Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

花束を君へ

 って、ホワイトデーですな。仕込みをする暇もないここ一週間でしたが。

 さて、平日のある日、嫁さんが職場の同僚から本をもらってきた。

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 ヨシタケシンスケさんの「ヨチヨチ父」。ヨシタケさんの独特のタッチのイラストで新生児の父親あるあるをまとめた本である。もう発刊されてから数年経っているのでう読んだことのある諸兄も多いのではないだろうか。

 内容はまぁ、そうだねえ、こういう時期もあったねえと今になって笑える感じかな。父親は母親と少し違い産後うつのような状態やヒステリックになるシーンは大分限られると思うし、お気楽に構えている方が多いと思うのだが、そうした温度感の違いがよく出ている気がする。

 でも、父親だって子供はかわいいし、何とかかかわっていきたいし、悩んでいることだってあるんだ、というのが共感の正体なのかもしれん。家事育児が大変なのはもう今の世の中旦那の側も知っているはずで、不器用ながらそれに関わってみるけど母親側からしてみたら「それは違う!!!」とイライラをぶつけられる、じゃあやらねえよ!!! となるのがパターンなんじゃないかな。それを「まぁまぁ」といなしながらため息交じりでさらに罵声に耐えて経験を積もうとするか、「じゃあ知らねぇよ!!!」と切れて今までの生活続行、となるかが分岐点。

 そう、世間の絶対的に「お母さんが大変」というフォーカスがなされるけど、お父さんに対しての擁護ってあまりないし、今回紹介した本だって「はぁ? 何このぬるい内容? こっちの方があんたの世話までしてやってんだから大変に決まってんでしょ」とバリバリかあさんにぶった切られる比率も高いんじゃないだろうか。

 

 男なんて馬鹿なんだから、うまく転がしてその気にさせれば大抵のことはやってくれるようになるんです。俺の持論でもあるけど、「男は戦闘機、女は空母。司令塔があってカタパルトで『行ってこい!!!』と背中を押せば、ちゃんと帰ってくる」。戻ってきたい隊・空母なら帰ってきて一緒にそのあとも任務続行。その辺のケアをしなかったら、他国に亡命(浮気)したり除隊(離婚)に至るんじゃないだろうか。

 まぁ上の例えだって古いといわれりゃそれまでなんだけど。

 

 結局世界には男と女(ジェンダー論は置いといてね)なんだから、仲良くやらんといかんでしょ。

 というホワイトデーの朝。さて、プレゼントは喜んでもらえるかな。

 

ヨチヨチ父 とまどう日々

ヨチヨチ父 とまどう日々