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シーサイド・シークエンス ~人喰いマーメイドとの死闘篇~

 今更ながらに「青の6号」を見た。リアルタイムの頃は大学生だったはず。CMのTHE THRILLの音楽がすっごく印象に残っており。


青の6号 【OST】 006~進撃/THE THRILL

 潜水艦アクションというのは知っていたけど、元はすっごい昔の漫画なんだそうな。ただし一部の名称を引き継いだ程度で内容は全然別物だという。

 気候変動とか異種族の対話だとかといういろんな要素が盛り込まれ、それでもOVA4話で完結してくれているのでとても見やすい。当時は世界初のフルデジタルアニメーションという触れ込みで、今見たら普通に見えるが当時は確かに画期的。

 

 それにしても、最近息子が古いアニメに興味を持っているためレンタルを探すのだが、この「青の6号」も偶然発見したくらいにして。さすがに20年前のだし仕方ないんだけど、新しいコンテンツが怒涛のようにリリースされるから、根強いシリーズものでない単発アニメはどんどん店頭から無くなっていく。おそらくオンデマンドとかのサービスでいつでも見られるような(契約さえすれば)、という形態に移行していくんだろうけど、店頭での偶然の出会いとかはなくなっていくよな。

 

 それ以上に、古いアニメとかがソフトとして残されているかという問題と、現在の基準でソフト化できるできないという問題があるのかもしれない。

 息子が「機甲界ガリアン」だの「太陽の牙ダグラム」だのに興味を持ち、俺もそういえばどんな話かうろ覚えだなぁ(そりゃ7歳8歳くらいの頃だもの)、とレンタル店を探すも全く見当たらず。せいぜいダグラムも総集編的なものがある程度。なぜだ。

 という疑問をザ・マニアたる同僚と話してみたら。

 

「表現が規制に引っ掛かりすぎるんじゃないすかね?」

 

 ああ!!!!

 

 確かにそうかも。放送当時の80年代では看過されていた表現も、言葉狩りの影響で今じゃ使えない表現とかあるしな。特に差別用語系は作品の背景をぶち壊す勢いで狩られたし。60~80年代位の日本のアニメ・漫画文化の名作といわれるものだって、かなり現代の規制的に厳しいものが多いと聞く。そこか~...。

 ダグラムでいえば敵方のメカで「ブッシュマン」とかもいたしなぁ。でもプラモで出てるよなこれ。ニカウさんはまだ存命だろうか。コイサンマン。

 

 現在公開されているものもそうだけど、今あるものは今あるもので旬を逃さないよう、思い立ったら触れておく。という姿勢がいいのかもなぁ。遅ればせながらそんなことを思ったのさ。