Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

今年もこの日がやってきました。4月1日。

♪エイプリルフールが今年もやってきた、ということで。嘘を言わなきゃならないのですな。えーと。

 

2018年モデルのThinkPad X1 Carbonなんて欲しくない!!! すっごい欲しくない!!!

 

 のび太か俺は。

 正直な話に戻すと、最近店頭モデルを触る機会があり、キーボード周りや操作系、反応などを見るにつけ、現行主力の第2世代(2013年モデル)でのみ採用されたタッチパッドと一体化されたトラックポイントのボタンなどが非常に硬く感じられるようになってきた。もともとぶん回すような使い方はしないので、ハイエンドのような構成は必要ないものの、文章を打つ時の細かな操作性に惚れてThinkPadを使っている。さっきの第2世代は登場当初賛否両論で、とはいえ自分も使ってみて「ユーザー側の慣れも必要」という考えなのでアジャストして使っていた。だがしかし。細かな部分のストレスというのはやはり積み重なっていくもので。

 性能的にはほとんど不満はないのだが、人間というのは贅沢なもんだ。というわけで欲求封印。

RE-BORN

モビルスーツアンサンブル沼に再びハマる話。

 何度でもよみがえる!!! ...のか?

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 何の話かというと。数回前にやったガチャガチャ・MSアンサンブルの話。

 よんどころない事情により、土曜外来に嫁を連れて行った帰り。そのまま帰るのももったいないということで札幌西口ヨドバシへ。体調的に悪くない様子だったので、こういう時でもなければ都市部にプライベートで来ることの無い嫁、1時間ほど別行動にして好きなものを見てこようという話に強引に持っていき。嫁は地下歩行空間から歩いてどこかへ、俺はそのまま駅周辺へ。

 

 まずはヨドバシ、年度末で何か面白いものはあるかなといつも通りガンプラコーナー。ガンダムマーカー・エアブラシシステムで塗装したHGアスタロトが展示してあったのだが。うむ、うわさには聞いていたが手軽でしかも綺麗に塗れている。基本マーカーを差し込んでエアの力で塗料を飛ばすというものなので、リリースされている色しか使えないだろうが、基本色で塗るのならこれはいい。高価なセットや複雑な手間(調色や使用後の手入れなど)が必要ないというのは画期的。今のところ使うほどの時間とモデルが手元にないので即買いとはいかないが、いいツールが出たということで。

 その後、件のガチャガチャコーナーへ。いつぞやの日記で「もうしばらくやらん」と書いたし、現在リリース中の第5弾でほしいものはある程度コンプリートしたし、過去弾のはいいと思うものはとりあえずそろったしで足を洗う気でいたのです。

 

 しかし、恐るべしヨドバシ。

 すでに販売終了したと思われた過去弾が。過去弾が。第2弾第2.5弾が!!!

 

 あるじゃないか。

 第2弾はバンシィだけで止めていたのだが、本命はダブルオー。しかも2.5弾=エキストラカラー。再販はあるかないかわからない(実際ヨドバシ以外じゃ見たことが無い)。行くしかないだろう!!!

 ということで挑戦。結果。

 バンシィ(覚醒カラー)、ダブルオー(トランザムカラー)、ジム(リアルタイプカラー)、武器セット(=バンシィ・ノルン再現用)。ダブりは割愛。後オーライザーだけなんだけどなぁ。やっぱり魔物が住んでいるのだよ、あの空間には。

 さて、帰宅後。子供が寝た後でめちゃイケ最終回を見ながら黙々と組む。一つ当たり15分弱ってところか。バリ取りや特別な塗装も必要ないから、手軽にコレクションできるのが確かにいいね。冒頭の写真は、前にゲットしたバンシィ・ノルン(通常版)と、右が今回の覚醒カラーVer。

 手前のメガネは、最近買ったJINSのスポーツ系フレーム。子供が元気で突撃してくるようになり、一本フレームレスのプライベート用がダメになったため、耐衝撃性が強そうなのを新調。オンライン限定30%OFFのクーポンがあったので、前から気になっていた調光レンズ仕様でもう一本(右側)。レンズ分厚っ!!! よく見ると配色がバンシィのそれに近いでしょ。地味にイメージしてみた。

 そんな3月末、年度末のお話。 

千年紀末に降る雪は

「千年紀末に降る雪は」を聴いて20年前の昔話。

 タイトルは前回に引き続きキリンジ。千年紀末からもう20年近く経つんだよな。

 20年前か。98年。何やってたかな。そうだ、大学4年だった。就活でえらい目に遭ってた頃だ。まだテレビはアナログで4:3比率で。水曜どうでしょうがまだメジャーになりきる前の。

 最近とみに90年代に記憶が引き戻される時がある。学生時代を懐かしむ? いやいやそれはあるけどそこまで今を嘆いちゃいない。一体何なんだろうな。

 千年紀なんて珍しい区切りをまたいだ世代。21世紀は素晴らしいことが待っている、なんて夢を見ながら育った世代。実際に超えてみたら、同じような日々が続いているわけで。そりゃドラスティックに物事が変わるわけもなく、そんなのは革命みたいな痛みを伴うものじゃないか。

 

 思い出してきた。

 

 変化を続けていく、挑戦をしなければ意味がない、世界と競争、世界に通用するような、などなどなど。

 今日の仕事でまぁ、偉い人の訓示というかその中で少し違和感が残った。

 うん、企業・経済活動の中でそれは必要だろうし、21世紀のご時世に変わりゆく様々な変化に対応しなきゃならないのはこれから必然だろうし避けられないことなんだろう。

 でも、それはあくまで「経済優先」の世界の中であって、それは本当に「生物としての人間」が「生命活動を維持していくうえで」絶対にしなければならないことなんだろうか。他者より強く、他者より先へ、他者より上へ。そのために必要なことではあるだろうけど、AIだ自動○○だのの台頭で人の手が入らなくても云々の世界はくるだろうけど、でも、だけど。

 

 じゃあ、人って何のために生きるのか。

 

 そんな根源的なことに行きついてしまうんじゃないだろうか。

 どうしても誰かを上回って競争して、もがき続けなきゃ生きられない? そのために地球の資源食いつぶして? 経済活動のために? それが正当化されるから?

 

 常々「世界に通用する」という言葉に違和感があるんだ。そりゃ企業体としてはそうしなきゃどんどん飲み込まれていくんだろう。でも、そうしてモノポライズした先って何?

 近くの路地にある家が建て替わった、しばらく行ってなかった店が無くなってた、ちょっと会わなかった友達が結婚してた。そんな近いことですら知りえない人間が?

 

 そんなに世界につながっていなきゃダメなのかな。身の回りのこと一つ満足に知り尽くすことすらできないのに。

 

 ただ季節が春になっていくのを楽しいと感じて、空が晴れてたらどこかに行きたいと思って、嫁が新しい服を着たらかわいいと伝えて、子供が抱きついてきたら頬ずりして、親が元気に遊びに行ったら「しょうがねえな」と苦笑いしながら送り出して。そういう最低限の感性すら置き去りにしなきゃ、自分の大半の時間を仕事に費やせない。拘束時間が会社にいないだけで、精神は前よりずっと会社に囚われた、これが「働き方改革」かい。

 

 なんてなことを「違和感」の正体じゃないかと考えてみたり。

 

 20年前の春に、冬に、俺は何を考えてたかな。

 就職する前年。漠然と「働く」ということを考えてただけで。きっと自由な時間が続かないと知っていながら、でもその時間は今も原体験のように残っていて。

 

 千年紀末に降る雪は、どんなだったかな。

 

 夜中に日記書こうとするとよろしくないね。今宵はまとまりなくこれまで。

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風を撃て

モビルスーツアンサンブル沼、続行中。

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 飲む、打つ、買うというのはやったことがないのだが、手軽に運を試せるのがガチャガチャ。先日の日記で、MS ENSEMBLE(モビルスーツ アンサンブル)というシリーズのガチャガチャをやったという話を書いたが、その後もまだやっていたのです。

 ていうか、札幌のヨドバシで既に絶版かと思っていたシリーズ(第2弾と3弾)がたまたまあり、やってみたら出るじゃないの。バンシィ。そしてフルドドと武器セット。第3弾の武器セットをカプセル外から見たら、「ぃよし、ヘイズルか!!!」とぬか喜び。肝心のヘイズルは別なんですな。ううむ、これを探してさらに当てるまでのコストを考えるとバカにならんなぁ。どうにかならんもんかと思案していたら。

 

 たまたまYahooのポイントが期限切れ間近、さらにソフトバンクの特典で毎月500ポイントずつ期間限定ポイントが付与。どうせ使い道も思い浮かばんし、見つかったらもうけもん...なんて軽い気持ちで探してみたら、あるじゃないか!!! 単体でヘイズル!!

 というわけで期間限定クーポンも使ったら送料を入れても無料。コストをかけずにゲット。なんか、オプションを先に当ててしまって本体を後から手に入れるというのも本末転倒な感じもするが、需要と供給の新たなマッチングということで良しとする。

 

 その間にも、さらに数回引いてみたらば。来たよ来た来た、第4弾のブースターベッド=ニューガンダムのHWSセット、ケンプファー、その武器セット!!! 全部一発!!!

 というわけでタイトルの「風を撃て」につながるわけです。スナイパー。

 

 写真では写ってないけど、ケンプファーもなかなかのボリューム。武器セットをフル装備したらやっぱり動きづらそう。それは現実でもそうなんだろうな。しかし満足!!! でももうやらない!!! 昔チョコエッグでもコンプリート目指してえらい目にあったけど、やっぱりガチャって大変。きまぐれで一発やると大変よというお話。でもやっぱりやっちゃうんだろうなぁ。

 


キリンジをファミコンアレンジ 「風を撃て」

 さすがに探しても音源が見当たらなかったので。原曲はすごく耳に残りますぜ。 

ミスター・ミスメイカー

前回の旅の後日談。出足からミスった話。

 実は今回の旅で、初日から致命的なミスを犯した自分。飛行機のチェックインを済ませ出発ロビーでさて取り出そうとしたら、家に忘れ物をしたことに気が付く。

 

 うわ、イヤホン忘れてきた!!!

 

 というわけでミスメイカー。これからの移動の時間イヤホンなしで携帯から音楽も聞けないときた。まぁ行きの飛行機は最悪寝てしまうからそれでもいいとして、そこから先の地上移動も音なしはちょっときついなぁ。かといって適当なイヤホン買うにもなぁ。なんて迷っていたらば、ヨドバシAkibaで面白いもの発見。

たのしい会社 ハイレゾ音源対応 カナル型イヤホン TA-HRW1-BBR

たのしい会社 ハイレゾ音源対応 カナル型イヤホン TA-HRW1-BBR

 

  へえ、こんな値段でハイレゾ、しかもウッドハウジング。ネット上での評価もそれほど悪くない様子。急場しのぎにしてはいいもの見つけたなという感じで購入。実際Xperia XZsでDSEE HXとイヤホン最適化を効かせて試してみたけど、普段使っているのと遜色ない程度。ハウジングの関係か少し柔らかみがあるくらいで、きちんと音が鳴っている感じ。

 つい最近、こういうのを手に入れたのだが音の質が全然違う。 とあるキャンペーンでタダだったけど。

 まぁもともとこっちは海外メーカー、しかも廉価クラスということで期待はしていなかったもののあまりに音がスカスカで本当に緊急用だろうなぁと。でもよく考えたら、今回買ったのと価格帯は一緒なんだよな。

 

 ともあれこれで街歩きの条件はようやく整い。2日目は秋葉原放浪といつものお台場へ。と言っても時間制限はあるのと最近のリハビリのため、あまり長時間の探索任務はできず。MS ENSEMBLEのガチャガチャでクアンタをダブらせ。若干の腰痛に耐えかねてSTRICT-GにてRAKUWAのバンシィモデルを買い。

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 家に帰ってから組み上げてみたり。左はこれまたダブったニューガンダムとウーンドウォート。もう1体ずつあるのです。今回の戦利品といえば戦利品ってことで。考えてみたら、安上りな散財なんだよな...。

 

 そんな2月の東京ツアー、これにてひと先ずおしまい。

ムーンライトダンス

心のオーバーホール本編。

 家族やら会社やらにいろいろ察してもらっての心のオーバーホール。実際には昨日の日記の通り出発直前に職場の後輩から入った電話のおかげで、微妙に動悸をさせながらのスタートではあるのだが。 

 朝から新千歳空港の雪からくる遅れを引きずったのか、出発予定が15時のはずが15時半過ぎのブロックアウト。羽田についたのは17時過ぎ、全体に約30分ずつくらいの遅れで行程開始。

 

 ここで今回の目的をようやく。

 

東京スカイツリー

 

 完成から6年も経って何故今時期? とお思いかと。そこに昨日の日記の布石が来るわけで。そう、マクロス

 2月の末まで、スカイツリーの展望回廊で「MACROSS BLUE MOON SHOWCASE」なるイベントをやっているそうな。とはいえこういう東京のイベントなどほとんど来たことが無い(せいぜいガンプラEXPOくらいだ)オノボリさん丸出しの北海道人、どうやってスカイツリーに登るのかすら調べず行き当たりばったりでとりあえず押上へ。

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 やってきましたスカイツリー。ギリギリてっぺんと上弦の月が写って...くれたかな。明るさの関係で途中の展望回廊までしか見えないか。今日の目的地、あそこだ!!!

 その前に、ソラマチの中にあるというとある場所を目指す。その地は「トミカショップ」。留守番している息子をいずれ連れてきたいなぁ、なんて思っていたが、その下見もかねて今回の訪問。

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 当然のことながら18時半過ぎの時間なので、人手はまばら。親子連れがちらほらってところかな。さすがは公式の直販店、基本はラインナップされている品は全部そろっている様子。最近息子が「あたどーぅ(アヴェンタドール)」や「うらかん!!」などとトミカ図鑑やら店先でラジコンを指さしながらいうもんで、ショップ限定やら初回限定のトミカを買って土産とす。

 

 さて、その段階で19時近く。いよいよツリーに登ってみますか...と、チケット売り場を目指すのだが。

 

こんな混んでるの!?

 

 待ち時間15分~30分という表示だが、それどころじゃないだろこれ。結果として45分近く列に並び、横入りの図々しい年よりの妨害に遭いながらもなんとかチケット購入。どうしてこんなに混んでるのかと思ったら、なにやら金曜の夜はSKYTREE DISCOなるイベントがあって、23日はその最終日だったらしい。そこそこいい年したおっさんおばさんがディスコを目指すってか。

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 俺はこっちに行きたいだけなんだけどなあ。

 10数名のかたまりに分かれて、展望台行きのエレベータへ。日本最高速のエレベータとのことで、350m地点までマジで1分足らず。定宿にしている秋葉原のビジネスホテルの22階から下りで1階に降りるより早いって。こりゃすごいわ。

 ドアが開き350m地点のDISCO。大音量でダンスミュージックが流れ。

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 だから俺はこっちに(以下略)。スカイツリーカフェの列を横目に展望回廊への追加チケットを購入。とっとと脱出だ。

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 エレベータもワルキューレ仕様。2基あるうち片方はワルキューレ、もう片方はシェリルとランカ仕様みたいで、両方を見るには2回入らなあかんって事かい。一度上に上がって下に降りると2回目は有料らしいので。内部は3面フルに使ってワルキューレのメンバーが所せましと描かれておりました。

 ようやく450m地点へ。

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 エレベータを降りると、歴代作品の...と思いきや結構かぶってるのもあるな。モニターで流されておりました。初代なんていかにも昭和だもんなあ。

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 回廊内はこんな感じ。細かな作品世界の説明は、ぶっちゃけ暗くてあまり見えんかった(笑)。

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 ところどころに各作品のVFパネルが。なんでもここから見た場合の実物大に見えるように、という意図らしいが正直よくわからん。

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 キャラクター紹介の部分で、カナメ役の安野希世乃さんと、美雲の歌パートのJUNNAさんが来訪したらしく直筆のサインが書かれておりました。カナメさぁぁぁぁん!!!

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 回廊を突き当たり、その先は資料展示。原画は撮影禁止だったのできちんとそれを守り制作サイドへの敬意を。その先にVF資料だったのだが、こっちは禁止の表示がなかったので撮影させていただきました。ていうか河森監督のVF可変機構検証用のレゴって、これすごいよな。

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 発売済みの各種プラモや完成品(超合金)。初代の頃のを作った人間として、最近のはすごいなぁと手付かずのVFが何機部屋にあるかなぁ...。時間を見つけて作りたいところ。

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 さすがに1/1とはいかないまでも、大型の立像。VF-1Sのコクピットのコントロールスティックまで再現されていたのはさすが。

 物販では空中騎士団のアイテムを嫁からリクエストされていたのだが、さすがにワルキューレ推しの世情を反映してかほとんど空中騎士団グッズはなく、まさかドラケンを買って帰るわけにいかず(それなら札幌にも売ってるわ)、ノート買って帰りました。

 再び350m展望台へ。ここって3層くらいになっているらしく、騒々しいDISCOフロアから下に降りると少しだけ音が和らいだ。ここでもカフェがあり、コラボメニューが。

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 半分以上売り切れじゃねぇか!!! ヤック・デカルチャー!!!!

 さすがに人間のエネルギーが底をついてきたので地上に降りることに。

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 ガラスフロアで下が見える場所へ。そこでもフレームに足をのせてしまう高所恐怖症気味の自分だったり。450m地点では、ゆっくりだけどやっぱり揺れがあるんだよ。気のせいかもしれんけど。

 喧噪を後ろに、来た時同様に1分足らずの高速エレベータで地上に。降りてしまえばあの行列が嘘のようなスムーズさ。こうしてスカイツリーデビューは終了しましたとさ。

 ていうか、これスカイツリーでやるべきだったのかなぁ? なんて思ったけどまぁ、こういう機会でもないと北海道民が登ろうなんて思わんだろうしな。いい経験させてもらいましたっと。

ワルキューレは裏切らない

「激情のワルキューレ」の話。

 飛行機が遅れているので、待ち時間で連投。

 2/9に東京の方では封切られた「劇場版マクロスデルタ 激情のワルキューレ」。しかし、当初の予定では北海道での上映予定がなく、半年前から珍しく指折り数えて楽しみにしていた嫁が「ヤックデカルチャー!!!!!」と荒れておりました。

 ところが公開に前後して、北海道でも一部で公開されるという情報が入り嫁が「デカルチャー」とは言わないものの見てわかるくらいの浮かれ具合で。

 

 というわけで、数年ぶりに映画館で映画を見てきた。道内公開初日の初回。札幌はディノスシネマズ。いつものステラプレイスなどとはチケットの購入から勝手が違ったらしく、ネットで予約した嫁が発券に迷うほど。任せきりで済まんなあ、なんて思いつつ、久々の「楽しみ」を見つけた嫁が珍しくウキウキしているのを少し幸せな気分で見ていたり。

 とはいえ前回の日記の通り、実は精神的にギリギリの状態での週末だったため、そこまで余裕がなかったのも事実。

 さて内容。基本的にはテレビ版の「再構築」というのは各所で報じられている通り。ネタバレを最小限に抑えると、これまでの劇場版マクロスシリーズとほぼ同様の様式美です。主人公が開始時から○○だとか、ヒロインが成長していくとかの導入ですな。察して。

 全般的に、劇中ユニットのワルキューレのMV色が強いかな。エピソード自体がそっちに振られているのはやっぱりユニット人気の高さ故、なんだろう。ちなみに前半導入後は少し肌色率高めの映像が続くので楽しみな方はどうぞ。40過ぎて子持ちの男にとっては別にデカルチャーでもないが(笑)。

 ウィンダミアの描写はかなりはしょられていて、敵としての登場とバックボーンは変わらないが、王家と枢軸の立ち位置と行動が結構違う。ラスボスは変わらんけど、過程が大分違うかな。上映時間2時間の中なので、まあよくまとめたというべきか。

 戦闘シーンは導入から結構よろしい。中盤、見せ場となるメッサー対白騎士はもちろんあのシーン転用なのだが、結末はぜひ劇場もしくはDVD発売後に。ちょっと面白い。

 ラスト近くで今回のキービジュアルに出ていたアーマードVF-31が出てきたり、リル・ドラケン装備のVF-31を○○が駆ったりドラケンIIIを△△が使ったりと、プラモ的にも金型新規を作らないで展開できるいろいろがありましたとさ。

 

 オチはほとんどテレビ版と変わらないんだけど、いくつかの点が濁されているのが続編への布石なのかそれともテレビ版を見たファンからの要望だったのか定かではないのだが。個人的にはウィンダミアとケイオスの共闘がもう少し掘り下げられた上で、レディMの正体やらイプシロン財団とのあれこれに持って行ってほしかったなぁと。それは今後に期待したいなぁ。マジでマジで。

 ほかにもマリアンヌがどこにも見当たらなかったり、カシムの年が32歳の設定になっててマスターヘルマンと変わらんやないか!!!と突っ込んでみたり、アラド隊長とチャック少尉の出番が結構少なかったりと、どうしてもボリューム的に仕方ないかぁと思ってみたが。惜しいなぁ。もともと登場人物多いアニメだったしな。

 さらに個人的に、カナメさんの出番が結構多かったりしたのはよかったす。

 そんな上映終了後、物販を買おうとしたら嫁さんが「やっぱいいわ、あまりグッと来ない」とのことで、パンフも買わずに撤収。てかさ、初日の初回だからかもしれんが結構並んでたのな。初代を見たのが6歳頃、それから35年、まさかシリーズを嫁と見に行くことになるとは思っていなかったが、その間にマクロスがこんなに続くコンテンツになろうとは。それもヤックデカルチャー!!! という全体のオチでしたっと。


ワルキューレ『ワルキューレは裏切らない』Music Video(2chorus.ver)_「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」(2018年2月9日(金)より全国ロードショー)