儚くも永久のカナシ
連休前後の模活の話、その3。
さて、「連休前後の模活の話」と題して立て続けに投稿してきたシリーズ。今日だけで4回目の投稿でございます。小出しにしていけばいいものを、ちょっとこのダブルオーライザーが楽しすぎたので一気に投稿。私は我慢弱く落ち着きのない男で以下略。
何とか連休は暦通りの休みが取れたのだが、長年の習慣というかもう朝5時前から目が覚めてしまう四捨五入してアラフィフのため、何となくYouTubeでTV版ダブルオーの終盤を偶然見てしまう。
ああ、いいなダブルオー。そりゃ戦争モチーフだし綺麗ごとだけじゃないけど、ここ10年の気分が重くなるシリーズに比べると救いがあるというか。
というわけで戦闘開始。
パチパチと1時間少々で組んでいく。ABS用の接着剤を使うべきなのだろうが、どっちかというとかみ合わせがきついため、ダボの潤滑の意味合いで粘度がちょうどいいリモネンセメントを使っている。本来のスチロール樹脂に使っているわけではないので、皆様はお好みで。
連休中盤は雨予報もないので、サフもとっとと吹いてしまう。この日はこの後外出だったため、部屋で乾燥させて終了。帰宅後、頭部の細かいところから塗分け開始。
ダブルオーは頭部の塗分けも平成後期アニメのためディティールが細かいマスクの頬部分グレー、顎の赤、側頭部・後頭部のクリアグリーン、ツノのイエロー、額のクリアレッド。難関は隈取とツインアイ。カメラ部の厚みは0.2mm程度か?
比較のためカッターマットのスケールと並べたが、目盛りの厚みよりもカメラアイの厚みが薄くないかこれ。嫁に見せたら「ようやるわ」の一言。
この後本体に入っていくのだが、普通のカラースキームもいいが何か物足りない。どうしたもんかなとネットで作例をつらつら見ていたら、PGのセブンソードでメタリックパープルをベースにした非常に綺麗な作例を発見。うまい人はすげえなあ。参考にさせてもらい、シタデルでメタリックパープルはさすがにないので、濃いパープルで代用。
当初はノーマルカラー=ブルーで塗っていたのだが、パネルラインでパープルを入れた途中経過。この後、ブルーをすべてパープルに変更したのでちょっと貴重な一枚。徐々にメタルビルドのデザイナーズブルーバージョンの塗分けもミックスしていく。
パープル部分をほとんど塗り終わった、と思ってたらオーライザー部分がまだ控えていたという間抜けさ。しかしこの段階でちょっと、いや非常に楽しくなってきている。
更に翌日。フレーム部分のメタリックを進めていく。
GNコンデンサ部分は下地に明るいシルバーのIRON STEEL HANDSを塗り、その上にWAYSTONE GREENで。そのまま塗ろうとするとWAYSTONE GREENはかなり薄くなってしまうため、濃いめの塗料を円の中心に落とし、少しずつ周囲に広げていきムラをなくしてレンズ風にする方法にたどり着いた。問題はGNソードIII。刀身部全体にムラなくWAYSTONE GREENをいきわたらせるのが地味に厳しい。根気よく塗っては固め塗っては固めを続けていく。
気軽に作ろうと思っていたが、作り始めてはまってしまい気が付いたらほぼ半日塗り続け。子供を寝かしつける時間になりタイムアップ。後は仕上げくらいか。
...夜中に地震で目が覚め二度寝、しかし半端に寝付いてしまってやはり5時台に起床。さあ、少し仕上げして組み立てるか。
こうしてみるとエクシアの流れをくむフォルムだよな。
この構造、肩のGNドライブとオーライザー側からのアームが物理接続されているという解釈。リンクさせて組付けなければならないのだが、説明書通りに組もうとすると大変。バックパック側を組み付けてからの方が多分壊しにくいのでは。
さあ、全体をドッキング。
カメラアイのほかにGNドライブのラインを光らせてみた。地味にシタデルのTESSERACT GLOWを入手していたのだが、ガンダムマーカーの蛍光グリーンを先に使ってしまいそっちを主力にしていた。今回試しに使ってみたら、これも蛍光塗料じゃないの。というか、ブラックライトを当てて光ることを今更ながらに発見。
気を付けて筆を洗ってやらんと、蛍光塗料はかなり残留して他の色に混ざってしまうらしい。やべ。
何となく前傾してるな。オーライザーなどの背負い物が重いから後ろの支えを追加しているが、足の角度からか支えが浮いているくらいにして。
今回のアーティファクト第3弾の中で、宇宙世紀ものじゃないからかガッチリ売れ残っていたのだが、なかなかどうして作っていて歴代トップクラスで楽しい内容でしたわ。レアカラーでトランザム!!! なんてやろうとしてもう1個買っている(しかしノーマルカラーだった)が、軽く色分けだけして全体をガンダムマーカーのトランザムホロレッドで塗ってやりたい!!! 大いなる対話!!!
というわけで連休模活の話、ひとまず区切り。