Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Grabacr

HMA 1/144 F15改・イーグルプラス、とりあえず完成

イーグルプラス、とりあえず塗装・デカール貼りまで完成。

 前回のアップから早くも2週間。さてどう塗ろうと思案。問題は、

「シタデルカラーで自衛隊の制空迷彩に合う色がわからない」

 そう、あくまでシタデルカラーはファンタジー系のテーブルゲーム向けフィギュアを塗装するメソッド。それを東の島国のおっさんが勝手に現代キャラクター(というかマシンだな)を筆塗りするために四苦八苦しているだけなのだ。下塗り・サフとしてのGREY SEERは使い勝手が良すぎるのと、資料で見るF15のベースカラーにほぼマッチはしている。問題は、迷彩部分にマッチするグレーの色味がわからん。

 自衛隊制空迷彩にしても、おそらくMr.カラーやタミヤアクリルなどなら指定色はあるのだろう。実際、2年前シタデルを使う前はMr.カラーでF15Jを塗っていた。しかし筆ムラもなかなかで、今ならもう少し上手に塗れそうだが、シタデルの手軽さに慣れるとあのニオイや道具の手入れが億劫に感じてしまう。

 というわけで、グレーの比較。

シタデルのグレー系塗料、数種類。

 真ん中の薄いのがベースになるGREY SEER。ちょっと青みがかっているのがCELESTRA GREY。その中間がADMINISTATUM GREY、一番濃く見えるのがDAWN STONE。この他におそらく一番濃いグレーであるMECHANICS STANDARD GREYがあるが、これはもう完全にステルス機向けグレー(F16改のときに使ったヤツ)。

 組み合わせ的にはGREY SEERとCELESTRA GREY辺りが一番イメージに近いか。ADMINISTRATUM GREYもいいが、これはどちらかといえばF22のイメージが近い。こうしてみると意外とDAWN STONEが濃い。使い所が難しいかもしれん。

 というわけで、制空迷彩まで塗ったのがこれ。

デカール貼りに入る前、ここから約2週間。

 ぱっと見、色味に違いがなく見えるが、日光の下で見るとそこそこ色の違いがわかる。結果的に

  • 下塗り(サフ):GREY SEER
  • 制空迷彩部分:CELESTRA GREY
  • 機首コーン部分:ADMINISTRATUM GREY

 で落ち着いた。これが米軍F15なら制空迷彩部分もADMINISTRATUM GREYでいいかもしれんな。ということは、次に控える「とあるプロジェクト」用に使えるということ。

 あとはベクターノズル周辺を金属色(IRON WARRIORS)、翼端灯(IRON HANDS STEEL+WAYSTONE GREEN・SPIRITSTONE RED)、パネルライン墨入れ(NULN OIL)、全体のウェザリングとしてABADDON BLACKでドライブラシ。

 ようやくデカール貼りができたのが昨日。とはいえ戦闘機モデルの宿命であるコーションマークの大量デカールにすっかり腰が引けていた。

デカール貼りの革命、プラモ向上委員会のデカーリングクイックトレイ投入。

 これもNippperで知って去年買っていたのだが、何やかやで投入の機会を逸していたのだ。今回使ってみたら、こりゃすごい。コーションを連続で貼れるので時間が圧倒的に短縮できる。

動翼のNO STEP(踏むな)コーションがおわかりだろうか。

 まだ1/144スケールだからこれで済むが、1/72から先はパネル番号だのが入ってきてエライコッチャに。

参考まで、2年前に作った1/72 F15J(プラッツ)

 子供の頃から水転写デカールは普通に使っていたのでそこまで抵抗はなかったが、これは非常に強力なツールを手に入れた。まだ戦闘機モデルを作る予定なので、有効に使わせていただきまっしょ。

 てなわけで、HMA 1/144 F15改・イーグルプラス、ギブ・バース。問題はどうやって飾るかだ...。

 これ狙ってみるか。