Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

クオリア

 という曲は劇場版ガンダムダブルオーのエンディング。ガンダムのエンディングで「花」がキーワードになって、人がただそれだけで分かり合えるというか。

f:id:rosso13:20200516064648j:plain

 さっき殺伐とした話のエントリを上げたが、そんな中で我が家はほぼ通常営業。外出自粛・息子も登園自粛。俺もテレワーク。子供の顔を見ながら仕事ができるのは俺なら幸せだけどなぁ。すさまじい激務の人じゃない(とはいえ会社の上司から見たら「お前の後任は3人チームくらいが必要になる」らしいが)ので言えることなんだろうが。

 

 オフィスで仕事していてもコーヒーブレイクぐらいはあるだろう。なので仕事の合間に晴れた空の下家の庭に出て子供と深呼吸。同居している両親が趣味の庭づくりをしていて、息子もその手伝いで花の水やりや土いじりでキャーキャー言っている。俺は子供のころからインドア派だったので、息子が人並みの男の子として外遊びに抵抗が少ないのは喜ばしい。

 

 ふと、息子が「おとしゃん」と呼ぶ。

「これはね、チューリップ。隣が水仙、隣がエリカ」と俺に一生懸命花の名前を教えてくる。ばぁばが教えてくれたらしい。水やりするときは「喉乾いたかい」と小さくささやきながらじょうろで水をかけている。

 俺が子供のころ、こんな風に優しかっただろうか。幼稚園やいろんなところで、この子はいろんなものを吸収して確実に成長している。登園自粛で家の中でドラえもん見ながら、雑学を子供なりに覚えて、風呂の中でにじんだ水滴の形を見ながら「おとしゃん、ちょうちょみたいだよ!!」と発想したり。

 そんなのを見て居たら、大人が柔軟さを忘れて負けるわけにはいかんよな。

 

 心に悪意ではなく、花を。


Gundam 00 Movie: Epilogue


UVERworld 『クオリア』