THE DEMON OF THE ROUND TABLE
今更ながら「エリア88」全巻購入した話
もう先月の話になるが、ブックオフにふらりと立ち寄ったときに文庫サイズの「エリア88」を発見。といっても全13巻(オリジナルは20巻以上だが、文庫版は再編)のうち半分程度。それでも、原作から40年以上、この文庫版だって発売から30年近く経過していて、よくこれだけまとまって売っているもんだ。
このスコラ文庫とやら、実は以前同じく新谷かおる先生の「ガッデム」も揃えていた関係で、本棚が非常にまとまりよく。
しかして、ブックオフで手に入った現物は約半分。残りの半分はブックオフオンラインとアマゾンでバラバラと入手。飛び飛びの巻を個別に探し、ほぼ定価のものから1冊2円(!!!)という眉唾のものまで、注文して待つこと10日ほど。ついに全巻がそろった。
まともに通しで読んだことがなかったが、そうかこういう話だったのか。なかなか重たい。しかしこれがネットも何もない、東西冷戦の真っただ中に描かれた作品というのはやはりすごい。40年経った今読んでも(もちろん航空好きというのを差し引いても)、鑑賞に堪える。トンデモ兵器や設定ももちろん活劇として必要なエッセンス。のちのエースコンバットにも生かされたあれこれも、ようやく謎が解けた。
今年の冬は、メカコレマクロスだのモビルスーツアンサンブルだのチョイプラだののほかに、チョコエッグ戦闘機シリーズのリメイクの楽しみもできたな。
こんだけあるんだもん。F-20は最低でもやりたいよな。あとクフィルがあんだけ活躍してるとは。そんな初冬の一幕。