ツクッテクミタテテ
「量産型リコ」を見て自分のプラモとの向き合い方を考えた話。
夏ドラマで唯一見ていた「量産型リコ」。先日最終回になりましたな。個人的に続編希望のスッキリ見られるドラマだと思ったの。どんなドラマかは解説を検索してもらうとして、30分番組でプラモデルと人間ドラマをバランスさせているのが見事だなあと。
主演の与田祐希さんも可愛らしいけど、周りの演者の方も決してネームだけではなくてそれぞれの人生・エピソードの絡ませ方がうまい。番宣・CMバンバンのドラマや映画にうんざりするので、深夜ドラマなのにやっぱり面白いと感じさせるくらいのほうがいいね。
プラモデルとのこじつけ方が強引(というかプラモ屋にどうやって引っ張っていくのかが毎回楽しいので、いい意味でね)だけども、連れて行った先の店主・矢島(田中要次さん)とのやり取りが毎回バラエティに富んでいてこれも面白い。正直各種テクニックはこの時間の中で展開するには厳しいけど、「こんなプラモもあるのか」とメーカーの枠を超えて見せていくのは特番でなく連続ドラマとして一つの形の提起ではないだろうか。
10回の放映でガンプラ・キャラクターモデル・自動車や美少女モデル、ミニ四駆などを取り上げていたがまだまだ足りない。「孤独のグルメ」じゃないけど、ふらりと手に取ったプラモを淡々と作り味わっていくのも見てみたいねえ。テレ東ならできる!!!
さて、そうしたドラマを見て自分のプラモとの向き合い方を省みる。せっかく作ったプラモもそのまま棚に置いてしまうのももったいない。せっかくの航空機、やっぱり「空を飛んでこそ」と思い、フォトラマに挑戦。と言ってもGIMPを久々に使って青空背景に舞うF15改を作ってみたくなった。それが冒頭の画像。
ちなみに元ネタはこれ。
かといってずっと手に持っているわけに行かないので、スタンドも準備したい。折しも気になっていたバンダイの30MMシリーズのディスプレイベースが再販されたので、これを組み立ててみる。
まさに都市上空を飛ぶ戦闘機スケールモデルにはとても良いんじゃないかしらと。航空写真で都市上空の見え方を検索して、派手になりすぎない程度に手を入れつつ。
まあ、雰囲気的に出てる感じではないでしょうかと。あまりカラフルすぎるビルは都市部に無いとは思うので適度に。シタデルって便利だわぁ。
ちなみにF15改の劇中登場は「虚構のスクランブルで出撃し、突如消えた敵機(の反応)に翻弄されたあと首都上空を飛ぶ」という感じ。現代の東京上空夜景の無料素材を拝借し、作ってみたのがこれ。
月明かりと都市の明かりの照り返し加減があまりわからんので。
事程左様に、いろんなツールがある現代だものこういう楽しみ方も自由だ。というわけで、リアルと虚構の融合、続く。