Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

休日の過ごし方

 KIRINJIのニューアルバムから。

 緊急事態宣言で閑散となった北海道。うちの息子もインフルは回復したもののおそらく3月はこのまま幼稚園が休園となる見込み。世間一般はイベント自粛や休校措置だので大混乱。

 

 経済がだの影響がだのSNSなどで好き勝手な意見が飛び交っているけど、何が目的かって「命を守る」ことなんだよ。そりゃ日銭で死活問題とか、預けるあてのない子供をどうするかとか、介護職の人の子供はどうするかとか、いろんな問題はある。

 

 でも、これってまだ「要請」なんだよね。「命令」までの強制力がない。だからやばいところは柔軟に対応する余地が残っている。

 政府や自治体の対応が問題だ、などと批判ばかり言ってるなら、自分たちで身を守るしかあるまい。なんの保障もないって、「俺は文句を言うけどお前らは文句も言わずに俺たちのために尽くせ」なんて随分と手前勝手な理論だなと。しかも何をやったとしても文句ばかり。悪いことに、そういう奴らの声ってでかいんだよな。

 

 外に出て消費しなければ経済が回らないという理屈もわかるけど、必要のない消費を強いられることはないし、こういう時に「本当に必要な消費行動か」と考えることもできるんじゃないかと思っている。裏返せば、自分が日々過ごしているルーティンが本当に必要なことなのか、常識を取っ払うには一度こうしたハレーションが必要で、「働き方改革」とやらが流行語でなく本当に推進されるチャンスになるかもしれない。経済を維持したいなら、そうした人々のライフスタイルを変えることと、この機会を単に誰かのせいにするだけの不毛な精神を叩き直すことが必要なんじゃないかと。

 

 でも、これってどんなことでも同じなんじゃないか。文句ばかりで何もしない、助言を受けても文句で返す。結局誰かに何かをしてもらわないと動きもしないし、それに対しても文句ばかり。そのくせ根拠のないそれっぽい噂には食いついて、我先にと買い占めに走るような。

 

 なーーーーんてことを考える家からほとんど出ない「休日の過ごし方」。