Think Like Talking.

変わりゆく変わらないもの

aranami

 久々に面白い、いや面白かった。「波よ聞いてくれ」。

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 偶然ネットニュースで最終回の記事を見て、いろいろと検索してみたらあるじゃない、Aamazon Prime Videoで。プライム特典で全話視聴無料となっていたので一気見。テンションの高さと北海道を舞台にしていること、見覚えのある場所がいくつも出てくる、そして何よりいつか夢見たラジオ業界についての話で。

 

 細かな部分はもう原作も6年続いていたり、アニメに関しても詳しいサイトがあるのでそれはそれでそっちを見てもらうとして。個人的な感想を書き垂らしてみる。

 

 主人公のダメ人間っぷりが物語を面白くしているが、それを別にしてラジオの現場の空気感というか、こんな感じだったなぁという雰囲気。自分は高校の放送局で非常に簡易な卓を使い稚拙な番組だのをやっていたけど、四半世紀以上前の高校部活動で他の進学校がやっていたようなくっそ真面目な硬い番組ではなく、コンテストの審査員が二の句に困るようなバカげた企画をやっていたわけで、その原体験が鮮明に蘇る。

 どちらかというと、「究極超人あ~る」の光画部のような、「遊びの合間に人生をやってる」ような。でも「作り手が楽しくなければ聞き手も楽しくない」という信念が、まさかこんなところでふいに答え合わせで返ってくるとは思わなかった。

 

 仕事にするほどの執念や機会はなかったけども、小学生の頃から放送局系の部活に関与して、中学の頃は電リク番組を毎週(Air-G'のテレホンジャックセブンは毎日)聴き、高校は部活一色、大学の頃は同じくAir-G'のGO.I.S(平日夕方5時から7時でやってた鈴井貴之さんと北川久仁子さんの番組)、GOLGO/GOLGOLGO(金曜19時からの大泉さん・安田さんの番組)、ナックスガタメ、週末は土曜夕方のAvanti(サントリー提供のラジオドラマ)で贅沢な時間。大人になってからは、同じくAvanti、日曜夕方の「あ、安部礼司」を聴きながら夕暮れ時の街を車でドライブするのが最高の贅沢だったなぁ。

 

 でもそれは、きっと気楽に「聴く側」だからとても楽しいのであって、作る側・送る側は血反吐吐くほどの思いなんだろうなというのは容易に想像がつく。小難しく考えてしまうから、その世界に少し憧れがあっても、その中に飛び込むというのには躊躇してしまう。

 

 とはいえ、今もラジオを聴いて楽しい気持ちにさせてもらうのは変わらない。最近まで(3月で終わってしまったが)やってた「ピートの不思議なガレージ」のように長く聴いているとキャラ設定に歴史が積み重なって、続き物の物語を楽しみになるように。中学時代、NHK FMでやってた「青春アドベンチャー」みたいなドラマ仕立てのあれこれ。意外と知らないうちに、ラジオってのは自分の人格形成に大きなパートを占めているんじゃないかと。

 

 なんてなことを考えながら、「誰も死なない」(とはいえディレクターの麻藤さんが昔影響を受けた人は事故で亡くなっていた設定だが)話を楽しませてもらった、という日記。


TVアニメ『波よ聞いてくれ』第1弾PV

 


tacica 『aranami』MUSIC VIDEO (先行配信中 TVアニメ『波よ聞いてくれ』OPテーマ)


遥海 -『Pride』 MUSIC VIDEO

 

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  • provided courtesy of iTunes

 

Pride

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