Enjoyホンダ2016に行ってきた話。
タイトルについて知ってる人は知ってる。多分アラフォー以上だ!!!
7月の9・10日に札幌はアクセスサッポロで開催されていた、「Enjoyホンダ」。今年はたまたま時間が取れて、初日の9日、しかも開場直後の見やすい段階で入場できたという奇跡。入場料は当日でも数百円と非常にリーズナブル。近場の駐車場に車を停め、bd-1で会場まで移動してさあ入場。
入り口からホンダは本来バイク屋だったことを思い知らされる展示から。
この右側のマシンには実際にまたがることが出来、スタッフさんが写真を撮ってくれたのだけど顔バレするので割愛。ちなみにすさまじいハングオン角度で、完全に左膝を地面につけた状態でこの角度を維持するのってキツイのなんの。やっぱり実際の走行で発生したGや遠心力をねじ伏せるための必然でないと無理な体勢ってのがわかりますな。
その入口を過ぎると、いきなりF-1マシンの展示。
1989年チャンピオンマシンや、
2015年苦難のシーズンだったマシンや、
多分今の子供達には全くわからない時代のマシンや、
リーマン・ショックで撤退せざるを得なかったマシンだったり。このままもう一年参戦してたらチャンピオン取れたんじゃないのか...2008年のマシン。
MP4/5は大人、下のRA108は小学生以下の子供までコックピットに座る体験ができたのです。行列で結構時間が掛かりそうだったのでやめたんだけどね。
そこから物販ブースを過ぎ、今回パワープッシュだったS660の展示を過ぎると今度はスーパーフォーミュラのマシン。
うーん、F-1よりもいろんなデザインラインのつながりが自然だったりするんだけど、どうも余りかっこよく見えないのはノーズのラインがボテッとしているからか?
その他にも
初代シビックのラリー仕様。K.Shinozukaって篠塚建次郎か!!!
イベント関連ではデザインチームがクレイモデルを作るという体験でもが行われていた。フルスケールで盛っては削り。
他にもコンセプトモデルで親ガメ子ガメ。
モデルがあったと思ったら、
実車あるじゃないか!!!
他にもオートサロンだったかでホンダ関連会社の有志が作ったらしい、S660の改造車の模型とか。
これは流石に実車は無かったけど、N-ONEとのミキシングでS800のテイストを再現したちとレトロな感じ。これくらいの緩さで180万程度、ハードトップで出したらもう少し需要がありそうな気がするんだけどな。
※後日ほんとに出ました。
他にも先進技術の塊たる、
燃料電池車「クラリティ」。見た目ほとんど普通車と変わらん。
福祉車両ブースもあったな。皆レース系の展示ばっかりでブースのオネイサンも暇だったのか、足を止めて見ているとフレンドリーに話しかけてきて、車とあんまり関係のない話で盛り上がったくらいにして。
しかしこの車、福祉車両扱いで最初から登録したら相当な部分が免税になると初めて知った。うちの親も親族にも足の悪い人がいるので、いずれこういう車が必要になるかもしれない。知ってて損はない話だったよハイ。
現在の愛車・N-ONEのご先祖様。
そしてヤンチャ仕様。
ModuloX仕様でフル装備。いくらするんだこれ。
そして今回やたら多かったのがS660。屋外会場ではこれを使った車庫入れタイムトライアルとかやってた。MTに慣れてないとできねってあんなの。
ちなみにコクピットに座ってみたけど低い!!! 確かに走らせてはみたいけど、腰痛のリハビリしてからじゃないといかんだろうなぁ。
TFMで放送中の朝の番組・Honda Smile Missionに出てくるプチェコ?だそうで。AIなのか音声合成で喋ってましたわ。
そしてメインイベントたる屋外展示。まずはジャブ。
スーパーGT参戦のHSV-010。タイヤ交換トライアルなんてやってたので、ガチの参戦車両だと思う。エアジャッキでグイッと持ち上がってたし。
そして
50年の時を越え、RA272のV12エンジン、始動!!! 動態保存の一環できちんと整備された、ホンダF-1の本当の「初優勝」車。リッチー・ギンサー車でなくロニー・バックナム車だけど、同型車ってことでひとつ。車の周りに詰めかけたファンが見守る中、直管マフラー・レーシングエンジンのダイレクトな音が響き渡る。今の電子制御スロットルではない、ワイヤー式のスロットルをメカニックのスタッフが引く度に少しずつエンジンの音色が高まっていく。
なんというか、原体験に近いんだよな。中学の頃だったか、こんな感じのイベントで月寒グリーンドーム(当時)で無限ホンダV10のデモンストレーションを聞いた時も、理由はわからないけど震えが来たもんな。
今回も、やっぱり理由はわからないけど少し涙ぐんでしまったぞ。
だって、これを見守る人たち皆が、子供みたいな顔になってるんだもの。
ああ、なんかこんなCMあったよなぁ、なんて思いながら。
Do you Have a HONDA? 『F1:40年の挑戦』
他にもバイク関連のイベントとかもあったけど、そっちは門外漢なのでちょっとパス。来年、再来年以降、子供が自分で歩いたり車に興味を持ち始めたら、きっと連れてこようと思った次第。
ちなみにこの時のデモを録画した動画を息子に見せると、ぐずっていても泣き止んだり、エンジン音の真似なのか同じように声を上げたりします。英才教育か!!!