先日の「birth」の追記。
・loop
38の誕生日ということで、当日はいろんなところからメッセージを頂いたのはこの前の通り。今回はその辺の追記と、誕生日について思うことを。
30も超えて誕生日ー、というのは独身の頃は想像もつかなかったが、うちの嫁及び家族はいつまでも覚えてくれている。mixiを始めとしてSNSやブログなどでも、毎年メッセージを下さる皆様がいたりする。昔に比べて、気軽にそうしたやり取りを出来るのが現代のいいところかもしれない。
今年は嫁からこんなプレゼント。
ガンプラの方じゃございません。吉田カバンの財布。最近のトゥルトゥルした素材のじゃなく、帆布の長財布。一つ前に使っていたのがノイ・インテレッセのハイブリッドレザーの長財布だったのだが、若干重いのと休職直後=抑うつ真っ只中の購入だったのでそろそろ次のステップに行きたいなぁと。
ちなみにガンプラの方は7月に発売になったHGUC ゼータプラス。2ヶ月近く寝かせててようやく作れたのさ。その「時間」もプレゼントの一つだったり。集中して作っているのを何も言わず干渉しない嫁というのもなかなかいないと思うのさ。
そして実は当日、嫁が用意してくれた誕生日スペシャルがもう一つある。
「フルーチェ一気食い」。
俺的「3大・庶民の贅沢スイーツ」の一つ!!! フルーチェ一箱をボウルで作り、そのままカレースプーンで一気に食す!!! ちなみに他の2つは「ポッキー一箱大人食い」「プッチンプリン3個パック一気食い」。年に一回しかしないから貴重なのだよ。
という誕生日当日。
そして少しシリアスな話。
誕生日が「おめでとう」と祝ってもらうのと同様に、ここ数年自然に「産んでくれてありがとう」と母親に思えるようになった気がする。思っても言葉にしないと意味が無いので、メールで送る。直接はまだやはり照れが入るしな。
3年前は、抑うつの真っ只中。デイケアで治療を開始した直後の頃。母親はしきりに「辛い世界に産んでしまったのか、生まれてきて辛くなはないか」と謝っていた。抑うつになる前、色々と俺が辛い時期にその姿を見ては自分に責任を感じてしまう母親を見ていたので、それは無いと返していた。不思議なことに、抑うつの一番ひどい時も、生まれてこなければよかったとは一度も思わなかった。辛いと思うことがあったとしても、それ以上に楽しいと感じる事があふれていると知っていたから。
その時の誕生日は、実家で皆揃って過ごしたんじゃなかったかな。大変な34歳の一年を終え、35歳の最初の日。先行きは不安だったけど、なんとかなるさと笑う家族。命あっての物種、というのがうちの家族のモットーだから。
それから3年の今年。遅番上がりを待っていてくれた嫁と二人で過ごす。仕事はなんとか続けられている。前日は道央の大雨洪水の影響をモロに受けて激務、5勤の中日で少しぐったりしていた12日。
今年も何とか生きている。
いろんなものに、ありがとうを。
タイトルの「loop("birth" reconstructive mix)」は、前回の「birth」のremixという位置づけ。合わせて歌詞を検索して頂ければ。