Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

ランナー

 爆風スランプではない「ランナー」。

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 発端は、haschetteの「週刊 VF-1バルキリー」。幼稚園が自主休園扱いでずっと家にいざるを得ない状況で、面倒を見てくれているうちの親が近所のスーパーへ買い物に連れて行った際、本屋でチラシをもらい。

「おとしゃん、おとしゃんの好きなガンダム!!!」「違うよ、これはバルキリーだからマクロスだね」「そうなの? これ光ったりエンジンついたりすごいね!!! おとしゃんこれ買っていいよ」「そうだねー、これ完成させようと思ったらお父さんパソコン買えちゃうくらいだからちょっと無理かなー」「へー、しょーなんだー」「その代わりね...」

 

 で、冒頭の画像。2013年発売で約7年寝かせてしまったバンダイの1/72 VF-1S。当時で約30年以上前の初代マクロス、今や35周年も超えてしまったが、現代の解釈でよみがえった完全変形。そのパッケージを見せた瞬間、「おとしゃん作るの!?」。

 

 そりゃそういうキラキラした目で見られたら、おとしゃん頑張っちゃうわ。11時過ぎから戦闘開始。まずは戦闘機モデルらしく全身に張り巡らされたモールドに墨入れ。それだけで1時間少々。そこからいよいよ組み上げ。コクピット周辺を作るだけで1時間、胸部や尾翼近くをブロック単位組むので2時間。

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 とりあえず手足を組む手前まで形を作って今日は終了。

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 通常はコクピット内のフィギュアは塗装してないんだけど、冒頭のhaschetteのモデルはフィギュアが付くらしいので、少しはそれに近づけてやれば息子も喜ぶかと思い。いやー細かかった。しかも胴体に頭と両手をつけるのだが、接着剤で付けるので久々にピンセット使用。位置決めが結構難しいので、ある程度年齢の行った経験のある人向けになるな。しかも序盤も序盤で出てくるので、最近の人たちにとってはハードル高そう。

 

 しかし、バンダイの最近のマクロスシリーズを組んでいると本当に思うのだが、ものすごいギリギリのクリアランスで設計されているから、おいそれと手を出せない感じがする。特に変形はさせられるんだけど、関節保持力の絡みか素材が昔のようにポリキャップを使っていなかったりするので、手足の基本的な関節軸を回すだけでねじ切れるんじゃないかと冷や冷や。必然的にガシガシは遊べんし、当然ディスプレイ中心に。それはそれでいいんだけど、その辺が作り上げるのに二の足を踏む遠因にも感じる。地味にこの後VF-31FもSv-262Hsもあるんだわ...。

 

 まぁでも、これを作っている実に5時間近く、好奇心といたずら心の塊のはずの4歳児が「これおとしゃんの大事だよね?」と全くいたずらせずにひたすら横で見ながら楽しんでいたという。細かい作業やプラモデルは壊れやすいというのをちゃんと理解していることにおとしゃんびっくり。

 ある程度形になったバルキリーを見て「おとしゃん、来週続き作っていいよ」と。ついに息子がそこまで成長したか!!! おとしゃん老眼が進む前にもう少し積みプラ崩せそうだわ(笑)。

 

 そんな日曜日の午後。あ、タイトルは初代マクロスTV版のエンディングですよ。


超時空要塞マクロス エンディング