Think Like Talking.

変わりゆく変わらないもの

あの世で罰を受けるほど

 痛恨のミスの話は後ほど。

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・あの世で罰を受けるほど

 年末発売の本、一気見企画に図らずもなってしまったのだが。

 前の日記のサンライズロボットアニメ特集、MSアンサンブル08のハイゼンスレイIIとサンライズ系アニメのあれこれに触れていたら、そういやA.O.Zって結局どういう話だったっけと思い。期間限定のヤフーポイントが失効する前に適度な金額で送料込み...と探してみたら、古本に行き着いたわけで。トップ画像の左から3冊、「アドバンス・オブ・ゼータ~ティターンズの旗のもとに」コミカライズを購入。駄菓子菓子。

 

 これって4巻完結なのな。再購入したらまた送料かかっちゃうし、そこらのブックオフで探すか。痛恨のミステイク。

 

 簡単に言うと、Zガンダムの世界で敵役となっていた連邦軍エリート部隊・ティターンズ側の兵器開発・試験部隊の物語。言ってみれば極右勢力(劇中では地球至上主義)のプロパガンダと実行部隊なわけで、ファースト世代の敵・ジオンの残党刈りを名目に挙げているけど、実態は宇宙移民者(スペースノイド)を弾圧していたと。まぁ指揮官がアレだった、のでそのやり方に反対して離脱し反地球連邦組織(劇中ではA.E.U.G=エゥーゴ)に合流するメンツもいた、という。ガンダム知らなかったらなんのことやら、という感じだろうけど。

 

 ただしやるせないのは、この主人公たちは本編中のティターンズが実行した悪逆非道な行いについて、第3巻の時点でまだ気づいていない。そのため、自分たちがエリート部隊におり、新兵器の先行試験を(危険にさらされながら)行うことで治安維持に繋げられる、と本気で信じている。4巻あたりでその実態に気づき...という流れになるらしいのだが。

 自分たちそれぞれの正義があり、その正義に忠実に、信念を持って人は立つ。でも対立するものを前にして、「自分が正義」と押し通そうとするとどんな形であれ戦いは起きる。国と国の正義なら戦争、個人と個人の正義なら反目。戦争の方はまぁ、単に正義だ何だは建前で、算盤はじいて利益を得ようとする奴らに踊らされるってのがようやく大衆もわかりつつあるんだろうけど。

 でも、ステレオタイプで「アイツラは悪いコトをシテイル」と吹き込まれて、それを疑わず・何が背景にあるか知ろうとせず・感情のみで「正義は我にあり」と叫んでしまう人がいるからタチが悪い。なんとかならんのかな。

 

 さて、そういう愚痴はさておき。

 この「アドバンス・オブ・ゼータ」シリーズ、出てくるMSがそらもー山盛りの装備だったり。主人公機であるTR-1ヘイズルも、素体はジムにガンダムヘッドを載せたものという設定だったらしいのだが、増加パーツだの各作戦に応じた換装だので全部追おうとしたらえらい大変。逆に言うと、設定以外の自由度があまりに高いため、MSアンサンブルのような組み換えには最適なんだろうな。決戦兵器になるTR-6に至っては、コアユニットにそれまでのシリーズで実証された各形態パーツを換装することで全領域で使用可能...みたいな設定だそうで。言ってみりゃそりゃコスト的にも素体は共通、配備・作戦に応じてオプションを変えるだけってのは有効だ。

 本編(オリジナルのZね)の時代は可変MS全盛、プラモ商業的にも次から次へ新型機がリリースされていたけど、軍隊的に言ったらワンオフ機ばっかりだったら運用もへったくれもなかったろうになあ。時代考証・世界観というものが30年以上(A.O.Zのリリース時期は20年時点か)掘り下げられていった結果だろうけど、そういうのを許容してくれる作品ってのはある意味すごい。

 

 で、トップ画像の右端が最新シリーズ。これこそつい先日リリースされたばかりとのこと。話はまぁ...調べてくださいってところか。ガンダムのある程度の知識が無いと楽しめないレベルの話なんで、ここでそれ書いたら無駄に長くなりそうなのでこのへんで。

 

 小説版は予備知識のある方向けだそうで。ただ、軍事法廷ものなのでそのへんがお好きな方はぜひ。