Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Nice&EZ

自作の限界と市販品の話。

1/144 F-15Jリペイント GALM1仕様

 数ヶ月前に基本的な塗り分けまで終えて、そこからしばらくモスボール状態で止まっていた童友社の1/144「F-15Jアグレッサーシリーズ」のリペイント・GALM1。何がネックで止まっていたかというと、

デカールがない」

 そう、部隊章や国籍マーク、そして「機体番号」。1/72ならそれこそ公式のモデルがリリースされているので最悪モデル自体を買うという方法もあるが、1/144はだいぶん前にトミーテックとかでMobius1やYellow13、GALM1/2も出ていたくらい。かと言ってそうしたマーキング自体を探すのも難しい。特にミリタリーステンシル(文字)なんて需要がありそうなものだが、そこらの店では見つけられなかった。

 なければ作る。気になっていたインクジェットプリンタを使ったデカール自作に手を出してしまおう。

 ガルム隊、メビウス1、ラーズグリーズ隊、トリガー、ウスティオ空軍、オーシア空軍、ISAF...というところをなんとか用意し、背景が白にできるシートに慎重に大きさを合わせて印刷。

 ...滲む。

 や、市販のパキッとしたラインまでは流石に望むべくもないけど、それにしたってねえ。ってくらい滲む。プリンタ設定もありそうだが、台紙の枚数も限られている中で何度も試行錯誤はできん。

 とりあえず部隊マークは小スケールということで「こんなもんだ」と自分を納得させたが、いかんせん番号系だけでもどうにかしたい。書くか直接? いやそんな技術持ってたらそもそも部隊マークとかも塗ってるってこのサイズ。

 結論。

「金で解決できるならそっちを取る」。

 そもそもデカール印刷の発端はAmarillo USAFフォントをフリーで入手できたこと。しかしガンプラならともかく、世界中でメジャーなミリタリーモデルならステンシルだけのデカールがどこかに売ってるのでは? と思い検索してみると。

 あったじゃん...しかも結構なサイズがまとまってシートになってるじゃん...。

 結果、黒・グレー・白で色んな機体色に使えるようとりあえず揃えてみる。今考えているだけで黒は通常使用・グレーはステルス系のF-22メビウス1など、白もF-14ラーズグリーズの仕上げ直しに使える。後はAmazonで届くのを待つ。

 今やいろんなものが探せばある時代なんだねえ...。

F-14ラーズグリーズの進捗

 インテークのコーションラインはフリーハンドマスキング。にしてはよくマスキングがまっすぐになったもんだ。ミサイル類の実弾表示(黄色・赤ライン)もこのサイズだからそれっぽく見えますな。上の画像の機体番号は30MMのシールから。サイズはいいとして少し字体が違うのがねえ。これもスケール上そこまで気にしなくてもいいかもしれんが。問題は機種横のライン。これも課金アイテム使うか...?

 この辺りが解決すると一気に進められそうな気がする1/144戦闘機シリーズ。架空設定再現にはハードルの高いところではあるが、どうするかを考えるのも楽しいもんだ。

 

 とか言って嫁さんに結婚記念日がてら服を買いに一緒に出かけたらこんなものを見つけ。

 何気なく手に取ったら、こいつにトリガー機のデカールついてんじゃねえか!!!!

 

 さすがにそのためだけに買うことはしませんハイ。そこまで思い入れのない機体なのでね。これからゲーム中で使ったら思い入れも出るかもしれんけど。そんな話。

 あ、オチとしては「やっぱりメーカーが工業製品として作るものってすごいよね」。以上。