Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

TIMEMACHINE

 タイトルはTM NETWORKから。

・Timemachine

 やったら絶対俺みたいなのはハマる、と思って手を出さないものというものが存在する。実は自転車もそうだったがそれは横に置いておいて。

 主に今回は作品の話。と言ってもゲームだが。

 

STEINS;GATE

AmazonのリンクではPS Vita版をとりあえず。

 

 既に世に出てから5年が経過しているのだが、去年の秋口だろうか、遂に手を出してしまった。AndroidタブレットのYOGA TABLET 8で、ゲームを入れてみるとしたら何がいいだろうと思って入れたのだが。当初は非常に進行がある意味ダル(厨二病表現が意図的に多くなっている)で、ところどころの科学的専門用語(タイムマシンの話なので非常に難解)についていくのに精一杯だったのと、そうこうしているうちに家の話に

かかりきりになってしまい。折しも攻略系サイトで見る限りの大きな分岐選択が発生する章に入ったところで2ヶ月半ほど頓挫していたのだが。

 

 昨日、そこから再開して約5時間ほど。

 

 まぁ、多数の分岐エンディングの一つに辿り着いたわけだが。

 重い。

 これは一歩間違えると、トラウマ系か鬱系になってしまう。

 アカンやつや!!!

 途中のちとマッドな表現の部分で衝撃を受け、その前後のやりとりが余りにグッと来るものだったので余計に焼き付いてしまい。

 なんと、夜中の3時近くまで眠れなかった。
 や、ゲーム意外の悩み事も影響はしていたのだが。

 しかしなぁ、世の中のヲタと呼ばれる人たちは、こういうのも平気で攻略したりスルーしたりしているんかなぁ。


 俺はこういう時間軸改変系アドベンチャーやらを考え始めると、ちと不安定になったりするのだよ。現実と虚構をごっちゃにするわけではないのだが、現実の世界の摂理自体が解明されていない以上、こうした「可能性世界」や「世界線」「世界線変動率」などといった概念がもし存在していたら?

 などと夢見がちな事を考えてしまうのだよ。

 無論、自分が正しいと思う選択と決定を繰り返しながら現実という不可逆な連続性の中で生き続けるのが人間だし、主観となるわけなんだけどな。

 タイムマシンがあったら戻りたい・見たい時間は?と言われても、恐らく自分は「無い」と即答できる人生だろう。今ある選択肢の結果で未来がどうにかなるとして、それはやはり現在の自分の最善の選択と信じるからだろうし、現在がどうあれそれは過去の自分が同じように最善と信じた結果だと思っている。だからこそ、それを受け止めて生きなきゃいけない。例え、失われたものがどれほど貴重で大切な物であったとしても。

 例えば、抑うつになった原因の事。そこに至るまでの選択(要は異動の受諾)を蹴っていたらどうなっただろうか。

 とはいえ、恐らく遅かれ早かれ(原因は別になるだけで)抑うつ状態にはなっていたんだと思う。その対処の仕方がどうなっていたかはわからないけど。そしてそこから立ち直るのも、ゲームの中で言う「世界線の収束」として、確定していたのかもしれない。全体の時間軸の中で、抑うつになること・立ち直ることでその後の生き方が変化して楽になったのなら、それでいいのかもしれないと思う。

 そんな考えでぐるぐるしてるから、不安定になるのかな。

 

 ちなみに、マルチエンディングのためにまとまった時間をゲームに取られるのは後日にするとして。

 ノベライズである程度先の話を読んでしまった(ある程度の話の収束を予測していたのだが、概ね正解)のだが、少しだけ救いのある展開になるようで、その世界に没入する勇気が湧いた(笑)。や、途中の展開やマルチエンディングのあれやこれや見てたら、結構凹むぞこのゲーム。面白い話ではあるけど。


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