Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

恋の抑止力

久々にMGS PWをやった話。

 なにげにすごいタイトルだよな、冷戦下の中米で戦っている話の挿入歌で「♪放課後クラスに今は二人」とかって全然関係ないわ。

 PS Vitaを買った当時、ダウンロード版でソフトを買っていた時期があるのだが、まだPSPが現役だった頃なのでHD版なんて出ているわけもなく。で、もう7年も前にやってて最近なんとなくやりたくて引っ張り出してきたという。

 

 完全ステルス、とかのミッションもあるが、なるべく不殺での進め方をやってるうちに機動兵器(対戦車ミッションとか)相手の不殺とかを思い出すべくYouTubeで戦い方の参考を調べていた。すると、PWの次の時代に当たるMGSVのストーリー部分の動画を見つけてふーんと見ていたのだが。

 

 うわ、駄目だ俺。これは合わん。

 

 もう4年くらい前に発売されたゲームだからストーリーを追っている人はいいとして、ここまで来るとあまりにリアルすぎていろいろと生々しい。ストーリー上仲間を切り捨てなければならないシーンがあるらしいが、その部分でもう。ゲームとわかっていつつも、ちょっとこの流血シーンはなぁ。FPSとかでこういうのも最近普通に表現されつつあるんだろうけど、ちょっと俺は受け付けんなぁ。

 

 もともとMGS2くらいから銃弾の命中部位によって流血表現もあったし、ヘッドショットでの叫び声も生々しいことになっていたが、現代ゲームまで露骨な表現じゃなかったからなぁ。

 

 ふと、今の子どもたちがゲームに接するときに、こういう表現とかどう思うんだろうと考える。なんのゲームをしているか、どういう表現があるかとか、細かく親が見ているとは思えない。まして血が出るような生の接触(喧嘩や怪我も含めて)も昔に比べて少なくなっている今の世の中、果たして「血を伴う痛み」をどう学ぶんだろうと、おせっかいながら心配してしまうのだが。

 ゲームのレーティングがあるから、という声もあろうが、果たして武器を持つこと・それにより人の命がたやすく奪えてしまうことの意味をどう感じるだろうか。

 

 MGSシリーズは、腕によっては(ストーリー上の不可避を除いて)完全非殺傷というクリアができるのが究極。5は予告の段階からえれぇこと重たい話であり、判断するに結構救いの無い話でもある。

 操作とかゲーム的な難易度がどんどん上がってきているため、おじさんついていけんわ。

 

 そんなことを思った最近。


MGS PEACE WALKER キャラクターソング 「恋の抑止力」