RONDO BELL
ガンダムアーティファクト・Hi-νガンダム筆塗り全塗装完成の巻。
タイトルは逆シャアサントラから。
しばらく寝かせてしまったガンダムアーティファクトのHi-νガンダム。前回の日記でチラ見せした通り、通り一遍のブルー系設定色だと皆さんやってるので、アニメ版のモノトーン系カラーリングで。
そして背面。ディティールの密度がすごい。
スタビライザーのシリンダーアレンジとかがカッコいいやね。
塗装の時間はおおむね4時間から5時間ってところか。細切れ時間の合間を縫ってなので、正確な時間ではないけど。うまい人はもっと違うだろうな。
使ったシタデルカラーは下記の通り。
- ベース:CORAX WHITE(白部分)
- ベース:ABADDON BLACK(ライフル黒部分・顔細部)
- ベース:RETRIBUTOR ARMOUR(シリンダー・プロペラント基部・スラスター)
- ベース:AVERLAND SUNSET(スラスター・アンテナなど)
- ベース:LEADBELCHER(関節部分)
- コントラスト:FLESH TEARERS RED(赤部分)
- コントラスト:BLACK TEMPLAR(ボディ大半黒部分)
- シェイド:NULN OIL(全体フィルタリング)
- テクニカル:WAYSTONE GREEN(センサー部分)
調色はしてないのでほんとにそのまま使用。下地はCORAX WHITEのスプレーを使用。それ以外はすべて筆塗り。大分慣れてきましたわ。
というわけで、ガンダムアーティファクト・Hi-νガンダム編はこの辺で。次はやっとナイチンゲールに手をつける、予定。いつになるやら。
nuworld
ガンダムアーティファクトHi-ν①。
まだ続くぞアーティファクトォ。というか大物のナイチンゲールにたどり着かん。バイアランカスタムはレアカラーなので素組み決定なのだが。というわけでHi-ν作るぞと予告していたのでその経過を。
何度でも繰り返す。老眼殺し!!! しかしこれでもマスクのスリットにスジボリが入っているという細かさ。さすがに頬のダクトはそこまで細かくなかったが、ちゃんとガンダム顔している。当たり前だが。
某所でこの色味がキン消しみたいと言われていたが、なる程。こうして見ると確かにそう見えなくもない。ディティールは比較にならんが。
前回のEx-Sの時は厚く塗りすぎて気泡が出てしまったので、かなり薄く薄く複数回に分けて吹き付け。エアブラシ? そんなブルジョワなアイテムは持っていないのだよ。
どう塗るか考えていたのだが、いかんせんノーマルの青系(紫っぽい独特の色だよねぇ...)というのも正直すぎる。某所で見かけたアニメ版ニューガンダムのカラースキームでHi-ν Ver.Kaを塗装されていたのがエラくかっこよく見えたので、見よう見まねでやってみる。
ヨドバシドットコムで注文したMSF(面相筆)が届いたのは、この頭部を塗り終わってからでした。グッドタイミン。
甘やかな身体
甘い、ということでバレンタインでしたな。もとい。
昨晩ひとしきり塗り終わったガンダムアーティファクトのEx-Sガンダム。真夜中の地震で飛び起き(た嫁に叩き起こされ)、寝付けずアップしたのが前回の日記(B・BLUE - Think Like Talking.)。そのときに「仕上げがまだ」としていたが、夜が明けてからちょっと仕上げ。と言ってもバックパックのブースター付近を金属色でドライブラシしてプレミアムトップコートのつや消しをかけたのみ。
この前完成したリックディアスと並べて。こっちも同じタイミングでトップコートを吹いたのです。窓の枠と比較してサイズ感を推し量っていただければ。
日光の下で撮影するとやはり色味が違ってくるね。この次は立て続けにこれ行ってみよう...というところで日曜が終了。というわけでその「これ」。
はい、予告。Hi-νでございます。一応サフ吹きまでは終わってるのでそれは次回のネタとして取っておくのココロ。
B・BLUE
ガンダムアーティファクト・Ex-Sガンダム筆塗り、色分け完了。
下地以外はオール筆塗り。ただし時間切れで今日はドライブラシなどの細かい部分は仕上げてない。厳密にいうと顔の部分も細かなところは雑なまま。MSF、いや面相筆買うの忘れたんだよ...。
ブルースプリッター仕様の配色だが、小綺麗な白ではなく全体にNuln Oilでフィルタをかけ、スジボリにもそこにたまる陰影程度に留める狙い。もっとうまい人はたくさんいるだろうけど、まぁ参考程度に。
このモズの早贄状態も大分慣れてきたな。
これも途中経過。後ろに見えるのは、配色を確認するために見ていたホビージャパン。どこに載ってたかなぁと思案していたら、息子が持ってきてくれた。サンクス息子。そして横で息を飲みながら細かい部分の塗装を見守る5歳児。
後ろから、バックパックに金属色を足そうかと思案中、あまりやりすぎるとごちゃごちゃしそうな気もするが。
トップとは反対方向から。ひとまずこんな感じですよと。ざっと見るとHGUCみたいなしっかりした造形に見えるが、これで高さ5.5cm程度ですぜ。塗ってて楽しいけど、やっぱり老眼殺し。でも楽しい。楽しいが勝つからいいのだ。
次回、仕上げをしてから載せたいな、
BLUE
ガンダムアーティファクト・Ex-Sガンダム筆塗り篇。
とはいえ普通のブルースプリッターというのも面白くない。この前のリックディアスでシタデルコントラストを試して「偶然の陰影」が楽しいとなったので、今回もちょっと試してみる。
とはいえ全然途中だけども。青部分はシタデルのULTRAMARINES BLUE。本体部分はまだ青部分が少ないのでこんなだけど、腕部分は肩・プロペラントタンクが面積でかいのでまた印象が変わる。色味が少し暗色よりなので、パッと見ヘイズル≒ティターンズブルーに見えなくもない。これはこれでいいんじゃないだろうか。
しかし、今持っている筆の中でも一番細いものを使っても厳しいとは、アーティファクト恐るべし。とにかくカメラアイのあたり=顔の部分が非常に厳しい。やはりMSFの出番か。あ、面相筆ですよMenSouFude。国境なき軍隊じゃないですはい。
というわけで、続きは次回。
shed blood!
ガンダムアーティファクト・リックディアス筆塗り全塗装の話。
タイトルはKIRINJIの曲名だけど、意味は自分で調べてください。赤にちなんだタイトル探しただけなんだが、意味は結構不穏。
で、なぜ「赤」かというと。
これですな。ガンダムアーティファクト、1体目リック・ディアスの全塗装。なかなかの老眼殺しですこれも。塗り方はそれこそプロペインターのせなすけさんのYouTubeを参考に、全身の赤はシタデルカラー・コントラストのFLESH TEARERS RED。黒部分は同じくシタデルカラー・コントラストのBLACK TEMPLARをベースに、マットに締めたいところはシタデルカラー・ベースのABADDON BLACK。シルバーやら一部ゴールド、カメラアイにクリアグリーンなどで色分けし、Nuln Oilでシェイドをかけ、ドライブラシで金属っぽくエッジ部分を剥げさせるなど。あおりで見るとでかく見えるけど、サイズは5.5cm程度。
こんなですよ。でも楽しい。マインドフルネス。サーフェイサーをGray Seerで吹いてモズの早贄状態にして、持ち手を付けてこんな風に地道に。
いやあ、ほんとにこの一年塗ってるわ。筆塗り。大スケールよりもこういうミニチュアのディティールバリバリのモデル、楽しいですハイ。合わせ目消し? 表面処理? そんなのはうまい人に任せる(笑)!!! 好きなことを好きなレベルで楽しみゃいいんだよ。このリック・ディアスだってアレンジバリバリだから、オリジナルと配色が違うと言われたってそんなの関係ねぇ。それっぽく見えればザッツオール!!!
しかし、ムラ感というか粘度の低い塗料をバシャッと塗り付けて、ディティール・パネルライン部分にたまった塗料の濃淡で陰影を表現するのにこのアーティファクトシリーズって最高にいいかもしれん。もともとはウォーハンマーのフィギュア用だけど、これは楽しい。残りのアーティファクトシリーズも地道にやろう。
バイアランカスタムを除く。だってレアカラーだもの。
みかんのうた
目を離すと息子がチョイプラ・みかんかっぱを作っていた話。
みかんみかんみかん!!!
というわけで、息子がニッパーを使って何か作りたい!! と言い出し、先日購入してきたチョイプラ・みかんかっぱ。その日は運転疲れで帰宅直後にぱったりと昼寝してしまったのだが、母=嫁と一緒にニッパーで素組したわが息子(5歳)。ゲート跡やらなんやらは仕方ないとして、ちゃんと説明書通りに組んでいた。まぁパーツも少ないからできなくもないけど、今どきの色分けされたパーツでなく完全に単色のプラモ。ランナー3つと確かにチョイプラ。
これだけ見るとアヒル隊長みたいだが、何やらWebでマンガも掲載されているらしい。ニッチなキャラを立体化するのも大変だと思うのだが、こういうプロジェクトは嫌いじゃない。
さて息子から「色塗ってほしいなあ...」というリクエスト。じゃあやるか。レッツ筆塗り。シタデルカラーで部分塗装。サーフェイサーも何も使わず一気に色分け。ちなみにスケール感は下のカッティングマットを見てもらうとわかるかと思うが、結構な老眼殺しだと言っておく。
はい、ドン。
目のハイライトが1mm程度なんすよ。くちばしの部分は体のみかん色とあえて区別するように明るい色にして、ヘタの緑と甲羅の緑も別にして...意外に手間はかけてます。
なんというか、平和なプラモっていいよね。最近息子とプラモとかアニメの話で説明するたびにガンダムや様々なキャラクター(ロボット)の多くはやっぱり「戦争の道具」なんだなあと痛感する。決してキラキラひかる綺麗ごとじゃすまされない。大人として何を教えなきゃならないのか、常に問われている気がしている。だからこそ、こういう「平和なキャラクター」の癒しが尊いと感じる。
まあ、並行して作ってるのはガンダムアーティファクトではあるんですがね。こういう矛盾をはらみながら、兵器を見てあれこれかっこいいだのなんだの言えるのはその銃口がこっちを向いていないから言えるんだよなあ...などと小難しい場所で右往左往。
塗ってる最中はなーんにも考えないでマインドフルネス。それでいいじゃない。