Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

午後のパノラマ

30Mniutes Missionsシリーズを組んだ話、再び。

 というわけで祝賀御列の儀の日。台風の影響で延期になったが、無事に晴れた中で実施されたようで何より。

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 という国の一大イベントとは全く関わりなく通常営業。トミカでパレード護衛車列訓練を再現する程度の休日。

 

 さてそんな普通の週末だが、先週作った30MMシリーズを1週間寝かせていたところ、「本気でタイムアタックしたら何分でできるんだろう」という疑問が頭をもたげてきた。ポルタノヴァ程度でゲート処理しないで素組みなら30分は切れるんじゃね、と。

 

 で、奇しくもホワイトのポルタノヴァがそこかしこで入荷していたので華麗に購入。今日いろいろと用事を済ませて帰宅後16時前からタイムアタック開始。すでにポルタノヴァ1機・アルト1機を組んでいるためある程度の構造は頭に入っている。ランナーもそれぞれの部位でパーツがまとまっているため大きな手の移動も必要ない。さぁ結果は。

 

 26分!!!

 

 30MMは伊達じゃない。

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 や、のび太風昼寝スタイルや正座も楽に再現できるとは。微妙に息子も興味を持ち始め...ているのか? 作っている邪魔は全くしないのだが、完成したモデルを見て「かっこいー!!!」と言う程度には興味を持っている様子。

 

 さぁ、工具を持ってプラモを作るようになるのももうすぐか?

 

30MM bEXM-15 ポルタノヴァ[ホワイト] 1/144スケール 色分け済みプラモデル
 

 

玩具のような振る舞いで

30Mniutes Missionsシリーズを組んだ話。

 文化の日の振り替え休日。

 先週は火曜から熱の気配、木曜にピークを迎えて帰ったら38度。11時間寝て金曜はこの前の日記の通り結婚記念日を無事に決行。週内なかなか息子と一緒にいてやれなかったので、日曜は丸一日息子と男旅。といっても札幌・苫小牧と石狩平野を縦断するドライブだが。

 

 そんな中、この前から少し気になっていたアイテムを。 

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 バンダイの30Minutes Missionsシリーズ。メディア展開しているわけでもないオリジナルのシリーズだが、「30分で組める」という簡易な構造のプラモで各所の3mm穴ハードポイントを使ってカスタマイズするのがコンセプト。シルエットはいかにも量産機、元ネタも厳密な設定があるわけでもない、もともとプラモはこれくらい自由なものだったわけで。

 

 ランナーもメインが2枚、ポリキャップ1枚、武器ランナー1枚とHGクラスに比べても格段に簡素。

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 しかも説明書通りに組んでいくと上から下までパーツの配置が一通りまとまっているため「あれはどこにある?」という探す手間がほぼない。ガンプラでもGレコの辺りからこういう配慮がなされてきたため、これからのバンダイ系プラモはこうなっていくのかもな。

 というわけで、2モデルある内、ポルタノヴァなる曲線主体のラインのグレー系を朝6時から作り始める。

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 某宇宙戦争もののトルーパー風なシルエットだが、この色だとプロテクトギアの方がしっくりくるか。「紅い眼鏡」。


紅い眼鏡 オープニング・テーマ~メイン・タイトル

 まぁしっかりと作りこめばそれなりに時間もかかるし、細かなバリ取りや処理をしていけば30分じゃ組めない(実際2体組んだがどっちもバリ取りその他で40分でした)。ただし可動範囲は驚異的。アドバンスドMSジョイントも使わない、ほぼ1軸・2軸だけの関節の組み合わせと、適度にポリキャップ/ボールジョイントを使っているだけというシンプルな構成なんだが。

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 あとは細かな部分のマーキングやらつや消しコート辺りをやっとけばそれなりに見栄えがする。何より合わせ目処理やらに時間を取られずに済むのが非常にいい。あとはガンプラで余っているオプションパーツを持たせてやったりしてもいいかもな。決まった形はないんだし。そういやガンダムエースの付録で付いてたドライツバークやら、カレトブルッフやらテム・レイの強化パーツやらも組まずに置いてあるしな。

f:id:rosso13:20191104173616j:plain そのままの勢いで第二ラウンド、グリーンのアルト制作スタート。これも40分程度で完成。

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 非常にオーソドックスな、そして関節などのフレーム部分はポルタノヴァと共通。作り方を覚えれば説明書なしでも行けるかもしれん。

 というわけで、「隊長」と組ませてワンチーム。

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 後ろ側で先ほど組んだポルタノヴァに、これまたガンダムエースで付録になっていたロングレンジ・ビームライフルを持たせて。

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 遠距離狙撃の観測手がわりにサポートメカを置いてみたり。

 

 仮想敵を作ったりわざわざ戦争の火種を作る必要もないじゃねえかと思ってみるが、まぁ未来のサバゲーとして設定してみようか。大量殺戮兵器設定や無作為攻撃兵器はもう現実世界でもうんざりしちゃうので。

 

 というわけで、オプションパーツを付けない素体の良さを活かしたお遊びってことで。

 

30MM eEXM-17 アルト[グリーン] 1/144スケール 色分け済みプラモデル

30MM eEXM-17 アルト[グリーン] 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 

 

Angel Night ~天使のいる場所~

「劇場版シティーハンター」視聴した感想。


「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」本予告第二弾 | 2019年2月8日(金)全国ロードショー

 先月30日にDVDがリリースされた「劇場版シティーハンター」。レンタルも同時スタートということで早速借りてきて見てみた。公開当初から「牛丼屋に入って牛丼を頼んだら牛丼が出てきた」という、知らない人が聞いたらなんだそれ? という感想だがまさにそれ。

 

 シティーハンターに求められる定番のネタとアクションとエンディングの「Get Wild」があればそりゃ「シティーハンターを見てシティーハンターだった!!!」となりますがな。そしてオープニングからタイトルの「Angel Night」がかかるわ、劇中いたるところでTV放送時のあれこれがかかる。キャストもほとんどオリジナルなんじゃなかったっけ。オリジナルのエッセンスをこれだけ集めて凝縮してくれた(しかももともとが30年前の)アニメってのは確かにあまり記憶がない。というかそれだけ長い間継続しているシリーズってのがそれほどないだろうが。

 

 内容についてはネタバレを避ける意味でも割愛するとして、ドローンやらスマホやら現代要素をきちんと入れつつ、シティーハンターとしての基本ネタ、ギャグは網羅。357マグナムは6インチで赤いミニクーパー(当然初代)で走り回るのも変わっていない。海坊主は相変わらずごついがなぜか今回ギャグ要員になっている感じだが。

 

 ちょっとだけ気になったのは、メインキャストの方々がもう思い切りベテランのため、瞬発力のあるセリフの時に妙に落ち着いた感じの演技になっていたことかな。熟成された、ということなんだろうけど。

 あとはサービスでキャッツアイのお三方が特別出演していたのがちと面白かった(これはもう公開されてるからいいよね)。声優が戸田恵子さん(長女・次女)と坂本千夏さん(三女)って!!! アンパンマンとチエちゃんって(笑)。

 

 キャストの方々のコンディションその他を考えると、この続編を作るのは結構難しいんじゃないかなぁと思うが、公開当時平成の最後にこれだけのファンサービスを実現してくれたプロジェクトには感謝だよ。


City Hunter Opening 5 Running To Horizon by Tetsuya Komuro

 

 なんて言ってたら、くしくもこの時期に関係する人間がいろいろとナニなことに。小室哲哉は離婚問題だの、特別出演してたチュート徳井は税金問題だのと。なにやってんじゃ!!!

いつも可愛い

昨日は10回目の結婚記念日だったのさ。

 というわけで親バカならぬ夫バカな日記をたまには。

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 単純に結婚してから10年、何事もなくというわけにはいかず会社が破綻しただの二人とも抑うつになって復帰してだの震災に遭ってだの、よくまぁ続いたもんです。お互いに努力だってあったと思うし、「んだとガチャピン!!!!」「うるさい毛ムク!!!」みたいな喧嘩もしたし。

 多分すべての夫婦がそうだと思うけど、うちも例外なく「よく続いたな」と思う節目の日でした。

 

 いろいろサプライズを仕掛けるのも労力がかかりすぎるのと、お互い仕事が詰まってそれどころではない状況の中で、最低限嫁に感謝だけは伝えときたいなぁ、とは思い仕事終了後に思い出の店の一つである北大通りのクレイジースパイスで夕食。事前に準備しておいた4℃のアクセサリーをひねりもなく渡し。

 ちょっとでも喜んでもらえたようで内心緊張が解ける。

 

 長く一緒にいるほど相手の粗が見えるもんだけど、その分好きになった当初の良さが変わらずに残っていて、それを見つけたら瞬間でもリフレッシュされるというか、惚れ直すというか。

 

 君はいつも可愛い。

 

 このPVの蓮佛美沙子さんほどではもちろんないが(笑)、雰囲気はほんとこうだったなぁなんて。もっと歳をとっても、きっと今と同じように俺は思うのかもしれんな。


キリンジ「いつも可愛い」Music Film (short ver.)

 

 冒頭の画像は、息子がばぁばと一緒に買いに行って選んでくれたお祝いケーキ。うちらの帰りを待ちきれず、途中で電話をくれたり、帰ってきたら「ほんとうに、おめでとうございました!!!」と満面の笑顔で伝えてくれたり。

 この10年で一番変わったのは、この子の存在。夢のような日々の中、生きているんだ。

 

 今後ともよろしく、嫁。息子。家族みんな。

虹を創ろう

 即位礼正殿の儀の祝日。朝から久々に7時半まで寝る。ここしばらく休みの日も5時半に目が覚めていたのさ。ルーティンって恐ろしい。

 先週末はうちの陛下(親父)の古希祝いということで、登別温泉へ。親父も喜んでくれて上々。30年以上ぶりに温泉で親父の背中を流してきたのことよ。

 

 さて、そんな近況の中。息子にレゴブーム到来。

 もともとうちの妹が誕生日プレゼントで最近のレゴシティシリーズをくれたのだが、この数日いろいろと細かなパーツを組み替えつつ遊ぶようになった。

 実はこの子が生まれた頃=2015年当時、昭和シェルのキャンペーンでフェラーリコラボのレゴセットを特別価格で買えるというのをやっていた。当時は当然息子は0歳、まだまだ使わせるのは先だろうなと思って温めていたのだが、ようやく役に立つ時が来た(笑)。

 

 というわけで画像はそのフェラーリ(512S)とレゴシティのパトカー・消防車セット。

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 もちろんまだまだ説明書を使ってその通りに作ることは難しいけど、手先を使って自分の思い通りに形を作るという意味でレゴはやはりいい教材。とはいえ最近のセットは形状が複雑なパーツもあるけど、基本的に特定のモデルを作るためのパーツが中心。再現度は高いけど応用が難しい。

 

 そこで、俺が子供の頃に使っていた基本セットを引っ張り出してきた。30年ぶりくらいか。

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 ざざっと自宅を再現してみたり。息子大喜び。しばらく様子を見て、拡張セットに行ければさらに世界が広がるかな。トミカも引き続き好き、ストライダーで外にも行く。ある意味文武両道になりつつあるか。そのうえ口ずさむのはキリンジだったり(笑)。

 

 子育てってのは、大変でもあるし楽しみでもあるね。

兵、走る

 本州の台風被害に遭われた皆様が早く平穏な日々に戻りますように。

 というスタートであるけど、これだけは言わせてくれ。

 ラグビー日本代表、史上初の8強おめでとう!!!!!

 もうね、今日は体育の日だけど昨日は台風一過で各地被害状況がわかる中、不謹慎かもしれんけどラグビーやら男子バレーやらF-1日本GPやらルヴァンカップやらで日本がホンダがコンサが大活躍!!!! 夕食後に家で響く絶叫!!! 松島ぁあぁあ!!!! 稲垣ぃぃぃぃぃぃぃ!!!! 福岡ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! さらに福岡ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!! 主に俺の声が。

 

 いやもうね、両方とも総力戦だから両方の選手がとにかくケガのないようにと思うけれども、とんでもない当たり方するんだなやっぱり。昔うちの上司が50近くでシニアラグビーやってて、「視界がおかしい」「平地が波打って見える」と言い出し、絶対脳神経外科行った方がいいですよと言って検査受けたら、ガチンコで当たった後こめかみ辺りに血と水が溜まってて視神経圧迫していて緊急手術受けたとかあったし。もう少し遅かったら脳内に圧力がかかりすぎて危なかった、なんて話も。

 

 素晴らしいプレイと精神をどのチームも見せてくれる、これは確かに紳士のスポーツであり世界で三大スポーツと呼ばれるのも納得する。願わくば、日本も納得のいく試合で誰も酷いケガのないように。無傷はあのスポーツは無理だ(笑)。


B'z / 兵、走る

 

兵、走る

兵、走る

  • B'z
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

家路(Album Ver.)

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 先日、久々に職場で結婚する子がいて、その披露パーティーに呼ばれたのでのこのこと行ってきた。人前式ということと、その子が(旦那さんもだが)20代前半ということで、いろいろとギャップを感じてきた次第。

 

 会場が中島公園近辺で、チャペルではなく人前式のため本当に「パーティー」というイメージ。これまでのセオリーはほとんど通用せず、新郎新婦の友人と思われる20代前半の参列者の中に会社関係ということでテーブルふた島だけ30代~40代の煮しめ色の集団。二階席があるのは本当に初めてだ。

 乾杯の発声も会社の上司とかでなく、序列も別に関係なく、ところどころオーソドックスな式のポイントを押さえているのだが、これからの若い子たちの式はこうなっていくのかなぁと。

 ただまぁ、そういうのに面食らっただけで式自体は楽しく幸せそうないい感じでしたよっと。

 

 さて、最近こうして誰かの結婚式に出るたびに「ああ、俺も結婚式やったんだよなぁ」なんて思うわけで。や、自分の結婚式に不満があるわけでは全くなく。あれから何年たったんだなぁとか、このイベントの時あんな感じにしたよなぁとか、いい意味で思い出すのだ。初心に帰るというか。

「永遠の愛」なんてものを信じるほど子供じゃないし、現実だって見てきたつもり。多分嫁の側だっていろいろと不満はあるだろうし、同居している家族だってそれぞれ気を使いながら生きている。それくらいの分別は持っている。

 でも、きっと付き合っているときの相手を思う気持ちはきっとベースに残っているだろうし、喧嘩をしようが何とか踏みとどまっているし、何かあればお互いを気に掛ける程度の興味は失っていない。日々の中で絶えない笑いがあるわけじゃないけど、かっこつけて付き合っている時よりも些細なことで笑える周波数は増えた。それも一つの幸せの形。

 

 式が終わったのは何と22時。記憶にある限り最長の式でした。家に帰ると23時近く、息子は22時ころまで「お父さんが帰ってくるまで起きてる!!」と頑張っていたそうで。嫁とうちの母親が静かに出迎え、無事に家族がそろったのを見届けてみんな眠りにつく。

 

 息子の寝顔を見ているうち、寝ぼけて突然むずかる息子に「ただいま、お父さん帰ってきたよ」と撫でてやると、すぐに黙って俺の頭に額をつけて寝息を立てる。

 

 結婚式から、もうすぐ10年。

 一つの幸せの、形。


家路