Think Like Talking.

変わりゆく変わらないもの

嵐の中で輝いて

 20年以上前の作品ですが。

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嵐の中で輝いて

 前回に引き続きガンダムネタで恐縮だが。「第08MS小隊」を最近初めて見ている。や、おおむねの内容はGジェネとかで知っちゃいるが、改めてキチンとみてみるのもいいかと。

 いやー、アイナがいい。アイナがいい。アイナがいい。ニナじゃないよ。

 何がどうというのではないのだが、やっぱりいいですな。慈しみの心を持った令嬢、兄の妄執、敵軍将校との恋愛。グダグダドロドロの略奪愛だのじゃないのですっきりとみられるわけで。この後くらいの作品になると、生々しい描写やら残虐行為描写やらが出てきてねぇ。一話30分弱のワンクール分の話数、すでに後半に入っているけど週末までには見てしまいたい。

 

 やっぱりねえ、女の子は優しさ大事。多少のどんくささだったり何ができないがあったにしても、優しさがなかったら女性であることの半分以上の意味を失うと思うの。だから俗にいうキャリアウーマンのようなバリバリ系の方々とはちょっと距離を置きたい古い人間。や、いいんですよ。このLGBT、いやジェンダーフリーだの男女平等だのが叫ばれる世の中において、男と同じように仕事をすることは普通だと思うし、共働きしないとやってけない家計が大半になってきているのも事実だし。

 そんでもね、相手への慈しみや優しさを忘れて権利主張だとかあれこれがおかしい、一言言わなきゃ気が済まないだのってのは、あまり見ていて気持ちのいいものではない。泣き寝入りしろというのではなく、権利を得るための攻撃性を前に出し過ぎるのは、たとえそれが正当なことを要求していても、時に引いてしまうなってことで。

 

 よく「あざとい」とか「媚びる」とかいう言葉で同性受けの悪い女性タレントがいたりするが、はっきり言ってその言葉で対象を攻撃し貶めている人たち(多分女性なんだろうな₎に関しては、どんなに美人でどんなにキャリアがあっても御免被る。や、俺ごとき相手にもされんのは承知で。

 男受け、という点では持って生まれたものもあるだろうし、それまでのいろんな人生で身につけた処世術であったりするわけで、それを攻撃するくらいなら自分を顧みてどうしたいかを分析してなりたい自分になる方がよほど建設的。そういう人ってのは、「ありのままの自分を好きになってほしい」「自分を変えない生き方」という言葉がとっても好きな方々が多いようで、裏を返せば「誰かのために自分が変わるなんて嫌。あんたが私に尽くせばいいじゃない」という本音が透ける。そして得てしてそれは男受けするキャラクターの子が持っているかもしれない裏・下心よりもよっぽどフィルターがかからず男にわかる。だから余計に男が遠ざかっていくわけで。

  大体さ、じゃあ「男らしい」だの「男なんだから」だのってのは、女性の側から見た男性差別じゃないのかい。俺はこうした「差別」という表現で男女を分けようとする論のとき、ものっそい不公平が存在してるんじゃないかとも思っている。女性が貶められるときはとんでもない圧力がかかる割に、男性が貶められるときには何一つと言っていいほどリアクションが起こらない。

 昔の「幕張サボテンキャンパス」という漫画の最後の方で、「あるがままに生きるということは、他人のあるがままも受け入れるということ」という言葉があった。全くもってその通りだと思う。ある意味での譲り合い、しかも生き方の大部分をそうして覚悟するということではないだろうか。そして、それってもしかしたら夫婦になっていくことの核心なのかもしれないと、20年近く経った今読み返すと思う。

 

 あるがまま、受け入れてほしいですねぇ。そのためには、自分も相手のあるがままを容認する度量が必要。俺にはそれができているかなぁとか思ってみる。

 

 さて、変な方向に脱線し始めていたのでアイナの話。

 ガンダム系のヒロインの中ではかなり上位に入るのだろうなと思うが、多分当時のヲタクが思う理想像が凝縮されているからかもしれんな。守ってもらうばかりではないけど、控えめ。女性らしさは当然だけど殊更に男に負けないとガッつく姿でもない。ラストは傷を負った主人公にそっと寄り添う描写で終わるわけで。

 

 アイナ、いいなあ。うん。でもノリスの忠臣ぶりにも揺さぶられる、やっぱりガンダムの粋ですな。

機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE09(BOX) 10個入

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