晩秋の暴走2017・秋の巻。
気が付けば11月ももう間もなく終わってしまうんですなぁ。
というわけで、2017年11月、「晩秋の暴走」と称して小旅行に出てしまったのです。
家族、嫁さんの理解をもらい、仕事終わりで飛行機に飛び乗りやってきたのはいつもここから羽田空港。しかして到着はすでに20時近く、東京モノレールと山手線を乗り継いで秋葉原へ。
最近吉野家のCMで、佐藤二朗と早見あかりがコントみたいなのをやっているのだが、この牛すき鍋膳が妙にうまそうで久々に吉野家に入る。
【大爆笑cm】吉野家 佐藤二朗 早見あかり 変顔が面白すぎる
15秒CMでは一瞬なのだが、実際にはこんなに長いバージョンを撮っているとは。
しかして秋葉原中央通りの吉野家、こんなに広い店舗ではなくカウンターに10席ほど、なるほど東京の店ってのはこういうのかと思いつつ並盛にキムチセットで無難に終わり。すでに閉店時間を過ぎた店が目立つ夜の秋葉原を、定宿に向かって歩き始める。
東京あったけえ!! 気温高ぇ!!!
氷点下ギリギリの北海道から出てきたもんだから、気温差がなかなか。神田川沿いのとあるビジネスホテルについて部屋に入り、テレビをつけると報道ステーションで新千歳がえらいこっちゃのニュース。明日帰れるのか? なんて思うも来てしまった以上あとは野となれ山となれ。熱めのお湯をユニットバスに満たして、週の疲れを秋葉原の夜景を見ながら流す。23階の眺めはなかなか。自分で高層マンションとかに入りたいとは思わないけどな。高所恐怖症の気もあるし。
さて翌朝。
例年この勤労感謝の日前後になると、秋葉原UDXでガンプラエキスポなるイベントが行われていたのだが、今年については情報がない。もうやらんのだろうかと思いながら、余裕をもってチェックアウト。時間ギリギリの10時だとえらい混むらしいので、少し早めに宿を出て朝の秋葉原を散策。昨夜は閉店後だったが今朝は開店前。そういや土曜の東京は初めてかもしれん。
天気は快晴、宿の窓からスカイツリーがきれいに見えた。
宿から3分の柳森神社でいつも通り家内安全のお参り。
さて、ここで話は数日前にさかのぼる。
嫁が約8年近く使用したThinkPad edge15がいよいよもって挙動がおかしくなりつつあり、次期主力マシンを検討していたところ、家族で何気なく入ったコストコで見つけてしまったのだ。LENOVOのYOGA900。すでにカタログアウトしているため直販では手に入らないのだが、アウトレットで半額以下のプライス。画面解像度4K、しかもOffice付き、そのほかのスペックもそこそこで9万少々。何よりタッチパネルで筆圧検知、レノボお家芸の360度回転する筐体でタブレットモードにできたり。嫁さんの使い方にがっちりマッチしたため、採用決定。
嫁曰く、「俺もニューマシンほしいなー、って顔してた」そうで。
ああそうだ。軽いテックジャンキーとしては、やっぱり現在の技術に触れてみたいのだ。タッチパネルの反応や画質がどれくらいになっているのか、エンタメ機能にも興味はあるのだよ。
で、秋葉原に時間軸は戻り。少し前から気になっていたマシンを物色し徘徊。そのマシンとは。
「YOGA BOOK」。
知っている人は知っているだろう、10.1型の2in1機。こいつの特徴はなんといっても物理キーボードを持たない、両面タッチパネル(正確には画面はタッチパネル、キーボード側はペンタブレットのような仕組み₎というある意味変態仕様。それでいてWindows10がちゃんと動くという、「かつては夢だった現実」を地で行くマシン。
しかして先の通り、物理キーボードを持たない変態仕様、実際に文章を打ったり操作したりするのにそれはどうなのか? という疑問は勿論付き纏うため、なら実機を触ってみたら良いじゃないと。
メジャーなところで順番にエディオン、ソフマップ、ビックカメラ、ツクモときて最後はヨドバシAkiba。約2時間悩む。使用感は良い。Windows10がまともに動く。容量はmicroSDでなんとかなる。これがあったら出張の時とかすげぇ楽。でも年に何回ある? とは言えこれからバスバス入れられるんだろうし...。
色々迷った挙句、今回の旅の目的の一つは
「やりたきゃやりゃええんじゃ」
なので、やっちまった。ここしばらく本もプラモもほとんど買ってなかったし。数日でボーナスも入るもの、40過ぎた大人が買うものにしては安いくらいだ...などと脳内をプラス思考に持っていきクワッとなってハッとしたら意外にずっしりした箱が手の中に。
とりあえず容量確保のため、あきばお~にてもう安くなってきた128GBのmicroSDXCを購入。別の方のブログにて、VHD(仮想ハードディスク)化してマウントするやり方もあるのかぁ、などと移動の私鉄の中で調べながら、次はお台場。
GUNDAM docs at TOKYOとGUNDAM BASE TOKYO
実物大ユニコーンは冒頭に持ってきたので、11月20日から始まったばかりの「GUNDAM docs at TOKYO」なるイベントを見に行く。例のガンダムカフェの横にジムとザクがずらりと並び、真ん中にポツリとガンダムが無双直前。
ちなみにこのすぐ下ではなにやらアイドルのステージを準備中で、整理している係員の人が「撮影禁止」の札を持っていたので念のため聞いてみた。やはりアイドルの方が禁止で、こっちの方は「あ、いいですよー」との事。むう。
ダイバーシティ東京の中はそれこそ至る所にガンダムネタが仕込まれていたのだが、余りに数が多かったのと連休の土曜で人が多すぎたので割愛。あちらこちらと見ながら、ガンダムフロント東京の後を引き継いだ「THE GUNDAM BASE TOKYO」へ。
今年、ここ数年この時期に秋葉原UDXで開催されていた「GUNPLA EXPO WORLD TOUR JAPAN」の告知が無く、もうやらなくなったのかなぁなんて思っていたのだが、この店に来て合点がいった。
EXPOほぼそのままやん。
歴代のガンプラ展示や新作の発表など、常設してる上に展示レイアウトもこれまでのイベントに準じているので、別のスペースを借りてまでやるもので無くなった、ということなんだろうな。折しもビルダーズコンテストの投票もやっていたので、時期としてはやっぱり当たりだった様子。
それもそうだし、ミニチュア好きのオッサンにしてみたらこっちの方がぐっと来たり。
とりあえず今のところ欲しいガンプラも思いつかないため、雰囲気を味わって撤収。そのままダイバーシティ東京内の店を散策し、ああもうすぐクリスマスだなぁ、嫁さんなに買ってやるかなぁ、息子に何あげようかなぁ、なんて思いながら徐々に人間に戻っていったわけで。
すったもんだの末(お台場から羽田へ向かうリムジンバスの乗り場がわからず全力疾走)、なんとか無事に帰りの便に乗り北海道へ。冬の匂いのする千歳空港、帰ってきたなぁと思いながら帰路へ着く。
家では息子がお出迎え。嫁に「居ない時にじいじが玄関開ける音を聞いたら『とーたん!?』って言って探しに行ってたよ」と。そっか、すまないな。
もう少ししたら、息子と一緒に旅に出られるかな。楽しみだなあ。
子供が生まれる前の、この時期恒例の旅の記事と比べたら、多分違うんだろうな。それはきっとすごく幸せなことなんだ。