Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

口実

 そう、口実が必要だ。限定品商法の話。早い話がプレバンだ。

「いいのは分かってるんだけど、手を出すまいと思う」もの。特に、30代以上の概ねZガンダムくらいから物心がついてガノタから抜け出せない「体は大人、頭脳は子供」の大人たちにとって、プレミアムバンダイで取り扱っている商品ははっきり言って「金を落とせ」と言わんばかりのラインナップ。

 子供の頃に手を出せなかったものが現代の技術でよみがえり、まともに市販するには知名度が低すぎたり、数が捌けないだろうアイテムが「ついにこれが出るか!!!」と時を超えてリリースされる。それでも、アイテムによっては「普通に市販できるだろこれ」というのがあったり。量販店の割引販売をさせない手段か!! とも思うが。

HGUCセカンドV

HGUCセカンドV。プレバンは単色の箱なんだね。

 画像を見てほしい。9月の俺の誕生日、自分で自分のために札幌ノルベサ内の駿河屋で入手してきたHGUCセカンドVである。プレバン定価はおおむね2000円前後だった記憶がある。これが中古として買い取られ再販され、3000円少々。約1.5倍の値が付いた形になる。

 しかしよく考えてみると、プレバンで買うと結構な送料取られるのな。まとめ買いで一括梱包になるとその割合は低くなるし全国一律だったかもしれんが、普通の通販だったら北海道はそこそこいい値段が上乗せされる。送料をケチるわけではない。運送業の方々の給料を正当に支払う意味で必要と考える側なのでそれはいい。

 そう、口実が必要なのだ。

 多少割高となった中古品といえど、新品で送料が発生して待ち時間がかかることを考えたら、プレミアム価格の差分はグッと小さくなる。数百円であれば許せる範囲ではないか。希少価値が高すぎて高騰しているアイテムはさすがに手を出す気はないけど、さっきの通り「まともに市販を待っていたら出るわけがないマイナー機」や「ガンダム40年の歴史をもってしてもなぜかリリースされない機体」があるのだ。それがさっきの理論で数百円程度の差額に落ち着くとしたら。

 ...悪くないだろう?

 

 という危うい危うい理論、というか口実が必要なのだ。

 そして夜な夜な、HGUCZプラスC1の出物を探す。A1は初版の不具合品をそれと知らず組んだ程度の男だ。しかし、好きなモビルスーツといわれて迷わず上位3つのうちにZプラスC1を出す男。ちなみに最上位はF91。2位にC1。3位は無印レッドフレーム

 

 その前に、このセカンドV作ってやらんとな。限定品とはいえ、箱に入れてニヤニヤってのはそれこそ性に合わん。拙くても完成品に組んでやらなければプラモが浮かばれない。

 プレバンの前に、HGUCF91シリーズ充実させてくれんかなぁ。デナン系機体なんて普通に市販してもそこそこ出るんじゃなかろうか。ベルガギロス/ダラスをRE/100で出されるくらいならHGUCで。ビギナ・ギナもマスト。

 

 ちなみに、RGでF91出たら3つは買うね。まだRGクロスボーン作ってないが(笑)。おあとがよろしいようで。