PLAMAX 朽ちダグラム製作の話。
5月頃発売の時に買っていたPLAMAX・朽ちダグラム。ヴィネットサイズの固定モデルでパーツ数も少なく手軽に作れるのだが、さてどう作ろうかと思案している内にあっという間に半年タイムリープ。その間に続編のPLAMAX・スコープドッグが発売されてしまい、先日一気に仮組みまで進めたのが前回の話。
で、形を作ったまではいいものの天気が悪くサフ吹きに移れず。ようやく乾燥した初冬らしい天気になったのでサフを吹く。
もうそのまま完成でもいいかと思うくらい味わい深い姿なのだが、せっかくなので設定カラーに沿った着色後、行き当たりばったりでウェザリングすることにする。使用するのはいつも通りシタデルカラー・筆塗り・全塗装。こういう小サイズのプラモを塗るのにがぜん使いやすい。
とはいえイメージ画のような夕日に照らされ砂漠に打ち捨てられたイエローなダグラムはうまい人に任せることとし、自分は子供の頃に手に入れられなかった設定に近い色を探すところから。グレー部分はさほど悩まずGREY SEER、赤部分はMEPHYSTON REDでいいんだけど、さて装甲部分はどうしよう。紫がかった青色が一番近いんだろうけど、上から砂っぽいウェザリングで塗りたくってしまうのだからあんまり気にしなくていいかぁ...。
ということで、色自体はKANTOR BLUEを選択。打ち捨てられたリニアハンドガンや背中のターボザック、関節系のメタリック部分はIRON WARRIORS。
そこそこイメージ通りだと思うのだが。さあここから慣れないウェザリングの開始。
土台部分をZANDRI DUST→WRAITH BONEで砂漠っぽく。全体的にオイル漏れというよりは金属の色剥げや錆の方が発生していると解釈して、BALTHASAR GOLDでドライブラシ。更にその上に砂が吹き付けられたと解釈してWRAITH BONEをドライでフィルタ。するとこうなった。
あおりで見るとそれなりにそれなりの雰囲気が出た気がして。どっちかというと筆絵っぽい方向になってきたので、途中からそっちにシフト。
ターボザックは金属むき出し、砲身もその延長上と解釈してみた。追加武装だしな。
まあ埃っぽい雰囲気は出せたんじゃないか。
ベース部分のサイドはサフの黒をベースに金属色でドライブラシ、金属の削りだしっぽい素材感を。うーん、意外に楽しい。
うまい人から見たらわざとらしいウェザリングだのいろいろと甘い部分もあろうかと思うけど、まぁ放映当時はこんなモデルは手に入らなかったアラフィフの手慰みってことで。
いやー、楽しい。スコープドッグ2パターンも楽しみだわ。