Raise Your Flag
既に2週間以上も過ぎてしまった続き!!!
・Raise Your Flag
というわけで、前回の日記は旅から帰って来て(というか帰りの道中空港での出発待ちの時間で)書いていたため結構リアルタイムでいけたのだが、帰って来てからこっち北海道の大雪に見舞われたりいろいろと仕事のよしなしごとにやられたりで続きが書けん状況に。だってガンプラEXPOの日記って長くなるんだもの。
で、ガンプラEXPOワールドツアージャパン2015の話。既に2週間以上経ってるのでそこかしこでレビューなどもやってると思うがまぁお付き合いを。
11月20日。旅も3日目最終日、いつもどおり秋葉原の定宿で目を覚ます。10時のチェックアウトギリギリまでいると無料の朝食バイキングを逃すのとエレベーター待ちで時間をとられるので、チェックアウト準備をしてバイキング、そのまま手続という流れ。
さて時間はそれでも9時半、朝の秋葉原ではコスプレした人?がゴミ拾いをしていた。どこかの店の人なのか、それとも業者さんが制服として秋葉原限定でやってるのか定かではないが、少し曇り空の下若干奇妙な光景。
UDXの外側エスカレーターで一旦上階のオフィスフロアへ。入場待ちの列に並ぶ前にトイレ...と思ったら各フロアのトイレが皆使用中とは。しばし待機。
2013年から参戦しているので物販に並ぶのは相当な気合と忍耐が必要であるのを知っているのだが、なにぶん二人以上の行列に並んで待つというのが何より嫌いな俺。入場待ちの列に並ぶのは仕方ないとして、それ以外の整理券までもらってというのが耐えられん。ので今年も物販はスルー。買ったところで作るのはいつになるかわからんくらい部屋に積みプラがあるので、入手しても嫁に叩き潰されるのが目に見える。
列に並んで30分、ようやく開場。今年もスタート。
見事にヲタクの行列で。俺もか。
去年から今年にかけてのテーマ「ガンプラ35周年」。それに加えて、ジ・オリジンの公開が始まっているので、ファーストガンダムのモデルをリニューアルなど。入り口からしばらくは恒例のガンプラ全員集合(歴代ガンプラの全種類展示)だったのでここは省略。夏の終わりに発売されたHGUC REVIVE系のガンダムや、先日発売されたジ・オリジン版のMGガンダムの展示。
もう一つのテーマである「20XX年のガンプラ」のモデルとして、「実機さながらに自動するギミック」とか。静止画ではわからないけど、左側の下半身も右側の上半身も手と足が動いているのですよ。
RGの内部フレーム一体成型が、部分ブロックごとではなく「全身分一発抜き」になるとかの技術デモンストレーション。
現在放映中の「鉄血のオルフェンズ」関連もパワープッシュ。下のモデルは「1/100新シリーズ」と雑誌では紹介されているが、実際には「Hi-definition」=高解像度シリーズと銘打たれていた記憶が。金属パーツを部分的に使ったフレームに外装パーツを組み付けるというコンセプトらしい。しかしこの色使いはカッコ良かったなぁ。もう少し前に見ていたら、HGバルバトスに使ったんだが。
マニアックで需要があるかわからないモデルをリリースしているRe:100シリーズ(笑)。次期リリースはなんとイフリート改!!! ブルーデスティニーと合わせるならまずはHGUCだろ!!!
根強い人気のフリーダム。Ver.2.0でリニューアルだそうで。RGでも出てREVIVEでもリリースされたんだから相当人気高いんだろうなぁ。
そしてNEXT RG!!! 予想通り!!! クアンタが来た!!! 2013年はエクシア、去年=2014年はダブルオーが予告されてて、今度はクアンタじゃないの? と思っていたらマジだった。シンプルで好きな機体なのだよ。
他にもREVIVEシリーズの予告でギャンとかインパルスとかのシルエット。んー、ちょっとインパクトとしては弱いかなぁ。
RGから更に間もなくリリースのウィングゼロEW版? ウィングは見てないのでよくわからん。
これもリリース予定のMG V2。またMG F91の系譜で間接がABSダイレクト軸でちょっといじったらプラがねじれてポキッ、という構造じゃないだろうな。
プレミアムバンダイ限定でRGアストレイ ブルーフレームとか。レッドフレーム年内には作りたいんだよなぁ...。
恒例の芸能人プロデョーヌ、じゃないプロデュースのモデル。真っ赤なバルバトスはまぁ見られたのでこれだけ。
ここからはビルダーズ選手権の作品。順番はコタコタですがまぁお付き合いを。
個人的にこれは励みになるねえ。素組無塗装無改造でこれだけ出来るとは。
来年の息子の初節句にはMG武者頑駄無戦国の陣を作ってやろうかと秘かに画策している俺である。
スクラッチ作品で完全変形物って、プロの作品でも最近余り見なくなったなぁ。これもすごい。
ジュニアの部で連覇を続けている子の作品。相変わらずシーンのチョイスが渋い。
...や、需要があるから作るんだろうね。うん。ギャン子ですか...。
てな感じで駆け足で紹介。
で、各作品の日本代表を投票で決め、ラストにちょっとしたアトラクションを見せて終了、というのが去年からの流れ。今年はもうネタバレしてもいいと思うので書くけど、「1/1ガンダムプラモデルがエラーで完成しないため、タイムスリップして未来のガンプラ技術者を探している」というのが全体テーマだそう。そのアトラクションで、プロジェクションマッピングやらで1/1サイズのガンプラが組み上がっていく過程を見せていくのだが、最後に頭部の部品を組み付ける段で観客の中からその技術者を探しだして完成させる...という。
これがまた、撮影禁止だったので撮影しなかったが、6分程度のアトラクションでフルサイズのガンダム頭部とともにオネイサンが出てきて、大きいお友達の一人を指名して一緒にその部品を組み付ける=パーツをガシャンと押し込む(プラモを作った人なら分かる、あの構造)。なんというか、うーん、恥ずかしい(笑)。音もでかいしオネイサンの「やったー(ハァト)!!」という声。イベントの来場者層が大きいお友達である以上、もう少し何とかならんかったかなぁ...や、オネイサン頑張ってたのでお疲れ様なんだが。
だってさ、アトラクションの真裏位の通路ではアニメ化される「サンダーボルト」のPVが大音量で流れてて、それがまたフリージャズでエラいかっこいいんだもの。そのギャップがさ。
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」第1話PV(long ver.) - YouTube
これが流れている裏で「やったー(ハァト)!!!」ですぜ。
と、いう感じで今年も初日に参加ミッション、無事に終了。
その後はしばらく秋葉原を散策、帰りの飛行機の絡みで早めに羽田に移動開始。
と言っても時間が余っていたので国際線ターミナルにちょっとだけ寄り道。
今回の旅は、本当はbd-1を持って行こうと画策していたのだが、当日になって各地が雨という事もあり断念。更に飛行機の時間の都合で思ったように歩けなかったのがちと心残り。それでも、嫁さんの理解と寛容のおかげで、新生児の子供がいながら一人旅をさせてもらえた。
旅の終わりは少しせつない。
旋回する翼の上に三日月。
北海道はやっぱり寒かった。
弾丸のような旅、しばらくは出来ないだろうけど心のオーバーホール旅、これにて終了。旅日記はここまでなので、次回からやっと通常営業を心置きなく書ける(笑)。これアップしないと気持ち悪かったのでね。