Think Like Talking.

趣味や子育て、ゆるい生活をつづる備忘録

Silent Jealousy

モビルスーツアンサンブル、20弾。

モビルスーツアンサンブル 20弾 X1

回してきちゃった。

 回すまい、と思っていたが、Twitter一部界隈で戦果報告が上がってきたらそりゃ祭りに参加したくなるというもの。最近はガシャどこなるサイトでどこに在庫があるかが目安を付けやすくなった。が。

 誰もが知れる、ということは誰もが狙えるということで。ようやく時間が取れたので、在庫残り僅かという表示を当てにして近場のショッピングセンターへ。

 

 すでに残弾ゼロ、空振り。1回500円のためそこそこの財力が必要=大人がターゲットのガチャがこんだけ売れるというのがそもそもすごい。EX弾の売り上げで通常弾に還元できるという話だが、Twitterでの諸氏戦果報告で惜しげもなく数箱単位で購入しているのを見ると、おそらく事実なんだろうな。

 気を取り直して隣町のショッピングセンターへ。ここはガシャどこに登録されていないがそこそこ大きめのガチャガチャコーナーが点在しているため、数か所を一つのセンター内で探索できることになる。駐車場から最短距離でガチャガチャコーナーへ。最大のコーナーを目的地として、経由ルートにある台の内容をチェックしつつ。とりあえず2台は確認、上限を1500円に設定して3回だけ回す。

 なぜ3回か。JALのマイルがたまってAmazonポイントに変換して、BOX版をすでに購入しているから。ただし、その配送がどうやら2月第2週にずれ込みそうだというのと、やっぱりちょっと自分の手で回したい!! という欲望に忠実になったため。いっそ潔し。

 

 さて戦果といえば、X1・X2・ストライクE素体と、カブリなし。ネモやIWSP、武器セットはBOX版が来れば自動的にアソートに入っていると考え、ここで打ち止め。イッツイナフ。

モビルスーツアンサンブル20弾 関節部品変更

X1の部品展開。関節の部品が今回から変更された

 つくづく、単価500円でこれだけのものが手に入るとはすごい時代になったもんだ。

 しかして、MSアンサンブルシリーズは基本的にそれぞれに説明書が入っているわけではなく、ある程度そのモビルスーツの概要を知っていないとどこに何が付くかわかりづらい。まして、今回のように共通部分の基本構造が変更(部品が追加)された場合は公式HPを見ないとよくわからんことにもなりかねない。特に肩関節は、今回から単軸から複数部品を組み合わせ可動域を拡大している。

モビルスーツアンサンブル20弾 肩関節部品

こんな感じの部品。といってもこれだけじゃよくわからんか。

 その甲斐あって、肩を上げる軸が2か所になり、ポーズを付けやすくなった様子。といっても俺の場合は余りそこまで見栄を切るポーズで飾らんので...ね。

モビルスーツアンサンブル 20弾

X1とF91全塗装ハリソン機。

 ハリソン機を筆塗り全塗装したのが昨年の春先、その頃にはクロスボーンが出るとは思っていなかったから、まさかの共演が実現したわけで。その上初回登場時のハリソン機(確か本編・スカルハート版・鋼鉄の7人版でそれぞれカラーが違ったはず)。

モビルスーツアンサンブル 20弾 X2

続いてX2。

 HGUCやMG、RGでも出ているのは知っているが、一般販売してねぇんだよな。そこそこ人気の高い機体だと思うんだけどなぁ...

 さて残るストライクEは今のところまだ組んでいない。というか前弾の19弾も実はまだ組んでいないのだ。最近は息子も知恵がついてきたのと、些細な違和感を見逃さない目を持ち始めた。すなわち、前は内緒で増えていても気づかれなかったのが、「お父さん、新しいの増えてるよね...」と耳打ちしてくるようになったのよ...。

 前は「秘密の部屋から取り出してるのさ」とはぐらかしていたが、そろそろ気づく年齢になるだろうと。一緒にガチャしに行くか、と誘おうにも最近は外出自体はばかられるからそうもいかん。俺も任務(買い出し)のついでに行った程度だし、こうした状況が早いとこ収まってくれんかなと願うばかり。

 という、ガンダムカフェ閉店の日の日記。結局限定のアンサンブルガチャ、回しに行けなかったな。

 あ、タイトルがなぜ「Silent Jealousy」か。JAPANのつく前のX、Xつながりということで。お後がよろしいようで。

 

小さな風景

2022新年一発目

 あけましておめでとうございます。今年も駄文プロセッサにお付き合いくだされば。

 元旦の道央地方はいきなりの超大荒れ。我が家も例外ではなく朝から除雪でスタート。テレ東系の「孤独のグルメ」ぶち抜き一挙放送の潔さに感じ入りながら、一仕事終えて昼過ぎに妹一家が正月恒例の挨拶で来訪。この日のためにふるさと納税で入手していたおせちを持ってきた。妹サンクス。

 昼からの宴、除雪疲れの俺と親父、飲み疲れの義弟と順番に昼寝。目覚めてまだ14時過ぎ、お年玉をもらって店を見に行きたい息子と甥っ子sが何かを訴えかけてくる。よし、じゃあ行くか初売り。

 吹雪も収まり、車もまばらな元旦の街。男4人で出発。子供らのリクエストに応えてブックオフ(トレカの中古目当て)→イオンモール(ゲーセン・ガチャなど)と、妹夫妻が連れて行かないルートでグレートジャーニー。太鼓の達人・鬼レベルを叩きまくるどんぐり一号=上の甥っ子、それを見つめるどんぐり二号=下の甥っ子+どんぐり三号=うちの息子。そのあとは三人仲良くセブンティーンアイスを頬張る。中学・小学・幼稚園の3人が、一つの兄弟のように並ぶ姿。

 

 ああ、俺も従兄s(双子)に連れられてこんな風に遊んだな。

 

 それを見る大人たちが幸せそうな顔をしていた気持ちは、こんなだったのかな。

 

 お年玉の使い道は、どんぐり一号=ゲームのプリカ、二号=中古のトレカ1枚、三号=いいガチャがなくて貯金、という三者三様。時代と共に今の子供はこういう考えなのか、と行き帰りの車中の会話でひとしきり考えさせられる。

 

 ゲーム一つとっても、一本のソフトをやっとお年玉で買っていた俺たちの世代と、課金アイテムのためにプリカを買う甥っ子の世代ではおそらく価値観は違う。さらに上の俺たちの親世代からしてみたら「ゲーム」というひとくくり、でもそこから得られる経験・体験の質も確実に変化している。

 所詮はデータなのだ。ガチャだのコンプだの言っても、運営が金を出させるためのデータのバリエーションであり、収集欲求の刺激でしかない。でも、それがハマったゲームであるか、俺たちがバンダイの手の上で新作ガンプラに一喜一憂するかの違いで、どれほど違うといえるのか。そしてそんな大人が、子供たちに何を説いてやれるのか。実体・生身の体験を知ったうえでその世界に触れるべきであるとどう伝えられるのか。

 自分の息子がそういうものに興味を持ち始めた時、どの程度寄り添ってどの程度軌道修正してやれるか。甥っ子たちにも全力で、息子と分け隔てないように接する中でいつも考える。

 

 なーんて考えながら、2022年元旦終了。今年もよろしくお願いします。

そんなことはどうでもいいさ

趣味のアレコレを考えたことをツラツラ。

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いきなりチョイプラ・アモデウス

 前回のエントリで「いつまでも子供の頃のままの趣味の世界の重力に引かれていていいのか」という葛藤の末、結局はガンプラ買って帰った話を書いた。

rosso13.hatenablog.jp

 三つ子の魂百式というのはよく言ったもんで、幼稚園くらいからプラモを触っていた昭和生まれにとって、ガンプラに限らず「プラモなら何でもいいじゃん」と開き直ることにした。ただし。

 

・プレミア価格で買わない。(転売屋に死を)

・時間がかかっても、極力作る。(積んで満足しない)

・並んで買うときに中学生以下の子供がいたらそっちに回す。

 (新しい時代を作るのは、老人ではない!)

・楽しむなら全力で。(人と比べて勝手にへこまない)

 

 という家中法度を自分の中で決めるに至る。

 実は11月にTwitterを始めた。MSアンサンブルの担当さんのアカウントをフォローして情報を取りやすくする、というROMに近い使い方だが、たまに自分の作ったのをアップしたりはしている。ほかのモデラーさんの作品を観たりとか、いろんな発想をもらったりとか。まぁズブズブにハマるのは時間がないしそこまでじゃないんだが。

 ただ、やっぱり上手い人や発想を見ると、自分の作品、というにはおこがましいブツをアップするのが気恥ずかしくなる瞬間がかなりある。別にコンテストに出すとかいいねやリツイートをたくさんもらいたいとか、フォロワー数を競ったりとかする気もないので全く問題ないのだが、ねえ。

 翻ってこのブログ。今年に入ってからガンプラ部や模型部のグループを登録し、ちょっとだけアクセスが増えた。増えりゃ嬉しいもので、ちょっとしたことでも日記を上げるようになる。また読者の方もちょっと増えた。増えりゃ楽しいので、ささやかにそうした人たちの作品にもスターを付けに行く。これくらいの緩さでちょうどいい。模型系の方々はちゃんと日記も更新されているため、張り合いもあるというか。そりゃもちろんきちんと作品を仕上げている方々なので、いろいろ参考にさせてもらっておりますよっと。

 そんな刺激をもらいながら、40代も中盤で模型の新たな楽しみを噛み締めている次第。収納場所に困ることも多々あれど、老眼の進行に逆行するように小さなモデルの筆塗りが楽しくて仕方ない。

 難しいことは抜きにして、目の前の対象に集中するマインドフルネス。

 それを俯瞰したとき、その対象を通じて何を考え、何を子供に伝えるべきか。

 とても興味深い記事をnippperにて見つけて、そうだ、俺はこのことに違和感を感じていたんだと得心した次第。

nippper.com

 最近のアニメを含む作品を見るにつけ、どんどんと残酷・残虐描写がひどくなっているように感じる。ガンダム系でも、そもそもコロニー落としなんて大量虐殺からスタートして、SEEDのサイクロプスジェネシス、レクイエムなど大量破壊兵器の規模がドンドコ大きくなってきている。ドラマ・フィクションとはいえ、ふと現実に返ったときに「そうした兵器が現実にない(であろう)」ことと「それらの射線上に自分たちがいない」ことに安堵する。そう、キャラクターものの大半はそうした「誰かを傷つけ殺すためのもの」である。そこに至ったとき、子供にどう説明すべきかという命題にぶち当たった。

 詳細は省くが、一頃息子がGP-02=サイサリスに興味を持ったことがある。GP-02といえばアトミックバズーカ。人類がすでに手にしている「核の火」である。フィクションの世界と、現実の世界。それらが使ってはならない理由、使われない世界にしなければならない理由、そして子供たちの世代にその世界を残してやらなければならないこと。風呂の中でのぼせそうになる程、息子と話をした。

 ガンダムは史実ではない。だが、伝えるべき話の媒介として、フィクションが現実になったらというifを通じて次の世代に教えるには、身近でいいと思っている。それこそが富野御大の目指したものかもしれない。フィクションで済ませておけばいいものを、わざわざ現実の兵器にしてしまうやつらもいる時代だ。それが技術の進歩につながっていくのは事実ではあるが、技術を正しい方向へ使うのか、破滅の方向へ使うのか、常に問いかけることを伝えなければならない。

 

 なーんて小難しいことを考えてしまう。

 

 武装もりもりのプラモを作らないのは、実はそんな場所にいるから。そりゃ活劇の中でかっこええなあと思うものは単純に楽しんではいる。アホな話だが、フィクションの世界の中の「リアル」を考えたときに「この兵装は運用難しくね?」とか「携行できねぇだろコレ」とか、そんなことを思い始めてどんどんシンプルなメカに惹かれ始める。F91レッドフレームの素体、ZプラスもC1が好きなのはそのため。ガンダム以外ではそれこそ「なっちん」やトップのアモデウスボトムズを遅ればせながら見直したり。マクロス系も爆装なしのシンプルな姿に惹かれ始める。

 

 グルグルグル。

 

 いいや、楽しいと思えばそれでいい。カッコいいと思えばそれでいい。楽しむことを小難しく考えるのは悪い癖だ。

 

 そんなことはどうでもいいさ。


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 こんな曲です。「そんなことはどうでもいいさ」。

Desert Arrow

チョイプラ・なっちんサンドイエロー塗装の話。

 勤労感謝の日。日ごろお疲れ様、俺。というわけで昼下がりから途中になっていたチョイプラ・なっちん(サンドイエロー)を筆塗り全塗装。

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シタデルのGREY SEERで下地塗装

 前回の日記で買ってきたコトブキヤの1/35なっちんがグレーVerだったため、このまま親亀子亀でもいいかなぁと思ったが、こいつは便宜上「息子の」なっちん。オーダーはサンドイエローでかっこよく、だったので思い直し基本に戻る。

rosso13.hatenablog.jp

 さて、サンプルの画像は結構な「黄色」に見えるのだが、砂漠戦仕様ということでベージュ系に仕上げる。全体を一気にZANDRI DUSTで塗り上げ、設定画のブラウンをAV-88とMOUNFANG BROWNで塗り分け。あとはブラックの部分や関節部分などを細かに塗ってお手軽仕上げ。

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途中経過

 ウェザリングも入れようと思ったが、泥濘地や森林などと違って乾燥してるんじゃないか、と思いプレーンな仕上げに留める。肩関節にあたる部分をRUNELOAD BRASSにしたが、砂の入り込みを防ぐシーリングをイメージしてGREY SEERのままがよかったかなぁ...と思ったがまあいいだろう。

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目の部分にミラーシールを入れて完成。ってここからじゃ見えん。

 

 今回は前のレッドショルダー仕様と違い微妙にホワイトのラインを入れるなど設定画を参考にしたディティールにしてみた。粗は残るが老眼にはこれが限界。最近日が落ちるのが早くて、手元の灯りが心もとなくなるのよ。

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といいつつ同じくチョイプラ・アモデウス開封

 ここで日没コールド。晩飯の準備も始まりそうだったのでゲームセットとす。キッチンテーブルでも臭いが全く気にならないマテリアル(リモネンセメントやシタデルカラー)のみでお届けしております。

 ともかくも、無事に砂漠仕様のなっちん、ひとまず完成。その気になれば半日で塗装まで終われるのがいいですな。フォルムもサイズも愛でたいレベルなので、気が付いたらつい増えているかもしれん、チョイプラシリーズ。ああ、来月はコマンドフォークト、来年はRSCやブルーティッシュドッグが展開されるらしいし、ちょっと気になるシリーズになってきましたな。

 個人的にはガシャプラのボトムズシリーズをはじめ、常時販売アイテムとして出してほしいのだがいかがか。あとはメカコレでマクロスVF大全とか。ガンプラ以外の、かつて立体化できなかったものが最近はリリースされているので、シリーズ展開できそうなものは結構あると思うのだが。特に量産機、コレクションしやすいスケール展開で...。

 妄想紙芝居が始まりそうなのでこの辺で。

 

 

 

 

アフロ軍曹

朝起きたらケロロ軍曹が「踊っていた」

ケロロ軍曹アニバーサリーパッケージエディション

ケロロ軍曹アニバーサリーパッケージエディション

 ある朝、家族の誰より早く起きて居間のカーテンを開けると、窓際のテーブルで6歳の息子が作ったケロロ軍曹が「踊っていた」。や、単にベースの上でポーズ付きで立っていただけなのだが、アニメ第一期EDの「アフロ軍曹」を彷彿させる表情とポーズで彼は「踊っていた」ように見える。

 この、いわゆる「ケロプラ」シリーズは初めて手に取り、息子が作ってみたいと望むため与えたのだが、プラモデルで遊ぶということの原点、もっと言えばポーズを付けて飾ることの原点を考えた。

 見ての通り、ガンプラのようなバッキバキのモールドは皆無。色はせいぜい5色程度。エヴァのような生物的にヌメッとした可動軸を入れる余地のないフォルム。手足はポーズに合わせた固定のものがいくつか付属し、それを組み合わせるタイプ。付属品といえば、劇中で出てきた初代ガンダムをモチーフにしたライフルやシールドなど。とってもシンプル。

 でも、子供が遊ぶものと考えるならこれで十分なんだろう。その制約の中で、「ケロロならこう動く」「こんなポーズなら楽しい」というのを考える、組み合わせる。そんな結果が、朝の光にたたずむダンシング・ケロロだったのだろう。

 素材の表面は帰るという設定どおり光沢のあるスムーズさ。下手に塗装してつや消し・トップコートでつやつやにしてしまうと違和感が出てしまいそうな絶妙な「ぬめり」。目は標準とトップ画像の「ゲロゲロリ」顔を後部のレバーで切り替えられるギミック。シールも最小限。それでも、そこに出来上がるのは確かに「ケロロ軍曹」であります。

 劇中のオプションをてんこ盛りのキットも多いけど、これくらいシンプルでいいんじゃないかね。楽しみ方はそれぞれ、そしてアニメの舞台的に日常の中である以上、自分の現実の片隅に「もしケロロがいたら」というシチュエーションを実現するには十分なのかもしれない。

 


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紫陽花と向日葵

時には子育ての話を。

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8月の向日葵

 おかしいでしょこの北海道の連日真夏日。もう20日近く続いてるんじゃないの。札幌中心部では大詰めの競歩やマラソンをやってるみたいだけど、マジで人死にが出るぞこんな環境。

 という8月の道央地方。息子も夏休みだが、感染拡大の折どこにも行けず、クーラーのない家の中でひたすら扇風機に当たりながら誕生日に買ってやったファミコンミニをキャアキャア言いながらやっとります。いつかの予告通り、現代の至れり尽くせりなゲームではなく、今のアラフォー以上が子供時代に理不尽を学んだ黎明期のゲームが30個。マリオもカービィも最初はこんなだったんだぞ、とオリジナルを知るという意味で。

 今どきの子供たちにとっては、2D・アナログ・ノーコンティニューのハードなゲームは本当に厳しい。うちの息子は6歳になるここまでゲームというものに触れさせていない。なのでコントローラーを使って画面のキャラクターが動くというのがものすごく新鮮。休みのたびに「お父さん、これやって!!!」と模範プレイをせがまれるのだが、お父さんも子供の頃に触れていない(欲しくても買えなかった)ゲームが半分以上。初見で「おお、こんなゲームだったのか」と思うことしきり。

 

 今の世の中、子供に与えるのにタイミングが難しいと思うのが、ゲームとスマホだと考えている。スマホはそれこそ小学校高学年か中学生くらい(塾通いが一つの基準かなぁ)、ゲームは兄弟がやってるとかなり早い段階で触れることになる。一人っ子の場合は親のゲーム次第になってくる。お構いなしにゲームをやってる場合は親のPS4だのSwitchだので子供がそれに触れるが、うちのように俺も嫁もほぼゲームをやらない(正確にはやるんだけど、たまに3DSだのPS Vitaだのを引っ張り出してくる程度)場合はその限りではない。というか、嫁と協議の上、あまり早いうちからゲーム漬けにするのは止めようということで、親の我々もある程度制限していたというのが正しい。

 果たして、その甲斐あってか息子は6歳直前までゲームに興味を持つことは(表面上)なく、ただし幼稚園で他の子供たちと話が合うだろうか...という親の心配をはらみつつ育ってきたわけで。そんな息子が、誕生日を前にプレゼントの希望を伝えてきた。

 

「お父さん、僕ね、ほんとはラジコンじゃなくてゲームをやってみたい」

 

 それは息子が、精一杯の勇気を振り絞って伝えてきたものだった。反抗期というほどの激しさではなく、親が折角与えてくれるものだから...というような早熟な口ぶりで受け入れてきた息子が、年相応の希望を以て、「一度決めていた希望を変える」というこれまでやったことのないことを。

 そういう経緯を経て与えたファミコンミニ

  今のところは日々楽しそうにやってます。一応時間を決めて何時まで、という言いつけは守り、自分で自制しながら。不器用に何度もやられながら、いつの間にか操作法に慣れて親も驚くほど先のステージに進んでいたり。それはそれでいいんだろう。

 

 かといってインドアに引きこもるでもなく、いとこのお兄ちゃんたちが遊びに来れば先頭切って「外に遊びに行く!!!」とお兄ちゃんたちを振り回し。熱中症の心配でハラハラする親を置いてけぼりに駆けていく。なんと頼もしいことか。

 そんな子供たちを見守る庭の向日葵が、トップの画像というわけ。

 ともすれば30度を超えない夏もある北海道、今年はエクストリームな暑さで「夏」という感じだが、なんかこう...ねえ...もう少し手加減してくれんかと。北海道の短い夏休み、初めての花火や腹いっぱいになるまで食べたスイカ、お父さんとお揃いのTシャツ(MoveSportの)...いつか振り返ったとき、オリンピックが日本であった(しかも札幌にも来た)夏を、素敵な思い出が多くなっていればいいなとお父さんは願っている。

 

 まぁそんなお父さんは、四方八方プライベートと仕事に囲まれて一人気分はチャタンヤラクーサンクー。

真夏のサーガ

真夏のモビルスーツアンサンブル7.5の話。

 夏休みの年長さん息子、少しでも涼ませてやりたいと思って近場のドライブに連れ出すことに。殺し文句は「ガチャやりにいくぞ」と。「ガシャどこ」なるページで在庫ありと表示された店に行けば確実にあるだろう。そう、MSアンサンブル7.5。

 とはいえ.5ということはもともと持っている弾のカラーリング変更。しかもこの第7弾はあまりいい思い出がない。というのも、一応はフルコンプしたの。でもね、リ・ガズィがあまりにレアだとか(俺は3回目くらいで出た記憶があるが)、ギラ・ドーガが4連続で出て気を失いかけたとか、結局Gディフェンサーは職場の同僚と偶然交換して手に入れたとか。今回どんなもんかと思ったけど、レズン専用機が追加されているということはギラ・ドーガ祭りがまた盛り上がりかねない。リ・ガズィはそこまでいらんがMk-IIのティターンズカラーは捨てがたい。

 という逡巡を経たものの、まぁ息子を連れ出すのは成功。さあいざ回すぜ。

ガンダムマーク2 ティターンズカラー

モビルスーツアンサンブル7.5 ガンダムマーク2 ティターンズカラー

 カプセル色はクリア。エゥーゴカラーよりもりりしく見えるのは気のせいか。部分塗装でスラスター内部に色を追加してやったら十分に解像度の高いモデルになるだろうな。

Gディフェンサー ティターンズカラー

Gディフェンサー ティターンズカラー

 息子が回したのが見事にGディフェンサー。といってもやっぱりティターンズカラーのスーパーガンダムはあまりイメージわかないので。カプセル色はイエロー。

スーパーガンダム ティターンズカラー

スーパーガンダム ティターンズカラー

 一応この姿は収めるものの、この後先ほどのように分離させ、ヘイズルなどのTTT部隊に合流させたくらいにして。

 

ギラ・ドーガ マーキングプラス

ギラ・ドーガ マーキングプラス

 パイプ部分と濃いグリーンの部分にメタリックが入っており、単なるマーキングの追加にとどまらない。これもありだな。ノーマルのは4機ぐらいあるので息子が持ってったが。カプセル色はグリーン。

 それぞれ一発のため3回しか回さずダブりなし。リ・ガズィもレズン機もそこまで執着なし、武器セットに至ってはノーマル弾で3つはダブったのでもういい。というわけで7.5弾はこれでイナフ。十分。

 ってか、レズン機はダブりまくったノーマル版を筆塗り全塗装するという手もあるんだよな。部分塗装でディティールアップするのもまだまだ楽しめそうだし、コスパ的には非常によろしい。ということで、8月1日は暮れていく。