Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Welcome to Sparefish

 OVAマクロスプラスから、主人公イサム・ダイソンのテーマ的な。

・Welcome to Sparefish

 天気のいい日曜の午後、買い物を済ませてひとしきり昼寝して、昼下がりにさて部屋の掃除をしようと。掃除機は「俺的バスターランチャー」・ダイソンDC26。はい、ここでさっきのイサム・ダイソンが出てくるわけですハイ。

 

 抑うつで休職する寸前、部屋の掃除をするといろいろと精神衛生上よろしいらしいという話を聞いて、初期投資は高いけど絶対性能が高く長く使える物を買おうということでダイソンの掃除機を買ったわけで。しかしてその効果(というか吸引力)は絶大。フローリングは勿論、アタッチメントを取り付けて布団や座椅子を吸い取れば、とんでもない量の細かな塵が!!! 元々これが空気中を漂って体内に入っていたかと思うとゾッとするような量。紙パック式じゃないので、サイクロンの瓶内に埃が溜まったらワンタッチで捨てるという方法なんだけど、うちではもっぱらコンビニ袋に瓶を突っ込んで埃が舞い散らないようにしてから蓋をパカンと。

 基本的にダイソンは内部メンテナンス不要ということで、せいぜい2年に一度スポンジ式のフィルタを洗浄する程度でいい。しかし、だがしかし、だ。

 

 ゴミの集積瓶の内側やパッキン部、更にサイクロンの肝になる例のファンネル部内側に当然細かな塵が残っていくわけで。勿論それらは掃除する度に空力である程度吹っ飛んでいくのだが、それでもだんだん成形上溜まって固着してしまう場所が出てくる。

 

 そしてこのダイソン、絶対やっちゃいけないのが

サイクロン部に水をかけてはいけない

 ということなんですな。グレムリンかよ。

 ネット上でダイソンの手入れに付いて調べてみると、水を使って洗おうとした人たちの失敗談が真っ先に出てくる。腐敗臭がするようになり使い物にならなくなった、というもので。恐らくだけど、固着したその塵が水を含むことで腐敗臭を放ち、しかも構造が複雑なために細かな部分に入り込んだそれらが取りきれずにいつまでも残ってしまう、というのではないかと。そんじゃどうすりゃいいのか?

 

 地道に手作業でメンテナンスすることにした。

 

 と言っても、分解清掃するわけにも行かないので、あくまでも気休め程度。瓶の成形上埃が溜まりまくった場所、サイクロン機構のファンネル部など、捨てる歯ブラシで入り込んだ埃をかき出していく。それだけでも、パッキン部の間など気になっていた物は相当数取れた。なんというか、煙のようにふわっと消えていく塵もあれば、固着していたものはアスベストみたいに「モサァ」と塊で落ちてきたり。いずれにしても吸い込んだら健康上よろしくはなさそうなので、大きめのレジ袋の中に入れて慎重に作業する。もし試すなら、マスクした方がいいですな。

 

 そして、なんとなく試してみたらどうだろうという気分になって、持ち出してきたのがエアダスター。うん、これは取れる。ただし家の外、さらには数メートル以上離れて完全防備でやったほうが良い。完璧にやりたいなら、飛散物防止用のゴーグルがあればなおいい。さすがにうちにはそんなものは無かったのでちょっと試して豪快にすっ飛んだのを確認してやめた。

 

 それでも数年来の懸念にようやく手を出せたので、心晴れやかな15時過ぎ。気がついたら部屋の掃除に30分、ダイソンのメンテナンスで15分程度。ちょっとの作業じゃねえよ。

 やりだすと止まらない性分でね。

 

 というわけで、作業中の写真は残念ながらなし。ザッツオール!!!