みかんのうた
目を離すと息子がチョイプラ・みかんかっぱを作っていた話。
みかんみかんみかん!!!
というわけで、息子がニッパーを使って何か作りたい!! と言い出し、先日購入してきたチョイプラ・みかんかっぱ。その日は運転疲れで帰宅直後にぱったりと昼寝してしまったのだが、母=嫁と一緒にニッパーで素組したわが息子(5歳)。ゲート跡やらなんやらは仕方ないとして、ちゃんと説明書通りに組んでいた。まぁパーツも少ないからできなくもないけど、今どきの色分けされたパーツでなく完全に単色のプラモ。ランナー3つと確かにチョイプラ。
これだけ見るとアヒル隊長みたいだが、何やらWebでマンガも掲載されているらしい。ニッチなキャラを立体化するのも大変だと思うのだが、こういうプロジェクトは嫌いじゃない。
さて息子から「色塗ってほしいなあ...」というリクエスト。じゃあやるか。レッツ筆塗り。シタデルカラーで部分塗装。サーフェイサーも何も使わず一気に色分け。ちなみにスケール感は下のカッティングマットを見てもらうとわかるかと思うが、結構な老眼殺しだと言っておく。
はい、ドン。
目のハイライトが1mm程度なんすよ。くちばしの部分は体のみかん色とあえて区別するように明るい色にして、ヘタの緑と甲羅の緑も別にして...意外に手間はかけてます。
なんというか、平和なプラモっていいよね。最近息子とプラモとかアニメの話で説明するたびにガンダムや様々なキャラクター(ロボット)の多くはやっぱり「戦争の道具」なんだなあと痛感する。決してキラキラひかる綺麗ごとじゃすまされない。大人として何を教えなきゃならないのか、常に問われている気がしている。だからこそ、こういう「平和なキャラクター」の癒しが尊いと感じる。
まあ、並行して作ってるのはガンダムアーティファクトではあるんですがね。こういう矛盾をはらみながら、兵器を見てあれこれかっこいいだのなんだの言えるのはその銃口がこっちを向いていないから言えるんだよなあ...などと小難しい場所で右往左往。
塗ってる最中はなーんにも考えないでマインドフルネス。それでいいじゃない。