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趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

真夏の夜の夢

 灼熱の東京放浪記・その弐。

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真夏の夜の夢

 この時期「なんかイベントやってんべぇ」と行き当たりばったりで考えておりましたが、とりあえずいつもここからというか、お台場に行くわけで。というのも、ちょろりと調べた結果、15日位から8月中限定で、「実物大ガンダムプロジェクションマッピング投影というイベント」をやっているらしい。そこまで見たい、というものでも正直なかったのだけど、プロジェクションマッピング自体まだ見たことがなかったのでいい経験かと思いルートに組み込んだ次第。

 

 秋葉原から新橋経由ゆりかもめ利用でお台場へ行くルートにしたのだが、意外に苦難の道が立ちはだかる。

 秋葉原駅のホームに上がるやいなや、奇声(ヒステリックな怒鳴り声 )で誰かを罵倒しながらホームの端側まで歩いて行くエキセントリックな女性。「誰か」という表現をしたのは、その罵倒の相手と思われる人物が俺の目では見当たらなかったから。その人に追われているという感じの人もおらず、延々と叫びながら「多分その人には見えているであろう」相手を歩きながら追い詰めていくかなりふくよかな30代前後の女性。東京は怖か所ですバイ

 更に東京駅側に向かう列車に乗るはずが、どういうわけか上野方面に向かってしまい慌てて2駅先で降りて反対側に進む。久々に帰宅ラッシュの満員電車(それでも息ができるからまだマシなんだろうな)。新橋で降りたところで「やめっかな」という考えが首をもたげるも、交通費も使っちまったしなぁと思い直し、ゆりかもめへ。

 湿度が高いとはいえ、雨が降っているわけでもない東京の夜景。レインボーブリッジも東京タワーもお台場地域のイルミネーションも綺麗に見えた。写真は撮れんかったが(笑)

 

 ゆりかもめお台場海浜公園駅で降車し、歩いてダイバーシティ東京に向かう。その途中、気になる看板を発見。

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 そういえばお台場だったかに昭和シェルのスペースが有ったとか聞いた記憶があるが、こんなところにあったとは。というわけで、イベントが始まるまで時間もあるので軽食で腹を満たすべく昭和シェルのシェルミュージアム&カフェへ。店内はすでにラストオーダー近くの時間だったためか、人もまばら。確かにオフィス街の真ん中だからね。申し訳程度のショップスペースを通り過ぎ、カフェスペースでスパニッシュオムレツとアイスコーヒーをオーダー。

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 薄緑のチリソース味のペースト(何味だ?)と、たらこペーストがトッピングされたスパニッシュオムレツ。なかなかに美味しゅうございました。

 

 食い終わると19時25分。ああっ、初回の19時半からの回に間に合わん(笑)!!! 蒸し暑い空気の中、早足でダイバーシティ東京へ。しかし到着した時には5分のイベントの半分ほどが経過。仕方なく20時からの回を待つとする。

 その間、嫁の免許取得祝いを物色する。ライセンスケース(パスケース)を所望していたため、なんかいいものはないかと思いながら店を回る。と、サマンサタバサのショップを発見。デザインもそこそこ、値段もアホみたいな値段じゃなく普段使いできるなと判断し、ほぼ即決。嫁、喜んでくれるといいのだが。

 

 さていよいよイベント開始。怪しくライトアップされた実物大ガンダム

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 この機体にプロジェクションマッピングで様々な演出が描かれていくわけで。動画も撮影したんだけど、途中でカメラの向きを縦向きにしたために非常に見づらい方向になってしまった。内容としては、35周年を記念してファーストを素体にして、エクシアやAGE、ユニコーンに見える演出がなされていく。いやマジで。ラストの方ではネオ・ジオングが空に飛翔していく姿が映し出され、ガンダムの頭が動いたりウォーターキャノンでバシュゥとなったりいやなかなかすごい。

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 まぁこういうイベントだったわけですよ。ちなみに屋内でははるな愛がニューハーフ世界一になった時の衣装が展示されていたりというイベントをやっていたのだが、その店内広告でこの実物大ガンダムの文字と空目してしまい「実物大はるな愛」と見えてしまったのは、これこそきっと真夏の夜の夢だったというオチ

 

 この後ゆりかもめと山手線で秋葉原まで戻ったのです。

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 新橋乗り換えでようやくSL広場の写真を。ほろ酔い加減のサラリーマンがほんとにフラフラ歩いてるのな。

 

 こうして蒸し暑い東京の夜は更けていく...。