Think Like Talking.

変わりゆく変わらないもの

Metamorphose

 というわけで、本日なんであんな時間に前の日記をアップしているのか疑問だった人もいると思うので種明かし。日帰りで出張にて、機内の無料WiFiで接続していたのです。

Metamorphose

 10年以上前のGACKTの曲ですが。

 さてMetamorphose。「合体」「変形」は男の夢というのは定説だと思うが、先月の東京一人旅で手に入れたYOGA BOOKの話。

 2In1という形式の、ノート風の使用感とタブレットの手軽さを兼ね備えたうえで、物理的なペーパーを使ったインターフェースとの共存のような、ある意味かなり突き抜けたコンセプトのYOGA BOOK。実際この日記も前回のエントリもYOGA BOOKで書いているのだが、徐々にいろいろ見えてきたのでちょっとレビュー。

 

 とりあえずWindows10が動く10インチマシンとして購入したのだが、2週間以上経った今も基本のセットアップが終わった程度。というか、あまりメインマシンのように何でも入れるような使い方ではないよなあ、あくまで文章や手書きのあれこれをアウトプットするツールとして考えるのが正しいのではないかと考えてみる。

 このマシンの最大の特徴である、haloキーボード。物理キーと全く同じとはいかないまでも、慣れてくればかなりの部分までアジャストは可能。ポジションの置き方はコツがいるけど、それさえ乗り越えればまぁタッチパネルのソフトキーボードをいじるよりははるかに速い。何より、付属のRealPenを使ったペンタブレット的な使い方は、絵心のない俺でも何か描いてみようか、という気にさせてくれる。

 ガチンコの(趣味的)デジ絵描きたる嫁が「結構描きやすいんじゃないこれ」と一定の評価。とか言いながら30秒足らずで息子の似顔絵描いていきやがった...。

 

 そこここのブログなどで、「性能的に物足りない」とか「売った」という記事もあってそれはその人次第だから構やしないんだけど、この値段の一芸に秀でた(もしかしたら時代のあだ花になりかねない)マシンに、あまりに高い期待をし過ぎてやしないだろうか、と。こういうクリエイト系のギミックを内包したマシンって、使い方の発想ができるか否かで評価がガラッと変わるからなぁ。

 自分はこういう日記を書くのに、メインマシンのX1 Carbonはもちろん頂点として君臨しているものの、こうした出先に持っていくマシンとしてYOGA BOOKの軽さはありがたいし、家の中でも確かに使いやすい。いずれ物心がついていたずらするであろう息子にだって、いつか譲ったら手書き機能は大きく子供の絵心を刺激するかもしれない。

 

 地味に昔のマシンを処分しきれない背景に、思い入れはもちろんのこと息子が存分に遊び倒せるマシンを置いときたいなぁ、何て思っている側面がある。今日びキーボードのタッチタイプの一つくらいできなければ学校でも置いて行かれそうなデジタルネイティブ世代、運動は苦手だけど、親父としてそれくらいは教えてやりたいし、ドヤ顔したいんじゃい。

 

 そんな野望を胸に秘め、まだまだ出発時間まで時間があるので日記を書く。思考の整理と表現のプロセスをする時間がなかなか最近取れないからなぁ。

 

 あ、一応SIMフリー版を買ったので格安SIMで出先で使うのも考えてるけど、どれくらい使うか思案中。今のところはテザリングで様子見。ワイヤレスってすごいよね。

 

 だんだんとっ散らかりつつあるのでこれにて終了。

Christmas Chorus

 週末のお話。

・Christmas Chorus

 息子と甥っ子たちにあげるクリスマスプレゼントを買いに、人のあふれる日曜の札幌へ。

 まだまだプレゼントはおもちゃがいい小学生の甥っ子、とにかくトミカが大好きな息子にどんなプレゼントがいいか、妹に相談。甥っ子はベイブレードとマインクラフトにはまっているらしく、上の子にベイブレード、下の子にマインクラフトのレゴを。息子はCMで流れるトミカパーキングにべったり張り付いていたため、デラックストミカビルと迷ったもののトイザらスの人気3位に入っているらしいトミカパーキングに決定。

 

 トイザらスのレジ行列がすさまじいことを知る。

 ていうか、クリスマス商戦ってこんなすごいの? おじさんはびっくりしたよ。駐車場がどこも満車、店内はごった返し子供のカートは全部出払ってすれ違うのも大変。公務員のボーナスが出た直後の関係もあるかもしれんけど、こりゃすげえ。

 札幌の駅前周辺も回ってみたが、売れ筋は在庫を示す看板が出ていたり人気の商品はとっくに売り切れていたり、仕方なくスマホで検索したら転売屋がバカみたいな値段付けてたり。これはまさに戦場!!

 

 しかし今のところあまりマニアックな商品を欲しがらないだけまだましと考え、数軒はしごを覚悟していたのだが、ヨドバシで一通り手に入る。両手に大きな紙袋を下げ、そこかしこのイルミネーション輝く道を通りながらふと思う。

 

 あ、いまこれが幸せなんじゃないのか。

 

 子供の喜ぶ顔を見たいがために、いい大人たちが一斉に本気で探し物。ある意味で宝探し。疲れた顔をしているけど、どこか嬉しそうな。

 

 甥っ子の方が息子より数年先に生まれて、「予行演習だぁ」なんて言いながらプレゼントを買ってたけど、やっと自分の息子に買ってやれる時期が来たんだなぁ。

 

 ああそうか。

 

 こういう「父ちゃん」になるのが、俺の夢だったのか。

 

 本番のクリスマスまでまだ10日以上。子供のころは自分がもらう側で指折り数えていたけど、今度はあげる側で指折り数え。いいクリスマスを迎えられますように。

ベイブレードバースト B-96 無限ベイスタジアムDXセット

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レゴ(LEGO)マインクラフト クラフトボックス 2.0 21135

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トミカ  ぐるぐるシュート!! DXトミカパーキング

トミカ ぐるぐるシュート!! DXトミカパーキング

 

 

 

 

 

人生は夢だらけ

 この曲椎名林檎だったんだなぁ。

・人生は夢だらけ

www.youtube.com

 朝っぱらから昨日当日返却で借りたDVDを返しに開店前のツタヤへ。返却ボックスへDVDを投函し、家に戻る道すがらふと思い立ってこの曲のPVをYouTubeで見る。

 

 なんというか、やっぱりこの人って天才なんだろうなあ。

 結構その力強さや世界観に抉られることもあるんだけど、何年かに数度ふとはまる曲に出会うのもこの人なんだな。「能動的三分間」とか、最近では「おとなの掟」とか。

 

 さて、夢だらけのお話。

 生まれてこの方夢らしい夢を持った記憶がない男なのであるが、夢ってどういう風に持ったらいいんですかね? 物欲だけはそこそこあるんだけれども。

 例えば何者かになりたい、職業であるとか地位であるとかが明確にある人って、それはどうやって「そうなりたい」と考えたり、決断したりしたんだろう。常々疑問なんです。

 小市民なので、スケールの大きすぎる夢とやらは思い浮かばず、目の前にある生活を守ることが第一義にせざるを得ない立場から、何気ない日常が続くことを望むのが精いっぱいだったり。でもそれって、実はものすごく難しいことなんじゃないかと最近思ってみる。だって人生を何事もなくって、ノーミスで人生ゲームを進めていくようなものじゃないだろうか。大なり小なり波乱や浮き沈みがあって、人様に知られることなくその人なりのドラマが必ずあって、今の目の前にいる家族や大事な人たちを含めて何事もなく平穏に過ごすということのいかに難しいことか。

 

 ささやかな夢も、ある程度のレベルまでは結局金銭で何とかなってしまうかもしれない。人にもてたいとか遊びたいとかだって、ある程度までは、ね。

 そう考えると、いつも「夢ってなんだ」と考えてしまう。

 

 近寄れば悲しく、離れれば楽しく見えてくるものでしょう

 

 という歌詞だったり。なんだか深く刺さったのが今朝のお話さ。

 

 とりあえず、息子と甥っ子たちのクリスマスプレゼントを何にするか、大人の   役割として「夢」を与えられたらいいな。

 

 てなわけで今宵はこれまで。

いつか晴れた日に

 気が付けば11月ももう間もなく終わってしまうんですなぁ。

いつか晴れた日に

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 というわけで、2017年11月、晩秋の暴走と称して小旅行に出てしまったのです。

 

 家族、嫁さんの理解をもらい、仕事終わりで飛行機に飛び乗りやってきたのはいつもここから羽田空港。しかして到着はすでに20時近く、東京モノレールと山手線を乗り継いで秋葉原へ。

 最近吉野家のCMで、佐藤二朗早見あかりがコントみたいなのをやっているのだが、この牛すき鍋膳が妙にうまそうで久々に吉野家に入る。


福田監督の吉野家CMがまたツッコミどころ満載www佐藤二朗×早見あかり【吉野家CM】

 15秒CMでは一瞬なのだが、実際にはこんなに長いバージョンを撮っているとは。

 しかして秋葉原中央通りの吉野家、こんなに広い店舗ではなくカウンターに10席ほど、なるほど東京の店ってのはこういうのかと思いつつ並盛にキムチセットで無難に終わり。すでに閉店時間を過ぎた店が目立つ夜の秋葉原を、定宿に向かって歩き始める。

 

 東京あったけえ!!

 氷点下ギリギリの北海道から出てきたもんだから、気温差がなかなか。神田川沿いのとあるビジネスホテルについて部屋に入り、テレビをつけると報道ステーションで新千歳がえらいこっちゃのニュース。明日帰れるのか? なんて思うも来てしまった以上あとは野となれ山となれ。熱めのお湯をユニットバスに満たして、週の疲れを秋葉原の夜景を見ながら流す。23階の眺めはなかなか。自分で高層マンションとかに入りたいとは思わないけどな。高所恐怖症の気もあるし。

 

 さて翌朝。

 例年この勤労感謝の日前後になると、秋葉原UDXガンプラエキスポなるイベントが行われていたのだが、今年については情報がない。もうやらんのだろうかと思いながら、余裕をもってチェックアウト。時間ギリギリの10時だとえらい混むらしいので、少し早めに宿を出て朝の秋葉原を散策。昨夜は閉店後だったが今朝は開店前。そういや土曜の東京は初めてかもしれん。

 天気は快晴、宿の窓からスカイツリーがきれいに見えた。

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 宿から3分の柳森神社でいつも通り家内安全のお参り。

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 さて今回。話は数日前にさかのぼる。

 嫁が約8年近く使用したThinkPad edge15がいよいよもって挙動がおかしくなりつつあり、次期主力マシンを検討していたところ、家族で何気なく入ったコストコで見つけてしまったのだ。LENOVOのYOGA900。すでにカタログアウトしているため直販では手に入らないのだが、アウトレットで半額以下のプライス。画面解像度4K、しかもOffice付き、そのほかのスペックもそこそこで9万少々。何よりタッチパネルで筆圧検知、レノボお家芸の360度回転する筐体でタブレットモードにできたり。嫁さんの使い方にがっちりマッチしたため、採用決定。

 嫁曰く、「俺もニューマシンほしいなー、って顔してた」そうで。

 

 そうです。軽いテックジャンキーとしては、やっぱり現在の技術に触れてみたいのです。タッチパネルの反応や画質がどれくらいになっているのか、エンタメ機能にも興味はあるのです。

 

 で、秋葉原に時間軸は戻り。少し前から気になっていたマシンを物色し徘徊。そのマシンとは。

 

 YOGA BOOK。

 知っている人は知っているだろう、10.1型の2in1機。こいつの特徴はなんといっても物理キーボードを持たない、両面タッチパネル(正確には画面はタッチパネル、キーボード側はペンタブレットのような仕組み₎というある意味変態仕様。それでいてWindows10がちゃんと動くという、「かつては夢だった現実」を地で行くマシン。

 

 しかして先の通り、物理キーボードを持たない変態仕様、実際に文章を打ったり操作したりするのにそれはどうなのか? という疑問は勿論付き纏うため、なら実機を触ってみたら良いじゃないと。

 

 メジャーなところで順番にエディオンソフマップビックカメラツクモときて最後はヨドバシAkiba。約2時間悩む。使用感は良い。Windows10がまともに動く。容量はmicroSDでなんとかなる。これがあったら出張の時とかすげぇ楽。でも年に何回ある? とは言えこれからバスバス入れられるんだろうし...。

 色々迷った挙句、今回の旅の目的の一つは

 

「やりたきゃやりゃええんじゃ」

 

 なので、やっちまった。ここしばらく本もプラモもほとんど買ってなかったし。数日でボーナスも入るもの、40過ぎた大人が買うものにしては安いくらいだ...などと脳内をプラス思考に持っていきクワッとなってハッとしたら意外にずっしりした箱が手の中に。

 

 とりあえず容量確保のため、あきばお~にてもう安くなってきた128GBのmicroSDXCを購入。別の方のブログにて、VHD(仮想ハードディスク)化してマウントするやり方もあるのかぁ、などと移動の私鉄の中で調べながら、次はお台場。

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 実物大ユニコーンは冒頭に持ってきたので、11月20日から始まったばかりの「GUNDAM docs at TOKYO」なるイベントを見に行く。例のガンダムカフェの横にジムとザクがずらりと並び、真ん中にポツリとガンダムが無双直前。

 ちなみにこのすぐ下ではなにやらアイドルのステージを準備中で、整理している係員の人が「撮影禁止」の札を持っていたので念のため聞いてみた。やはりアイドルの方が禁止で、こっちの方は「あ、いいですよー」との事。むう。

 

 ダイバーシティ東京の中はそれこそ至る所にガンダムネタが仕込まれていたのだが、余りに数が多かったのと連休の土曜で人が多すぎたので割愛。あちらこちらと見ながら、ガンダムフロント東京の後を引き継いだ「THE GUNDAM BASE TOKYO」へ。

 今年、ここ数年この時期に秋葉原UDXで開催されていた「GUNPLA EXPO WORLD TOUR JAPAN」の告知が無く、もうやらなくなったのかなぁなんて思っていたのだが、この店に来て合点がいった。

 EXPOほぼそのままやん。

 歴代のガンプラ展示や新作の発表など、常設してる上に展示レイアウトもこれまでのイベントに準じているので、別のスペースを借りてまでやるもので無くなった、ということなんだろうな。折しもビルダーズコンテストの投票もやっていたので、時期としてはやっぱり当たりだった様子。

 それもそうだし、ミニチュア好きのオッサンにしてみたらこっちの方がぐっと来たり。

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 とりあえず今のところ欲しいガンプラも思いつかないため、雰囲気を味わって撤収。そのままダイバーシティ東京内の店を散策し、ああもうすぐクリスマスだなぁ、嫁さんなに買ってやるかなぁ、息子に何あげようかなぁ、なんて思いながら徐々に人間に戻っていったわけで。

 すったもんだの末(お台場から羽田へ向かうリムジンバスの乗り場がわからず全力疾走)、なんとか無事に帰りの便に乗り北海道へ。冬の匂いのする千歳空港、帰ってきたなぁと思いながら帰路へ着く。

 家では息子がお出迎え。嫁に「居ない時にじいじが玄関開ける音を聞いたら『とーたん!?』って言って探しに行ってたよ」と。そっか、すまないな。

 

 もう少ししたら、息子と一緒に旅に出られるかな。楽しみだなあ。

 子供が生まれる前の、この時期恒例の旅の記事と比べたら、多分違うんだろうな。それはきっとすごく幸せなことなんだ。

Bye Bye Television

 しばらく日記を書かない内にもう11月ですよ。

・Bye Bye Television


Bye Bye television・高野寛

 タイトルは高野寛さんの曲。自分が聞いたのはライブベスト盤なんだが。

 

 さてバイバイテレビジョンということで、ここしばらくの間に入ってきたニュースが

みなおか」「めちゃイケ」終了

 ってことなんですが。「みなおか」って何のことよと思ったら「みなさんのおかげでした」略して「みなおか」かよ。くっだらねえ。

 フジテレビが迷走してもう何年も経つけど、看板のバラエティがドンドン終わって今のフジって何が残ってるの? という状況。その中で、20年以上の歴史がある2番組が終了ってことなんだが、そりゃそうだよな。見ていて「笑えない」。

 

 面白いか面白くないかは、安易に言ってはいけないことと思うのだ。と言うのは、「お笑い」「バラエティ」に面白さを感じられるかどうかはその人の知性によると思っているから。何かのモノマネや隠された意味を連想してその面白さを見つけるには、それぞれの要素をつなげる力や知識、発想も必要になる。落語もそうだし、あらゆる芸能で「笑わせる」のは実は結構な計算が必要だったり、受け手の側もそれなりの知性が要求される。だからこそ、安易に「面白くない」と言ってしまうのは「隠された面白さを感じられない感性」と言うのとほぼ同じと考えてしまうのだ。

 

 ただし、それを差し引いても最近のバラエティで笑えるか笑えないかの振れ幅は激しいと感じる。

 例えば最近悪くないと思うのは、4時間程度ぶち抜きで季節放送の「ENGEIグランドスラム」(奇しくもフジテレビ)。芸人が他の芸人のいじりなしに自力でライブ形式のお笑いを披露するわけだが、漫才やコントなど様々なスタイルでステージに上る。大掛かりなセット(コントは若干あるが)もロケも仕込みも無く、自力で視聴者を笑わせるスタイルは、普段彼らがテレビに映らない時にどのように笑いに向き合っているかを見せてくれる気がして嫌いではない。

 

 翻って終了する2番組について上で「笑えない」と書いた。見ているこちら側として、数年前から(「みなおか」については昔からだが)ものすごく気に入らないのが

 

「メインの芸人(とんねるずナインティナイン)が自ら笑いを取らない」

 

 「めちゃイケ」についてはまだナイナイが自ら動いて云々の企画があれど、出てきた当初のエネルギーはもはやない。年齢にしてみればそれは当然なんだけど、それを言うなら中堅と言われる同世代の芸人が他の番組で自らネタにされたりドッキリを仕掛けられるなどしている。彼らはいわば「他人をイジることで笑いを取る」スタンスに見えてしまうのだ。「みなおか」についてはもっと露骨で、昔からとんねるず自体が「楽屋オチを全国区の芸にした」と言われているようだが、傍から見たらただ弱い芸人・身内を「いじめている」(イジる、ではない)ようにしか見えない。

 それも彼らの「芸」と言われてしまえばそれまでだが、見ていて気持ちの良いものではない。同じくらいの世代で大御所と言われるクラスになったダウンタウンウッチャンナンチャン、少し若手ではロンブー辺りも、イジりはするが基本的に自分も企画の中で他の芸人と同じように身体を張る。ダウンタウンウッチャンナンチャンに至ってはもう50代半ばだ。それでもきちんと企画で罰ゲームを受け、コントを真面目に作ったりしている。

 

 テレビに映る企画が彼らの全てでは無いにしても、今やメディアが様々に存在する時代だ。他人をイジるだけで笑いを取れた時代では無いのかもしれない。芸人が見せる意外性も徐々に薄らいできていたり、一発当ててテレビで良いように消費されるだけの芸人もまだまだ出て来るだろう。

 ギャラで使いどころを狭められ、スポンサーと視聴率とクレームに配慮し、何次受けかわからない業者に制作を任さざるを得ない状況で、更に搾取しまくられた予算で出来上がる番組で、じゃあ何が出来る?

 最近その答えの一つとして見られているのが「過度な演出を廃した番組」と言われている。素人採用型のバラエティ・ドキュメンタリー(テレビ東京辺りが得意か)もそうだし、最近では元SMAPの3人がAbemaTVで試験的に「放送」した番組もそうだろう。使い古された「ヒキ」でテンポを乱しまくるCMや、なんでもテロップで強調する(これはこれで聴覚障害の方にはよかったりするらしいので一概にはいえないけどな)手法、やたらと本題に行く前の煽りが長かったり、そうした要素がかなり少なかったと聞く。

「テレビ業界の危機」なんて声が上がっているらしいけど、そんなものはもっと前から始まっているはずだよ。

 

 ただ、受け手の側である視聴者=我々にも問題があるんじゃないか。

 マイノリティに過剰に「配慮」し、誰かが「おかしい」「気に入らない」とフィルターをかけずにクレームを入れ、フィクション=虚構を虚構として素直に笑えない。これこそが息苦しさと、人を笑わせる事を生業にしている人たちの力をドンドン弱くしている原因じゃないかとすら思う。

 余り褒められたもんじゃないが、昭和のバラエティ番組をYouTubeで偶然見た。今じゃ規制だらけでこんなことやったら大問題だ、と思うような。でも、小学生から大人まで、みんなが一緒に笑える。小難しい事は考えない、それで誰が傷つくなんてことはその時は考えない、ただ目の前の芸人さんが身体を張って、面白い行動や時事ネタを織り込んだり、しかし緻密な計算の上で成り立っていることを後になって知る。表に出る=テレビなどで見える機会が極端に少なかった、「一芸に秀でた」人たちが「芸人」を名乗っていた時代。

 今、何の縛りも誰かへの配慮も考えなくて笑える芸や番組はどれだけある?

 そうした規制や事情を考えさせたり匂わせたりしてしまったら、昔のようには笑えない。もっと言えば、万人を傷つけずに笑わせる手段なんて本当は無いのかもしれないし、人間は残酷だけどその点に面白みを感じてしまって笑う側面もあるのだ。

 

 だから、笑う時は何も考えずに笑う。誰かを傷つけたのなら、その時に謝る。謝られた、傷つけられた側は、その謝罪を以てそこで終わり。一緒に笑う。その寛大さがないから、笑いの質も歪んできてるんじゃないか。

 

 そんなことを、最近のネットニュースを見て思った次第。オチなんかねえよ。グダグダ書いたけどただ一つ

「何も考えずに腹抱えて笑いてぇ!!!!」

 ってだけだい。

if ~ひとり思う~

 何のゲームをしたいかと聞かれたら、多分「シンプルなゲーム」と答えるだろう。

・if ~ひとり思う~


蓮花デビューシングル「if~ひとり思う~」ミュージックビデオ / Renka Debut Single Music Video

 タイトルは2年ほど前に発売された3DS版の「ファイアーエムブレム if」のテーマ曲。「白夜王国」「暗夜王国」の2本立てで発売され、俺は白夜、嫁が暗夜をクリアし嫁の方は俺以上にFE教徒のため「透魔王国」もDLしたのだが、育児のために中断継続中。今年の春に続編(と言うかファミコン版の外伝リメイク)である「Echoes」が発売されてしまい、そっちも頑張っているらしい。通勤時間にプレイしてるみたいだけど、なかなか集中できんだろうなあ。

 

 さて、つらつらとゲームの話。

 最近はゲームも良く出来たもので、甥っ子がNintendo Switchを手に入れて何をしているかと見てみれば、ゼルダの伝説だのドラゴンボールだのというコンテンツの名前は俺が子供の頃から余り変わっていない。しかしその内容というか画面たるや!!! グリグリの3D世界、しかもオープンワールドっぽいどこでも行けるような。こりゃすっげえ。今の子供たちはこうした仮想空間の中で遊ぶ時代なんだなあなんて思ってみたりする。

 でもそれって、裏を返すと現実世界では「うるさい」だの「危ない」だのと言われて、どんどん外で遊ぶ空間が狭くなってるんじゃないか、なんて思う。その上で、作られるものは宅地、服の店、大人ばかり見た商業施設。経済優先の世の中の弊害じゃないのかこれ、何て思ってくる。

 子供のゲーム一つとっても、何かのアイテムを手に入れようとすると、意外と課金の壁にぶち当たる。親は自分の財力でガチャ回せるけど子供はそうは行かない。そこで子供のコミューンの中でも格差が生まれてやしないか。

 

 昔を美化するわけじゃないんだけど、ゲームというからには現実を飛び越えて逃避するというベースラインは変わっていないと思う。でもそこに至る、逃避の手段としての没入感って、やはり視覚に頼るのもあるし、音楽もあるだろうから、現在の「よりリアルに」というのは必然かも知れない。

 でも、2000年代くらいから、常々思う。

 

 想像力で補完する力って、今はどうなんだろう。

 妄想力、じゃないよ。想像力。

 

 無双シリーズのように、本当に後から後から敵が押し寄せてくる大群との戦いも恐らく歴史上は実在したんだろうけど、ゲームとしては単純作業になりやすい。や、楽しいは楽しいよ、ガンダム無双も楽しませていただきました。

 でも、何かが違う。一から十まで用意されたシナリオを追っていくのも恐らくRPGがメジャーになった(ドラクエあたりがやっぱり初期なんだろうな)頃からのジャンルだろうけど、そのシナリオが現在は余りにもガチガチに設定されすぎてて、プレイヤーが想像する余地がなくなりつつあるんじゃないかと思うのだ。

 裏設定が多かったり、様々なアイテムがリアルに設定されたり、時には商業的にそれを現実の製品として発売してしまう(スライムが目薬とコラボってのは嫌いじゃないが)くらい、今はしっかりしていなければユーザーから突っ込まれてしまうんだろうけど、それってユーザーの自由度を奪ってやしないかい。

 

 アイテムもものすごい種類があって、キャラクターもおびただしい数が居て、やれることも設定パラメータも細かに決まっていて。それは確かに「リアル」に寄せるためには必要な要素かもしれない。でも、「さあやるか」で気軽にプレイするにはものすごくめんどくさい。その上、今のゲームって周回プレイが基本のようなんだけど、一周する頃にはお腹いっぱいになっちゃってる。

 

 タイトルに上げたファイアーエムブレムも、ユニットが沢山いるのは初代から変わらないんだけど、友好度だの熟練度だのやりこみ要素が増えてきて、2周目をする気力がはっきり言って湧いてこない。リメイク版のDS「新・暗黒竜と光の剣」は3周くらいやったけど、それでも初代のシナリオをまたやりたいなあと思ったからこそで、同じリメイク版の「新・紋章の謎」はさすがに2周目はやってない(はず)。

 90年の初代が本当に発売された直後、まだほとんどの人がその面白さに気づいていなかった頃からプレイした身としては、ユニットの力、戦略、若干の確率と、限られたアイテムを効率的に使って相手に打ち勝つというコンセプトに大いに衝撃を受けたもんです。勿論当時のファミコン画面なので、細かな描写は無し。敵ボスや味方ユニットのキャラクター顔だって色違いの使い回し。それでも、想像力の中で感情移入してお気に入りのユニットとマップをクリアした時は感動も今と変わらない。そして25年以上経った今でもやはりまたプレイしたいと思わせてくれる。

 

 恐ろしいことに、バーチャルコンソールでダウンロードして今もプレイできる時代になったわけで。できればAndroidのアプリで出して欲しいところだが。現代版アレンジの「ヒーローズ」じゃないんだなあ俺が欲しいのは。

 

 今、息子が2歳を過ぎこれからゲームに触れていくんだろう段階になり。でも最初は理不尽を覚え込ませる意味で、単純なゲームからやらせたいなあ。今のいたれりつくせりな救済措置モリモリのゲームじゃなく。

 

 そんなことを、Switchを見ながら思ったわけで。

 で、これから発売されるミニスーパーファミコン、再販されるミニファミコンを見ながら「やってみたいなあ」なんて思う中年であったとさ

 

 

ファイアーエムブレムif 白夜王国 - 3DS

ファイアーエムブレムif 白夜王国 - 3DS

 
ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣

ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣

 

 

Into the Sky

 あっという間に18歳と276ヶ月。


Gundam Unicorn - RE:0096 - Opening (HD) - "Into the Sky"

・Into the Sky

 本当はユニコーンにかけて「大迷惑」とかにしようかと思ったんだけど、さすがにそれはタイトルとして別のときに使おうと。

 というわけで、9/12に無事に41歳となりました。ちがう、18歳と276ヶ月。そここだわるよ。去年の今頃は腰椎ヘルニアの治療中で死ぬ思いをしていた頃だけど、今年はいよいよ本厄、何が起きるかと思っていたら今のところは平穏。まぁいきなり何かが起きるというのも考えにくいわけだけど。

 

 毎年嫁が「誕生日何が良い?」とプレゼントを聞いてくれるのだが、個人的に男は永遠に心のなかに15歳の少年を飼っているというのが持論なので、服とかは別にいいなあ...と言葉を飲み込んでいたのだが。それにもう41...いや18歳と(以下略)だし、プレゼントもなぁ...なんて心苦しくもあり。

 それならガンプラでもほしいなあなんて笑って言えば「いつ作るの」。いや、その作る時間も含めてプレゼントしてくれたら最高の誕生日プレゼント。

 

 そうしたら、いろんなものがハッとなってクワッとしてウッと気がついたら、新札幌DUOの中に今年できた文教堂ホビーで諦めかけていたこれを発見。

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 RGユニコーンガンダム。や、よーく見て欲しい。初回限定の「プレミアムユニコーンモードBOX」!! 何が違うと言われたら箱が違うだけなんだけど、プレミアムバンダイで受注生産じゃない限定版をそこらの店で手に入れられるならそれに越したことは無い!!!というマニア心をくすぐってくれたアイテム。実は1ヶ月程前に同じ店で発見して、その時はまぁ良いかと見逃したのだ。しかし、お台場の実物大ユニコーンがもうすぐ出来上がるだの、ガンプラエースを勢い余って買っちゃっただのしてたら、自分も作りたくなるじゃない。で、どうせ買うなら限定版がいいなあ、見ちゃったしなあ、でも1ヶ月も前だもの流石に売り切れてるだろと思った矢先。

 

 で、嫁に稟議を上げ決済が降り、使いかけのQUOカードも併用して2700円ほどで大購入。41の大人の買い物にしたら涙が滲むほど安いと思うのだがいかがか。

 

 いつもなら買ったは良いが作る時間がなくて間合いを取りながら半年は寝かせるところ、今回はたまたまいろんな条件と家族の協力があり、すんなり制作に入れた!!!

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 相変わらずの凄まじい部品点数。考えてみたらRG作ったのって3年ぶりくらいじゃないか。前回はなんだっけ、RGエクシアか? 子供が生まれる前だもんなあ。画面奥のタブレット(初代YOGA Tablet)でYouTubeを流しつつ、ちまちま作っていく。

 

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 下半身が出来、

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 上半身が出来、

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 頭部まで作って、

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 武装までようやく完成。この後に更にデカール貼りで2時間程かかったんだけど、まだ完成してないので今のところここまで。ポーズをつけようとしても、今のモデルってポリキャップじゃないから動かすのに抵抗があるんだよな。ABS樹脂で丈夫なんだろうけど、MG F91(ABSで関節を形成した初期のモデル)作ってる時に腰の部品を2・3回ひねったらねじ切れた記憶があって未だに好かん。

 そして多分バリエーションでバンシィもフルアーマーも出るんだろうけど、流石にそこまで作る気は無いので素体でいいですハイ。

 

 とは言えこのスケールの中にPG並のディティールと変形機構を詰め込んでるのはさすが。お台場の実物大も24日だっけ? にいよいよ公開(まぁ大きさが大きさなので既に見えるだろうけど)だし、11月にやるだろうエキスポに合わせて久しぶりに行きたいなぁ...なんて考えてるけど、仕事も忙しそうなので多分無理。少年の心は机の上だけで抑えておきますハイ。

 

 やっぱり好きなことをするのって、良いよなあ。