Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

1/6の夢旅人2002

 連休中、朝やたら早く目が覚めてしまうため、誰も起きてこないリビングで小さめのボリュームで撮りためていた「水曜どうでしょう」の新作を見ていた。

 昨年末に第1夜・2夜が同時公開されたとき、またそれよりも前にどうでしょうのイベントで先行公開されていた時にはあまり評判がよろしくなかったらしい。確かに第3夜くらいまではちとグダグダ感があったが。そこから第5夜くらいから途端に往年の面白さが戻った印象。

 

 起爆剤はやはり藤村D。大泉は何というか、勘を取り戻すのに試行錯誤しているというか、全国区で売れすぎてしまい振り切るのに躊躇いが見えるというか。D陣は本当に相変わらず。ミスターはマイペースで30代の頃のような切れ味から本当に「今はやりたいことを自由にやっている」感じが見えて少しほほえましい。

 ていうかあの「いびき」事件は久々に腹抱えて笑わせてもらった。後半になるにつれ、編集の妙なのかロケが長期化(第8夜辺りで開始から半年くらいだったと思ったが)したからか、面白さが増していった気がする。エンディングのアレとか、もう悪意しか感じないがオーダー通りだったり(笑)。

 そう、いろんな方面への忖度だのコンプライアンスだのも確かに必要だと思うけど、これほど何も考えずに笑えるのも久々な気がする。

 

 それにしても、ミスターの変わりようと言ったらすごいな。レギュラー放送時のユーコン川下り辺りまでのミスターを知っていると、ここまでアウトドアにはまるとは思わんかった。自前の除雪機(というか小型のペイローダー)だの草刈り機だのをあそこまでそろえているのも笑える(笑)。

 これぞなんとやら、という定義を作って小難しい考察の必要なんかない。相変わらずの彼らの相変わらずのやり取りをただ見ていること、レギュラー放送終了から20年近く経過しても変わらず「バカやっている」のが、「ホームに戻ってきた」感じがするのもいいのかもね。

 

 

 まだ残り3夜ほど残っているが、連休中にゆっくり見るとするか。