Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

愛にこだわれ

異動とデスクワークとキーボードの話。

 異動に伴って、一応は自分用のPCがあてがわれることになった。と言っても事務所のPCなのであまり好き勝手にはできないんだけど。5年前に同じ部署に居た頃、リースPCの吊るしのインターフェイスではどうにも使いづらく、自前でマウスとキーボードを用意して使っていた。今回もそれに則り、「仕事のしやすさは良いインターフェイスから」を実践すべく入力装置を探す旅に出た。

 つっても量販店からツクモとかのPC専門コーナーなんだが。

 キーボードの条件としてはこう。

  • 職場、特に管理職が居るシマで使うため、余り打鍵音がでかくないもの
  • 当然打鍵感のいいもの
  • 数値入力が多いのでテンキー付きのフルキーボード
  • その上で遊び心があればなお良し

 選定条件矛盾しまくりじゃないのかこれ。エルゴ形状の外し技も考えたが、テンキーの打ちづらさと打鍵感のフニャフニャがどうにも嫌でまずは却下。よくあるちょっとオサレ系(でもないか)のチクレット(最近のキートップが区分けされてるノート向けっぽいの)は余程でもない限り打ちづらいのでこれも無し。一見業務用っぽいけど実は「軸色」でマニアックな某社のは、打鍵感文句無しだけど職場に投入するには勿体無い値段なので却下。どうしたもんか。

 

 ...ゲーミング用はどうだろう?

 

 というわけで、様々打ち比べて決めたのがこちら。RazerのBlackWidow Ultimate Stealth。

 や、このシリーズバックライト付きで、同じシリーズの上位モデル=Chromaなるのはフルカラーでキラキラ光る。仕事の道具にそんなギミック要らん!!! とは言えどうも日本語キーでスイッチ音のしない(Cherry社軸色で行くと「茶軸」系、Razerで行くと「オレンジ」軸)モデルはこのUltimateくらいしかない様子。バックライトがメーカーのイメージカラーである緑で光るのはこの際目をつぶろう。

 というわけで、こいつを購入。自宅のThinkPad X1(無印)につなげて動作確認。一応Windows10では自動で基本ドライバが入ったようで、バックライトがつくけれどスイッチングで消灯可。メーカーの独自ドライバや管理ソフトを入れなくても、標準キーボードとして普通に動く事を確認。

 しかして会社のPCにつなぐと、やはりと言うかキーボードの型式に合わせたドライバは入らず完全に「標準キーボード」としてのドライバでしか認識せず、余計な機能で引っかかったらどうしようと言う心配は杞憂に終わる。当然仕事の効率はガッツリアップですな。嵐のように飛んでくる各所からの問い合わせメールなどを全弾打ち返しております。

 ちなみにこれ、キーボードの右側にUSB端子が付いているので、デスクトップの裏側に回ること無くメモリーなどを接続することが可能なんですな。これも標準パススルーで機能してくれるので何の問題もなし。重量もそこそこあってどっしりしているので、打ってる最中にずれていく心配もなし。 

 願わくば末永く使えるものであって欲しいですなぁ。