はさすがに長期間強いられるわけに行かん。

 

 ワンオフの先週土曜。

「帰ってきた男」「同じ言葉を語り得る男」たる盟友・其他軒君(仮名)と密談。7月にこっちに帰還してからなんやかんやで期間報告会と称した夕食会が延期になっていたが、この機会に実行。うちのシステムを間接的に保守する部署に居るため、実際のところはどうなんすか? という話から様々な雑談に飛ぶ。

 

 彼は出向扱いでうちの関連に来ており、第一次出向時=4年前までの期間に色々と暗躍した仲なのだが、今回件の新システムが入るタイミングで東京から戻ってきた。状況的にはうちよりもハードな環境だが、見かけからは想像もできないタフガイであることと、持ち前の誠実さ・機転から様々な部署からの信頼の高いマクガイバーみたいな男である。

 ぶっちゃけて言えば「俺が常人相手にオタク濃度を下げているフィルターを使わず全力で話ができる数少ない人間」である。様々な分野に造詣が深く、聖地巡礼などもアクティブに飛び回るため、俺もまだまだ老けこんではいられないなぁなんて思わされる。

 

 細かな話は省くがその会食の席で吸い上げた話から、新たなパイプができそうな予感。大組織といえど、それを構成する最小単位の人間から新しい動きや環境の健全化が起こりうるわけで、そうした志をもつ男だからこそ「同じ言葉を語り得る」として全幅の信頼を置いているのだ。

 

 同じ時代にこうした人と巡り合うというなんとも数奇な、しかし幸運な人生かと思うのだ。

 

 ちなみに仕事の話を抜きにしたその時の話題は「もしもMGデンドロビウムが出たら」とか「HGUCガンダムMk-V」とか「HGUCゼータプラスにC1は出るか」とか「bd-1軽量化の肝はやっぱりBB・クランク交換」とか。ガノタにして自転車乗り、更にはアニメ・漫画ネタを振っても上の句・下の句のように返してくるためあっという間の2時間だった。

 実はその席に「私も会ってみたい」と嫁が言い出し3人での会食だったのだが、当然嫁はさっぱりついてこられず。しかし雰囲気は満喫できたようで、今度は仕事抜きでなんかやりたいねえと。

 

 さて、今日もそうした日常を背に頑張って仕事してきますか。