Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Happy?

「スーパーサラリーマン佐江内氏」から桜玉吉先生の話に飛ぶ。

 見始めるとなかなか。土曜9時ドラマ移転しちゃうの?


三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE / HAPPY

 2017年の年明けから放映している「スーパーサラリーマン佐江内氏」。EDで堤真一などが踊っているアレの曲。去年の恋ダンスからこっち、こういう皆で踊れる...踊れる!?曲でのEDが流行ろうとしているのだろうか。俺この系統のイマイチ好きになれないんだけど、あのEDと一緒に聞いてると耳に残ってしまうのが不思議なところで。

 

 さてHappy。人それぞれ幸せのカタチは違うと思うのだが、「しあわせのかたち」と聞いたら昔のファミコン通信を知っている人は桜玉吉を思い出すかも。

 最近ふと思い立ち、Kindle桜玉吉の近著を一気に購入。それでも1000円ちょっとというのがリーズナブル。その分結構アッサリ読めるんだけどな。こんな感じ。

  玉吉さん、かなり前から鬱を患って浮いたり沈んだりというのは漫画でも描かれてたんだけど、ここ10年位が大変だった様子。「幽玄漫玉日記」の時代は全巻買ってたんだけど、その次作「御緩漫玉日記」の辺りでガチでやばくなったらしくちと二の足を踏む。週アスの「ゲイツちゃん」とかでほそぼそ仕事はしてるので生存確認のように見ていたんだけど、ひょんなことから一度手放した「幽玄~」を古本で再購入してから気になりだし、今はKindleでも買えて場所も取らないので見てみようかとなったわけで。

 

 なんというか、言ってしまえば「鬱の先達」なわけで、自分もそのトンネルを潜り抜けたあとだからなんとなく分かる部分も見えてきた。とは言え玉吉さんのように本当に動けない程の(重度の)症状までは行かず、勿論「中の人」が出てくるほどの危機的状態までは行かなかったのでおこがましいんだけど。初出から20年近く経ってこういう見方をするようになるとは思わんかったなぁ。

 

 ともあれ50を過ぎ何とか創作活動を続けているようで、変な話皆「見守っている」状況に近いんじゃないかなと思ってみる。

 様々な視点や擬音・表現など、よくよく見ているとやっぱり「玉吉さんは根が真面目すぎるんだろうな」というのは変わってない。だからエッセイ漫画に方針が向いて周りの人をネタにして「傷つけた」という意識にかられたりして、追い込んじゃったのかなと勝手に見ていたり。

 エッセイ漫画といえば対極に西原理恵子さんがいるけども、あの人はあの人で突き抜けすぎた表現や余りに身体を張ったネタ、批判上等の豪胆さもあり今の「言葉狩り」で言葉を選びすぎて薄味になってしまってつまらない出版状況の中では異質(敢えてこの表現だけど)。でも昔から、とびきり叙情的な側面も持っていて、子育ての中から相当に人生が変わったんだろうなぁ、それが加速したんだろうなぁと飽きさせない。

 思うに「周りの人をネタにしてエッセイ漫画を描いている」という一つの筋がある中でこの二人に決定的な違いがあるとすれば、その「ネタにされた人たちがそれを笑い飛ばせるか」ということなのかもしれない。

 玉吉さんの場合はそれこそ編集のO村さんやヒロポンを始め、当初周りに居た人たちが徐々に体調悪化していったり家庭環境が悪化したり、登場人物が減っていった(O村さんだけは未だに出てきて安心だけどな)。

 対して西原さんの場合は登場人物こそ変化すれど(読んでる作品もあるけど、ディープなギャンブル系の人たちは余り出てこなくなった?)、出て来る人の賑やかさは変わらない。男性と女性という違いもあるかもしれないけど、ネタになったことを笑い飛ばせるか、その中に幸せを見いだせるかの違いもあるように思う。

 

 完全な創作でのネタも当然大変だけど、日常を切り取る=周囲の人を創作に登場させるというのは恐らく作者以外もパワーを使うことなんだろう。

 とはいえ玉吉さん、まだ50代中盤。お体に気を付けて末永く頑張って欲しい、というのは身勝手ないちファンとしてのちと重い期待かも。

しあわせのかたち 1 (アスキーコミックス)

しあわせのかたち 1 (アスキーコミックス)

 

  80年代後半から90年代初めはこういう明るい絵柄だったんだけどねぇ...。

ワルキューレが止まらない

最近のアニメを見て安野希世乃さんを知った話。

 でも今時の声優さんがいまいちわからない。


「ワルキューレがとまらない/ワルキューレ」Music Video(2chorus.ver)

 そんな中、去年は「おそ松さん」だの「マクロスデルタ」だので集団で声優さんを覚える事に。と言っても、おそ松さんの方はある程度俺でも分かるような有名所の声優さんが多かった。おそ松=櫻井孝宏さん・十四松=小野大輔さんはいまいちわからんかったけど、カラ松=中村悠一さん=グラハム・エーカー、チョロ松=神谷浩史さん=ティエリア・アーデ、一松=福山潤さん=巧美(ストレンジ・プラス)、トド松=入野自由さん=沙慈・クロスロードと。半数がダブルオーの声優さん!!! 中村さんと神谷さんに至ってはマクロスFでも!!! もうやばい、真面目にそれらを見ていたら頭のなかで変換されちゃう!!!

 

 それはともかくワルキューレですよ。

 正直、去年本放送第一回を見て人物が多すぎて覚えきれねぇ!!! と思っていたら意外にそれぞれのキャラがきちんと立ってて(そりゃそうだ)、貯め録していたのを4話くらい消化する頃にはある程度名前とキャラと声優さんが一致する程に。永年のクセって怖い。

 嫁は完全にフレイア=鈴木みのりさんが可愛いと。珍しいな、嫁がこれだけ明確にアニメキャラの好みを宣言するとは。

 しかして自分は、カナメさん=安野希世乃さん推し。多分ワルキューレメンバーの中(声優さん含め)で一番年上? 何だけど、MVなどで見せるあの丸さが!!! 気恥ずかしくない程度のあの声の高さ・質が!! 主役・センターとは決して行かないけれどもその奥ゆかしさがいい!!!


ワルキューレ/一度だけの恋なら Music Video(2chorus)_TVアニメ「マクロスΔ(デルタ)」OPテーマ

 

 と、飛び抜けて可愛いわけではないけどもどこか親しみやすい女の子が好みという話。え、どこもそんな話じゃなかったじゃないかって? 良いじゃないですか、堅いこと言わんといて。

さよならの準備

1/1ガンダム立像ファイナルの話。

 いつもここから、スタートしてたんだけどなぁ。

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さよならの準備 -TMN

 タイトルはTM NETWORKの初期の曲ですな。さて、さよならの準備の話。

 お台場・ダイバーシティ東京前に立つ1/1ガンダム。どうやら3/5を最後に撤去の方向らしい。そりゃまあ、2012年くらいから設置されているから、5年間雨風潮風に晒されてきた形だし。なんぼ外見はリアルロボットだとしても、内部は普通に鉄骨で作られた「建造物」。老朽化もそこそこ激しいと見るのが妥当だよね。

 最近のあれやこれや、仕事で完全に全開になっていたため、帰ってきてから寝る時もいまいち頭がオフにならない危険な状態が続いていた年明けからこっち。先日のさっぽろ雪まつりでなんとか息継ぎをして、あとは仕事と家庭に専念するのが大人の男・父親の役目...と踏ん張ってきていたのだが。いよいよもって今週月曜の朝7時半から上司相手に人斬りの眼になってしまい、これはいかんと。沸点低くなってきてると。

 そんな状況を見かねた嫁さんが、「遠慮しないで行って来い」と背中を押してくれて、四十八手を駆使して日帰り東京行、という訳で。

 

 いつも通り千歳空港から羽田に飛ぶ。空港再編の絡みで出発ロビーも様変わり、小奇麗になってるところとまだ工事中のところが混在するストレンジフィールド。つつがなく飛行機は出発し、つつがなく羽田へ。さすが土曜のため、ほぼ満席の機内。B777の4人がけ席中側のため、左右を他人に挟まれる。右は多分ビジネスウーマン、左は新婚カップルか。会話が嫌でも耳に入る、自撮りのあまーーーーーーいやり取り。いや、良いんだけどさ。

 

 羽田に降り立ち淀み無くリムジンバス乗り場、パレットタウン行きのチケットを買っていざ。

 考えてみたら、いつもリムジンバスを使うけどだいたいニッコー東京もしくはフジテレビ前だったから、ヴィーナスフォートパレットタウン前ってのは新鮮。しかして中の構造がわからず、北西に位置するダイバーシティ東京までの移動経路に10分ほど迷う。

 すると、トヨタミュージアム・カフェ的な施設が!! 歴代WRCカーがこーんな感じで陳列されており。

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少し移動するとエブロのミニカーやらマニアックなモデルカーなどが販売されている横にカフェ。窓の外ではフェラーリ・ディーノを磨くスタッフさん。これは息子がもう少し大きくなったら連れてきたい!!!

 

 いやいやいや、今日の目的地はここじゃない!!! フルスケールガンダムを見届けに来たのだよ!!!

 昨日春一番が吹いたという東京、ベイサイドエリアを歩く。少しだけ肌寒い感じもするが、PEDALeDのジャケットは寒風をしっかりシャットアウトしてくれて耐えられる。さすが自転車乗りのためのアイテム。2月に路肩に雪が一切ないという北海道では考えられない景色。10分程歩くとダイバーシティ東京が見えてきた。なんというか、時間が限定されているため目的の写真を収め次に進む。次なる目的地は、ほぼ1年近くぶり?の秋葉原

 ゆりかもめでのんびり行きたいと思っていたのだが、若干着弾地点を間違えてりんかい線東京テレポート駅についてしまう。そのまま乗り継いで秋葉原へ。ここまでで13時前。昼飯にはちょうどいい時間。いつものようにゴーゴーカレーでチキンカツ。いつものエコノミーではなくヘルシーで若干軽量化。大学生?と思われる若干ヲタク風の学生2名、昼の繁忙期に完食後ダベって動かない。うわぁこれは大人が一言言わんとわからんパターンか? 数分逡巡している内に自発的に出ていった。客商売の端くれに居たので、金にならん客が居座っているのを見るとどうも抵抗が。まだリハビリしないとならんな。

 完食後、速やかに自分も退出。その足で、神田川を渡って柳森神社へ。一つ道を入っただけで人気も少なくどことなく厳かな感じ。

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 ここには息子が生まれる前にも安産祈願、生まれた後に御礼参りで来た。物欲の街の真横にこういう厳かな空間がポッとビルの谷間にあるというのも東京の不思議なところ。

 さて取って返しヨドバシアキバ。パソコン関連は大分物欲が落ち着いているし、プラモも積みプラを消化するまでいまいち買う気が起きん。単に札幌近郊ではなかなか味わえない雑多な空気を感じたい、という禁断症状。あんまいい傾向じゃないんだがなあ...。

 とは言え週末を迎え、1/144と1/100のバルバトスルプス・レクスだのパパッガイだのドラケンIIIのテオザオコンパチだのがリリースされてた。だーかーら、今あるもん作りたいんだよブラザー!!! RGのZだのMk-II(エゥーゴティターンズ)だのレッドフレームだのMGのZ Ver.2.0だのVF-1SだのクリアカラーF91だの(以下略)。その辺何とかしないと物欲ブレーキはしばらく続きそうな予感。

 ひとしきりぐるりと見てラジオ会館見て、駅の連絡通路にある魂ネイションのショーケースを見て。

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 パワードレッドと150ガーベラの柄。もはや何が何だか。

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 メタルビルドのF91。細かい部分のディティールが追加されてたり。25年も経ちゃアレンジも色々出てくるか。しかし高いなオイ。

 帰りの便の都合で滞在4時間程度。京急からのモノレールで羽田へ。乗る予定の便が前便の影響で若干の遅れ。まぁ誤差の範囲なんだけどな。家族へのお土産を買ってトイレ行ってしてるとあっという間にボーディング。なんというか、余韻も余りない状態で北海道に帰ってきましたとさ。

 

 今回の旅で初めてのこと二つ。

 前者はXperiaにしてからやろうやろうと思いながら2年近く。NFCが搭載されてて便利なのは知ってるんだけど、以前(スマホにする前の913SHとか)使ってた時に機種変でエラいこと面倒だった記憶があるので二の足を踏んでいた。今はもう少し楽らしいのと札幌圏のKitacaSAPICA辺りとも互換性が出てきたとのことでようやく導入。しかし首都圏はSuica以外の交通系も沢山あるし、それぞれ仕様違うんだよね...?

 JALWi-Fiは、最初の15分無料キャンペーンは知ってたけど、なにやら国内線の対象機材への展開が完了した記念だかで完全無料キャンペーン中らしい。というわけで、機内でX1 Carbonを開きアクセス開始。地上でやるよりはやっぱり速度は落ちるよなぁ。そりゃそうだ、衛星回線経由でしかも乗客で帯域シェアだもの、メールやブラウジング程度を想定してるだろうし。動画何て見ようもんならあっという間に帯域圧迫だ。

 ...と思っていたら、前の座席の子供がiPadでバリバリYouTubeを見ている様子。あれ、アクセス制限されてんじゃないの? ていうかこの親子、離陸前に座席倒してきたり離陸直前もiPadでゲームしてる子供を止めない(奥さんの方は若干注意してたが、ニワトリ鶏冠みたいな頭した旦那は注意もせずマナーも悪かった)。こういう子育てはしたくねぇな。

 話の着弾地点がガッチリズレたけど、全体的に楽しい土曜日を過ごさせていただきましたっと。

 

 

おとなの掟

自分ルールの話。

 自分が「大人」かどうかはどうにも、いつになってもわからない。

おとなの掟

おとなの掟

  • Doughnuts Hole
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 ドラマ「カルテット」の主題歌である。第1話が放送された直後から一部で話題になっていた様子。確かに聞くと非常に耳に残る。しかして7日、ネット音源で配信されたと。リンクではiTunesにしているけど、Xperiaユーザの自分はmoraでダウンロード。出勤前のトイレにて。光回線で数秒。未来生活だよな。

 さて「おとなの掟」。色々と自分の中に制約と言うかポリシーというか、そういう物を持っている人は多いんじゃないかと思う。それが「大人」であるか「若者」であるかは別として。「」ほどガッチリしたものではないけれど、自分の中にも確かに存在する。

  • 迷ったら飛べ
  • どうせ買うならハイエンド
  • 過去の自分の選択を悔やまない
  • 対案を出せないなら文句は言わない
  • なるべく朝には頭のなかで音楽を
  • 出かける時はどんなに喧嘩していても必ず「いってらっしゃい」

 そんな感じか。齢40になるとざっと考えただけでも出てくるもんだ。掟、というより心がけに近いか。なんというか、自分も相手も気分が悪くなるような事は言わない、というのは結構基本だけど、出口・解決策のない事についてグダグダ言うのが大嫌いなのでその辺は無意識に回避できるようにはなったか。

 それとか、「気が乗らない」とか「やる気が出ない」と言うのは皆誰しもあることだけど、それを口に出してしまったら余計に自分の中で確定してしまう気がして。

 だから、「今は」と前置きする。すると何かのスイッチ、缶コーヒーを飲むとかちょっとしたことで結構早い段階でちゃんと「じゃ、やるか」と入っていけるようになった。よくある「やる気は自分で見つける・出すもの」という啓発本の言葉は、ある意味で全くその通り。他人が自分のやる気スイッチの場所なんて、正確に分かっているわけなどありゃしない。同じ意味で、「面白くない」もそう。自分が楽しむ気持ちを持たなければ、「面白く」なんてなるわけない。

 

 だから探すのだ。理由を。楽しみを。子供のように、手当たり次第に。

 そう出来る人が、きっとおとなになっても人生を楽しんでいるはずだ。

 

 他に「どうせ買うならハイエンド」と言うのは完全に物欲の話で。中途半端な物を妥協して買っても、必ず後で本命が欲しくなる。なら、きっちり本命でブレなく満足すれば、結果的に寄り道分の無駄遣いを防げたりするもんで。そして大体、ハイエンドのものは自分の思う耐用年数分位はちゃんと満足させてくれるものなのだ。

 ...というのを中古のシビック(EK3・MT)から新車のフィット(GD3・MT)に乗り換えた時に痛感した。なので、未だに大きな買い物をする時は基本的に予算が許すいっぱいまで妥協しないことにしている。

 

 あと、「過去の自分の選択を後悔しない」と言うのは大事かな。

 自分の人生、自分だけの人生というのなら良いけど、誰とも関わっていない人生なんてのはありえない。ならば誰に何の影響があるにしろ(自分も他人も)、その選択の結果が今の世界線である以上受け入れる必要があると思っている。だから今の最善手を悩み、探し、自分で選ぶ。誰かに選択を委ねることほど、自分の人生を放棄する行為はなかなかないと思うからだ。

 それでも、消えてしまいたいほどの選択の間違いが今のところ無かったから言えるのかもしれないけど。

 ...いやどうだろう、選択を自分で行った結果うつになった過去もあるけれど、それすら自分には必要だったと向き合ってるから、それはそれでいいのか。

 

 こうして見ると、意外と自分の中のポリシーってあるね。

 ちなみに高校時代の部活では「局中法度」みたいなのがあったのだが、それもバカみたいな事やってたな。

  • 野球拳は始めたら最後まで
  • 死んでもいいから怪我すんな

 とか。あれ、今もあんまり変わってないんじゃないか俺。

 

 でも一番の掟は「自分が楽に思えるならこだわりなんて捨てちまえ」、というパラドックスだったりするんだよ。お後がよろしいようで。

好きですサッポロ

10年以上ぶりにさっぽろ雪まつりに行った話。

 雪まつり、開幕。

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 去年から戦っていた腰椎ヘルニア。秋口にやっと痛みがひきはじめ、年明け頃には痛み止めもほとんど飲まずに済むようになっていたため、本日の確認MRIで神経への干渉具合を見た結果、とりあえずは通院治療は終了でOKとのお墨付き。これでシーズン開幕でちょっとずつ自転車に乗れる!!! 

 なんてなことが朝の10時。診察開始の一番早い時間に予約を入れたため、まだまだ休み(年休)を有効に使えるじゃん。というわけで、10年以上ぶりに札幌雪まつりに足を運ぶ。 

 地上は晴れているとは言えそこそこ寒いため、防寒の意味も込めて地下歩行空間を征く。平日の午前中ということもあってか、様々なイベントスペースもまだ人もまばら。それでも外人さんの観光客が結構な歩きっぷり。

 10分ほどで大通り到達。テレビ塔目の前のスノーボード特設ステージ前に出る。大人に混じって、札幌市内の小学生だろうか幼稚園児だろうか、引率の先生についてちょこちょこと列をなし。うちの息子もこういう風に遠足に行くのかなぁと目を細める。

 大雪像と言われる各テレビ局協賛の雪像は、スクエニのFFや凱旋門スター・ウォーズなど今年もバラエティに富んでいる。去年は確か、開通間近だった北海道新幹線プロジェクションマッピングが話題になってたんじゃなかったっけか。今年もどうやらプロジェクションマッピングを前提としたアレコレをやるらしい...あそうか、だからなんとなく複雑過ぎないデザインなんだろうか。

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 FFの雪像。なんというか、クラウドが後ろからという顔の見えないアングルと言うのは良いのか悪いのか。

 ちなみにこの雪像の後方、道路を渡った西側で北方領土の返還要求署名運動をやっていたのだが、知らずに署名したら目の前で名簿を差し出してくれたのがなんと高橋はるみ知事だったという衝撃。寒い中お疲れ様です。

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 妙に似ている例の人。来年残っているだろうか。いや、雪像じゃない実物の方

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 スター・ウォーズは最初のEP4~6までしか見てない(ややこしいカウントだな)し、ローグ・ワンだって見てないのだが、人生の結構な環境でC-3POみたいな動き・形状の人に出会う不思議。しかしライトセイバーうまい棒位の長さに見えるのだが。

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 別のブースで「onちゃんと写真を撮ろう!!」みたいなHTBのブースがあったのだが、なかなか人が途切れないので白いonちゃんを。どうしても「安田顕 onちゃん」みたいな表記にしたくなるのは何故だろう。

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 というわけで、西11丁目会場まで歩いて石山通を超えた辺りで引き返し。雪ミクを見ずに戻ってきてしまったんだけどさ。寒いのと腹減ったのとで限界。テレビ塔の前、NHKとかJ-COMのブースの前辺り、地下鉄へのエントランス上にたむろしている鳩達も寒そうに首を縮めておりました。

 

 この後オーロラタウンから地下歩行空間へ入り、ちょうど正午だったのでめし処を探して右往左往。大通りビッセや赤れんがテラスのようなオサレな施設に入ったはいいものの、好みのB級グルメはないわやたら高そうだわ昼飯時の会社員が行列を作っているわで断念。結局APIAの上島珈琲店に初めて入り、黒糖ミルク珈琲(アイス)とサンドイッチのセットを食してご満悦。ステラなどをグルグル回って帰途についたのです。

 本当はこのまま小樽まで足を伸ばして点灯前だけど雪あかりの路を見てきたかったんだよな。でも帰ったら完全に夜になってしまう時間だったので、息子の顔が浮かんで断念。家に帰り着いたのは日没の直前でしたとさ。有意義な冬の一日。

 

 地下歩行空間で、写真は撮らなかったけど歴代の雪まつりポスターやパンフレット(と言っても第20回=1970年位からだけど)も展示されてて、懐かしさと寂しさを感じながらの久々の雪まつり。やっぱり、好きですサッポロ


好きです サッポロ

群れ

 もう2月か。

・群れ

[MV] 群れ / CHAGE and ASKA

 

 仕事の都合もあろうが、どうも最近夢見が悪い。あまりガッチリと詰まっているわけではないと思いたいのだが。

 会社、というか部門の行く末が少し変な方向に行こうとしているのを、中枢に近いところで見ざるを得ないのもあるからだろうか。

 

 土曜の半日仕事を予定外の延長戦で終えて、一人札幌へ向かう。特に当ては決めず、

中心街の渋滞を避けたくて新札幌に車を置きJRで札幌駅へ。帰りは大通りから東西線か。

 

 快速に乗ると眼鏡が曇るような湿度。チャイニーズと思われる客が向かい合わせの4人がけを二人で場所を取っているような。一駅だから座らんでも良いか、と立ったまま平和、白石、苗穂。雪に包まれた札幌駅までの景色。子供の頃、色々と病気持ってて母親と一緒に通った車窓は少しだけ変わったけど、冬特有の効きすぎる暖房の温かさだけは変わってない気がする。

 札幌駅で切符を確認すると、どうやら落としたらしい。新札幌の駐車券の時間を見せてそこで乗ったことを証明し、2重払いで再発行。駅員さん、そんなに謝らんでもいいよ、落としたのはこっちが悪いんだし。

 

 ヨドバシ、紀伊国屋とサラサラ流れる。余り遅くなると皆晩飯遅くなるから、残り時間を計算しながらの早足。

 

 久々にヴィオラを弾くことになりそうなので、弦を買いに行こう。

 

 センチュリーロイヤルホテルの脇から地下街へ。

 ああ、この道はまだ札幌駅が高架になる前、厚生病院が移転する前に一人で通った道だ。小学6年頃か。

 タイトルのC&Aの「群れ」を聴きながら静かに歩いて行く。

 

 寂しいことはもっと他にある いつもいつも思うこと

 自分の中の自分に よく負けてしまう

 

 欲望やなんかじゃない、なんだろう。この最近ずっと負けそうになる気持ち。

 

 自分と嫁の楽器を買って、以前からお世話になっているシャコンヌ札幌店さんに5年ぶり位に顔を出す。職人兼店員さんのM上さんが、時間が止まったかのように変わらず迎えてくれた。しばらく楽器も調整していないし、行きづらかったこともあるけど、多分そういうことじゃないんだろう。

 

 自分はなにも極めることが無い。

 

 楽しいことは沢山ある。でもそこから先に行くべきか、いつも迷う。

 楽器もそう、自転車もそう。きっと極めようとすると、もっともっと追い込まないとならないはずなんだ。自分には多分、そういう覚悟もそうする意欲も意義も見いだせない。趣味や楽しみの域から出ない。何だけど、どこかこの世界は「その先へ」「もっと高みへ」と求められている気がして。

 

 ものぐさなのは自覚してる。でも「楽しい」じゃ駄目なのかよ。

 

 苦しんで、努力して、いろんなものを捧げて費やして、たしかにその先の世界はもっと広がるんだろうし更に楽しいのかもしれない。でも、捧げられた、切り捨てたものは?

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 大通りは来週からの雪まつりに向けて準備が大詰めだった。

 昔、まだ外国人観光客なんてまばらだった頃、小学生の頃の自分は従兄弟家族につれてきてもらった記憶がある。80年代も最初の頃か。大人になって、見に行こうかと思う反面人混みに辟易する自分も居て、もう10年以上見に来てない。

 

 今日も土曜日で沢山の「群れ」の中、自分もその「群れ」の一人になりきる。

 

 こんな他愛もない話を、崩れそうな気持ちも、笑い飛ばせる友人すらいないことに気がついた。

 一人の世界、身軽だと思う選択肢の先にある、雑音の中の静寂。

 

 それでも進んでいく。

 

 もう引き返せない。

 

 

Misirlou

新年一発目、2016→2017のあれこれ。

 新年一発目!!! しかももう28日と来たもんだ!!!

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 タイトルは言わずと知れた映画「TAXI」のテーマで有名な曲。最近これがサーフミュージックとして最初にカバーされたのが60年代と聞いて驚き。


Dick Dale & The Del Tones "Misirlou" 1963

 

 さて新年。

 去年の異動で日勤の部署となったため、数年ぶりに年末年始の5連休。

 しかしてほとんどあっちへ行きこっちへ来の慌ただしい毎日。まぁ年末の「ガキ使」を初め様々なバラエティ系の特番が面白かったのでよしとする。

 正月休みが明けると息子がいきなり39度オーバーの発熱、それに呼応するかのように家族の大人が軒並みダウン。そんな中、奇跡的に俺だけノーマルオペレーション。すげえ!!! ちなみに息子は2日ほどであっという間に回復し大人だけが残されておりました。特に60を越えているうちの同居両親がしばらくやられておりました。

 

 マイナス10度オーバーの酷寒時期がしばらく続き、こりゃ腰椎ヘルニアにも堪えるかなぁ...と思っていたら、意外にもそれほどひどくない。定期的な診察でも大分足が上がるようになり、短距離ならばダッシュも可能。ひとまず来月もう一度MRIを撮り、ヘルニアのはみ出し量が少なくなっているようならしばらく通院は必要ないだろうという判断。来週の検査、上手く行けー。

 

 年末に1歳半の息子が歩き出し、現在はほとんど歩きでペタペタとトミカ両手に徘徊。子供の成長は凄いなぁ、と思っていたら、「まんま」とか「いやいや」とか「かか(母さん?)」とか「ばば(これはそのままバァバ)」とか大分意志を持って喋るように。

 ただね、どうやって覚えたのかバンダイナムコのマークを指差して「ば!!!ば!!!」と言ってみたり。極めつけは、模型雑誌などでガンプラがでていると「が!!!が!!!」と。先週衝撃の「ガダム」「ガダマ」発言...え、もしかしてマジでガンダムわかりつつあるのか? 恐ろしい子...。

 

 そんなこんなの17年1月。春はまだ遠いけど、今年は自転車乗りたい!!! 楽器も弾きたい!!! プラモ作りたい!!! 多分プラモはまた積みプラになるんだろうけどな。

 そんな中、とりあえずメカコレのVF-31シリーズはチャック機まで出来た。後はメッサー機を形にして、全部一斉にキャノピーやフォールドクォーツ部にミラーシール貼って仕上げれば編隊飛行ディスプレイが可能に!!! いつになるんだか。

 

 今年はもう少しブログ書く頻度上げていきたいもんですハイ。